蓄電池の価格と安く買う方法・メーカーの選び方│蓄電池の販売・導入に役立つ情報を紹介

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蓄電池の価格と安く買う方法・メーカーの選び方│蓄電池の販売・導入に役立つ情報を紹介

蓄電池を販売したり導入を推進したりする際には、お客様にさまざまな内容を尋ねられます。
特に、蓄電池の価格を気にするお客様は多いのではないでしょうか。

ここでは、蓄電池の販売・導入を推進する人に向け、蓄電池の価格推移・導入のメリット・主要メーカー・選び方などを解説します。
多くの情報を収集し、お客様への説明にお役立てください。

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太陽光発電に使われる蓄電池【リチウムイオン蓄電池】

蓄電池は、材料により以下の種類に分けられます。


・リチウムイオン蓄電池

・NAS蓄電池

・鉛蓄電池

・ニッケル水素電池


太陽光発電など、家庭用の蓄電池の主流はリチウムイオン蓄電池です。リチウムイオン蓄電池は小型化しても優れたパワーを発揮し、スマートフォンや電気自動車など幅広い用途に活用されています。


蓄電池の価格相場の推移

平成29年に公開された資源エネルギー庁の資料によると、かつて家庭用蓄電池の目標価格は下降していました。
平成28年度の寿命10年の蓄電池の目標価格は、20万円/kWhでした。
以降目標価格は下降する一方で、平成29年度の目標価格は15万円/kWh、平成30年度では12万円/kWh、令和1年度では9万円/kWhでした。


しかし、近年は蓄電池の目標価格が上昇に転じています。

令和4年に経済産業省がまとめた資料には、令和4年度の目標価格は家庭用で15.5万円/kWh、業務・産業用は19万円/kWhと記載されています。


※参考:定置用蓄電池の価格低減スキーム│資源エネルギー庁

※参考:蓄電池産業の競争力強化に向けて 制度・ルール・標準/需要拡大・国際展開│経済産業省


蓄電池の目標価格が上昇に転じた理由

蓄電池の目標価格が上昇に転じた背景には、原材料であるリチウムの逼迫が挙げられます。蓄電池を必要とするシステムは、太陽光発電だけではありません。スマートフォンや電気自動車などの蓄電池にも、リチウムが必要です。


以降も蓄電池の目標価格は上昇すると考えられます。蓄電池を導入する予定があるなら早々に動いた方がよいといえます。


蓄電池の購入・設置にかかる価格

令和4年現在、オンラインの情報を参考にすると、蓄電池の購入・設置には15~20万円/kWh程度かかります。蓄電池の容量によっても価格は変わるため、導入予定の蓄電池の容量に合わせてお客様に費用の相場を伝えましょう。



蓄電池の購入・設置にかかる価格内訳

蓄電池を設置しようとすると、本体価格以外のお金も必要になります。蓄電池の導入・設置にかかる価格の内訳を解説します。


1.蓄電池本体・パワーコンディショナーの価格

太陽光発電とは別に、蓄電池にもパワーコンディショナーが必要です。太陽光発電のパワーコンディショナーは、家庭や企業で電気を使えるように直流電流を交流電流に変換します。


一方、蓄電池のパワーコンディショナーは、交流電流を再び直流電流に戻します。蓄電池には、直流電流の電気しか蓄えられないためです。なお、太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナーを一体化した蓄電池を「ハイブリッド蓄電池」と呼びます。


2.工事費用

蓄電池の設置には専門的な作業が必要です。設置場所に基礎をつくった後に、蓄電池とパワーコンディショナーを設置します。続いて、配線を接続して動作確認がなされます。機器を運搬する費用など、業者によっては個別の費用が発生する場合もあるため確認が必要です。


なお、DIYでは蓄電池を設置できないため、工事費用の節約はできません。資格を持たないで作業すると、ペナルティを課せられる恐れもあります。


3.申請費用

蓄電池を設置する際は、電力会社と経済産業省・資源エネルギー庁への申請が必要です。費用は別途発生しますが、申請を代行してくれる業者を選ぶと手続きを心配せずに済みます。


4.保証費用

蓄電池に保証を付ける場合は、保証費用も発生します。自腹で蓄電池を交換するとなると、導入時と同じような出費が発生しかねません。長い目で見ると、保証を付けた方が堅実といえます。


