電気代節約以外にもこんなにある!太陽光発電のメリットとは

エネがえる Mag

電気代節約以外にもこんなにある!太陽光発電のメリットとは

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実はわたくし数年前までフリーランスでSNSのコンサルとか商売にしてました。いまは立派なサラリーマン。デジタルエネルギーチームの樋口です。

今、世界各国で太陽光発電への注目が高まっています。資源の枯渇が懸念される中、自然の力を利用する太陽光発電は資源の節約という面からも、とても有望な発電手段です。国も再生可能エネルギーの手段として導入目標を掲げており、期待が高まっています。

また、設置や管理の手軽さから、個人でも導入するオーナー様が増えています。天候に左右されるなど独特のデメリットはありますが、電気代コストの節約以外にもさまざまなメリットがあります。また、自治体からの助成金、余剰電力の買取制度など多くの魅力があります。

ここでは、太陽光発電の仕組みやニーズが高まっている背景、メリット・デメリットのほか、導入に際してのポイントなどもご説明します。

太陽光発電とは

太陽光発電は、太陽からのエネルギーを太陽電池パネルを用いて電気エネルギーに変換する発電方法です。1954年のアメリカの研究所での発明以来、各国で開発が進められてきました。黎明期(れいめいき)には、日本のメーカーが太陽光パネルの生産の多くを占めるなど、日本が開発のトップに位置してきた経緯があります。

どうやって発電するの

太陽光発電の発電は、ソーラーパネルとも呼ばれる太陽電池で行います。シリコンや化合物などの素材で作られることが多いこのパネルは、半導体の性質を持ったエネルギー変換素子です。パネルの表と裏の半導体に電子(-)と正孔(+)が集まることで、電流が流れる仕組みになっています。

何が必要なの

太陽光発電に必要な設備は全部で4つあります。太陽光を電力に変える「太陽電池」、太陽電池で発電した電気を一つにまとめる役割を持つ「接続箱」、発電した直流電気を家庭の電気系統に供給できる交流電気に変換する「パワーコンディショナー」、家庭の分電盤に電気を送るための「分電盤・電力量計」といった周辺設備です。

また、余剰電力には買取制度も設定されているため、一般的な太陽光発電システムでは、発電した電気が余った場合には売り、不足した場合には電力会社から購入する系統連係という仕組みを採用しています。そのため、電力量計は電気を購入するための「買電用」と、電気を売るための「売電用」の2つが設置されます。

なぜ今、太陽光発電なのか

日本は、資源の多くを海外からの輸入に頼っています。石油や石炭といったエネルギー資源も例外ではなく、いずれ枯渇してしまうといわれているエネルギー資源問題は、昔からの重要な課題のひとつでした。また、高度経済成長時の公害問題に代表されるように、環境汚染の問題も同様に解決すべき課題のひとつです。エネルギー源の確保が容易で、発電時に煙やガスを排出しない太陽光発電は、国も再エネの大きな柱として位置づけるなど期待が高まっているのです。環境に対する意識は個人の中にも浸透し、公共設備としてだけでなく、個人のエネルギー対策、環境対策として必要とされつつあります。

太陽光発電のメリット

前述のように、太陽光発電には環境に優しい発電方法であるという大きなメリットと、エネルギー源が豊富というメリットがあります。また、ほかにも電力の節約が可能、非常用電源としての活用が可能という利点も存在します。

エネルギーの節約が可能

家庭に太陽光発電を導入する大きなメリットのひとつが、このエネルギーの節約です。以前は、火力発電や水力発電を見てもわかるように、電力を作りだすためには大規模な設備が必要でした。また、設備の運用には経験も必要でした。大きな電力エネルギーは、個人では作りだせないものだったといえます。

しかし、太陽光発電の登場で、必要な設備を個人で導入することで、エネルギーを作りだすことが可能になりました。電力自由化で、各企業が余剰電力の活用を目指す動きも見られます。現在、国による固定買取価格の設定もされているため、太陽光発電の導入に興味を持っている顧客への重要な訴求ポイントといえるでしょう。