たとえば、自然災害で蓄電池が損傷した際に「自然災害補償」が適用されると、蓄電池を無償で、あるいは割安な価格で交換してもらえる可能性があります。


5.アフターフォローの費用

アフターフォローの内容には、トラブル発生時の対応や定期点検などが含まれます。蓄電池の定期点検は義務付けられています。点検を怠ると、蓄電池のパフォーマンスが低下するだけでなく、いざというときに使えない恐れもあるため気を付けましょう。


また、メーカーによっては、アフターフォローに独自のサービスを取り入れている業者もあります。


蓄電池の価格・導入費用を抑える方法

できるだけ安く蓄電池を導入したい、というお客様は多いと考えられます。以下では、蓄電池本体の価格や導入費用を抑える方法を解説します。


1.国や自治体の補助金を使う

国や自治体が用意する補助金を使うと、導入費用を抑えられます。予算の上限に達すると補助金は打ち切られるため、情報を入手しだい早急に動く必要があります。


令和4年度のDER等導入事業(C事業)は、同年度の7月に公募が開始されました。しかし、公募開始早々に申請は締め切られています。


2.割安な蓄電池を選ぶ

同じ蓄電池であっても、販売店によって価格は変わります。相見積もりを取って価格を比較する必要があります。また、相場を大幅に下回る場合は、工事費用が含まれているかなど詳細を確認すべきです。


蓄電池の価格を抑えたいときは、型落ち商品が狙い目です。型落ち商品は、大きな問題があるわけではありません。最新モデルへのこだわりがなければ、型落ち製品でも十分使えると考えられます。


3.取り扱いに注意する

長期的な視点で捉えると、蓄電池の使用期間が延びるほどお得といえます。取り扱いに不備があれば、数年程度で蓄電池を交換する羽目になりかねません。蓄電池の寿命を延ばすには、定期点検の頻度を守るだけでなく、設置場所にも配慮する必要があります。


蓄電池の設置場所については、のちほど詳しく解説します。


【価格が安いうちに】蓄電池を導入するメリット

蓄電池があれば、節電に加え災害時にも役立ちます。蓄電池を導入するメリットを解説します。


1.節電できる

多くの電力会社には、夜間に電気料が安くなるプランが用意されています。昼間は蓄電池の電気を使って生活し、電気料が安い夜間のみ電気会社から電気を購入すれば節電できます。


2.災害時にも電気を使える

蓄電池があると、いざというときに安心です。地震や台風などの災害が起きると、電気系統の復旧に長期間かかる場合も少なくないためです。


蓄電池があれば太陽光発電でつくった電気を使って生活でき、災害時のストレスを軽減できます。また、スマートフォンなどを充電できれば、復旧や物資の供給などの情報を得られます。


3.ピークシフトに貢献できる

ピークシフトとは、世間の電気使用量が少ない時間帯に蓄電器に電気を貯めておき、使用量が多い時間帯に貯めておいた電気を使うことです。
近年は電力不足が深刻化しています。蓄電池によりピークシフトを図ると、社会貢献が可能です。


国内外の有名蓄電池メーカー

有名なメーカーは実績が多く、無名のメーカーと比べると安心して蓄電池を導入しやすいと考えられます。
国内外の有名な蓄電池メーカーを以下に紹介します。


シャープ株式会社


長州産業株式会社

オムロン株式会社

パナソニック株式会社

ニチコン株式会社

ダイヤゼブラ電機株式会社

京セラ株式会社

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社

Tesla, Inc.

Huawei Technologies Co., Ltd.


蓄電池の選び方

用途に応じて必要な蓄電容量、使用年数などは代わります。蓄電池を選ぶ際に役立つ情報を解説します。


1.蓄電容量

蓄電容量とは、蓄電池が貯められる電気の量を示す数値です。蓄電容量が大きければ大きいほど、蓄電池の価格は割高になります。蓄電池の導入費用を抑えつつ快適な暮らしを保つには、家族の人数に見合った蓄電容量を選ぶことが重要です。


2.使用年数

充放電を繰り返すに従い、蓄電池の蓄電容量は低下します。蓄電池の寿命を予想する際は、メーカーが提示する「サイクル数」が手がかりになります。サイクル数とは、蓄電池が充放電を繰り返せる回数です。


同じサイクル数の蓄電池で比較すると、蓄電容量が大きい蓄電池ほど1回のサイクルにかける時間が長く、長寿命といえます。


3.周辺機器との兼ね合い

蓄電池を効率よく使うには、周辺機器との兼ね合いを考慮して蓄電器のタイプを選ぶ必要があります。

たとえば、太陽光発電などを導入せず蓄電池単体で使いたいなら、単機能型が適しています。
電気自動車を利用する予定があれば、トライブリッド型が向いています。
トライブリッド型とは、蓄電池・太陽光発電・電気自動車の3つを稼働させられる蓄電池です。


新しく太陽光発電を導入するなら、ハイブリッド型がおすすめです。ハイブリッド型を設置すると、1台のパワーコンディショナーで太陽光発電と蓄電池を利用できます。


4.停電時の電気供給

停電時の電気供給は、蓄電池のタイプによって変わります。電気を節約して使いたい場合は、特定の設備にのみ電気を供給する特定負荷タイプが適しています。


一方、普段と同じように電気を利用したいなら、全負荷タイプがおすすめです。


ただし、全負荷タイプは電気の使用量が多く、蓄電容量が少なければ電気を使い切ってしまう懸念があります。


蓄電池を導入する際の注意点

蓄電池を導入する際は、設置場所や業者選びなどに注意する必要があります。蓄電池を導入する際の注意点を解説します。


1.設置場所

高温や湿気を避けて設置しないと、蓄電池の劣化が早まります。以下の場所には蓄電池を設置すべきではありません。


・直射日光の当たる場所

・結露が予想される場所

・風雨にさらされがちな場所

・ゴミがたまりがちな場所


蓄電池のサイズをチェックし、無理なく設置できるスペースであるかも確認が必要です。


2.訪問業者に注意

蓄電池の訪問業者に、悪質な勧誘を受けたという人もいます。一般的な業者でも、訪問業者は人件費がかかりがちであり、費用が高額になりがちです。見積もりを比較して、相場よりも高い金額で契約しないように注意が必要です。

ただし、訪問販売事業者様の中でも「お客様志向」できっちりと経済効果シミュレーションを提示して納得いただいた上で蓄電池を購入してほしいという会社もたくさんあります。

当社の住宅用太陽光・蓄電池経済効果シミュレーター「エネがえる」を導入いただいている信頼おける販売事業者さまも多いので、もし、訪問販売事業者から営業・提案を受けたらぜひ、「エネがえるを使った経済効果シミュレーションを提示してもらえませんか?」とお伝えしてみてください。

3.売電価格の下落

蓄電池を導入するお客様のなかには、売電収入を期待する人もいるかもしれません。しかし、売電収入を得るよりも、家庭で電気を消費した方がお得な可能性があるので気を付けましょう。


実際、資源エネルギー庁のデータによると、令和3年~5年度にかけ、1kWhあたりの調達価格は徐々に減少しています。


※参考:固定価格買取制度│経済産業省・資源エネルギー庁


まとめ

蓄電池の目標価格は下げ止まり、令和4年現在上昇傾向にあります。蓄電池を導入すると、節電や災害対策になります。

なお、家庭用・産業用蓄電池の導入推進には、エネがえるASPエネがえるBizがおすすめです。

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●執筆者プロフィール

会社名:国際航業株式会社(http://www.kkc.co.jp/

部署名:公共コンサルタント事業部カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

執筆者名:樋口 悟

執筆者の略歴:国際航業株式会社エネルギー部デジタルエネルギーグループ。エネルギー診断クラウドサービス「エネがえる」担当。1996年東京学芸大学教育学部人間科学課程スポーツコーチ学科卒業。1997年上場大手コールセンター会社に入社、2000年大手上場小売企業グループのインターネット関連会社で最年少役員に就任。2011年に独立起業。大企業向けにSNSマーケティングやアンバサダーマーケティングを提供するAsian Linked Marketingを設立。30以上の大手上場企業のプロジェクトを担当。5年で挫折。2016年国際航業株式会社新規事業開発部に入社しエネルギー領域の事業開発、エネがえる事業開発を担当。
https://energy-shift.com/news/author/71cbba7e-dbbc-4728-9349-9cdbed975c6e

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