エネルギー源が無限

自然を利用した太陽光発電は、エネルギー源が枯渇しないことも大きなメリットのひとつです。太陽光発電は一度設備を設置してしまえば、簡単な保守と点検により発電を維持することができ、燃料などのランニングコストがかかりません。

エコなエネルギー

前述のように、太陽光発電はエネルギー変換素子である半導体を使用した発電方法です。発電に際しては、熱や光を発することもありませんし、大きな振動を出すこともありません。環境に優しいエコなエネルギー源であることも、大きなメリットのひとつです。

非常用電源として

太陽光発電は、非常時の電源としての役割も担っています。特に、地震や台風など自然災害が多い日本においては、ライフラインの切断はいつ起きてもおかしくありません。非常用のライフラインを補うものとして、太陽光発電は重要な役割を持っています。

また、太陽光発電とあわせて家庭用蓄電池を導入することにより、発電した電気をためておくことが可能になります。災害時であっても夜間や天候の悪い状況でも、継続して電気を使用することが可能になります。

太陽光発電を設置する際の注意点

太陽光発電には、デメリットも存在します。太陽光が発電の元になるため、発電量が日照量に左右されてしまうのです。太陽が出ていない夜間は当然ですが、ほかにも、発電量に影響を与えるものとしては天候や障害物などがあります。設置の際には、メーカーに相談のうえ、設置環境について十分留意する必要があります。

天候に左右される

日中に太陽光発電が影響を受けるのは天候です。太陽電池は、受けた光を100%電力化できるわけではないので、雨や曇りなどで日照量が減ってしまうと発電量が減少してしまいます。

地形や障害物などに注意

もう一つの影響が、障害物によるものです。山や木々など自然や地形による障害のほか、建物の建築により日照量が減少してしまう可能性もあります。

太陽光発電導入時のポイント

太陽光発電はコストも下がり、家庭での導入も容易になっています。しかし、それでもシステムの導入には百万円単位の予算が必要です。事前に導入結果を試算することや、各種の助成金などの活用でより初期投資の少ない運用を目指すことが大切です。

事前のシミュレーションが大切

前述のように、太陽光発電は、時間以外にも天候や周囲の環境などさまざまな影響を受けます。また、居住地域によっても日照量には違いがあり、事前に導入結果を試算しておくことは必要不可欠といえるでしょう。

インターネットを活用し、経済効果を試算できるサイトも数多く誕生していますが、エネがえるを利用すれば、1時間ごとの計測データを活用して、より顧客の環境に即したシミュレーションをすることができます。

また、発電した電気のより柔軟な活用に欠かせない家庭用蓄電池と併用した場合や、住宅ローンの試算まで提供することができるといったメリットもあります。

「効果がでるか不安」「初期投資が高い」と考えている顧客には、実際の状況に即したシミュレーションは大きな安心材料になるのではないでしょうか。

助成金制度や企業との提携も

太陽光発電をはじめとする再エネには、現在、国による固定価格買取制度が設定されています。また、電力自由化により、余剰電力の活用に積極的に動き出す企業も現れています。

地方自治体によっては個人での太陽光発電の設置の対して助成金を支給するケースもあるため、こうした情報を顧客へ積極的に提示することにより、より前向きに検討してもらえるのではないでしょうか。

まとめ

資源の枯渇への懸念や環境への影響により、再エネへの期待は世界的にも高まっています。その中でも太陽光をエネルギー源とする太陽光発電は、導入の手軽さ、運用面での安全性、非常用電源としての安心感など多くのメリットがある方法です。

時間や天候、周囲の障害物などにより発電量が左右されるというデメリットも存在しますが、事前にしっかりと試算を行うことにより、安心して導入することが可能です。必要に応じて家庭用蓄電池の併用もおすすめすることで、より安定した電力の活用が可能になるという提案もできるでしょう。

また、余剰電力の買取や補助金制度なども活用することにより、よりコストを抑えた導入を提案することも可能です。この記事の内容を参考に、顧客にあわせた提案を心がけましょう。

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参考: