太陽光発電メーカーの特徴を比較、選定のポイントとは?

エネがえる Mag

太陽光発電メーカーの特徴を比較、選定のポイントとは

寒くなってきましたね・・熱燗大好きなデジタルエネルギーチーム樋口です。そろそろ飲みに行きたくなるお時間ですが真面目にブログを書いてます。

太陽光発電システムの設置を検討している顧客に対して、どのメーカーのものをすすめるか、メーカーごとの特徴をどのように説明するかは、担当者にとって非常に重要なシーンです。

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要望は顧客によってさまざまで、価格、発電効率など重視する条件も違ってきますし、施工場所の条件などもあります。顧客にどのメーカーはどのような特徴があるのか、的確に説明できることが大切です。

今回は、太陽光発電メーカーを選ぶときのポイントをご紹介します。各メーカーの比較もしてみましたので、ぜひ、参考にしてください。

主な太陽光発電メーカーとシェア

太陽光発電システムを製作しているメーカーは国内外に多くあります。国内でもなじみ深い家電メーカーのシャープやパナソニック、京セラ、東芝や、昭和シェルが出資するソーラーフロンティアなどは大手資本のメーカーです。中小では、サンテック、アップソーラーなどがあります。また、家電やエネルギー系の企業だけではなく、住宅関連企業であるリクシルやカネカなども参入しています。

それぞれに特徴があり、顧客の要望によってすすめるメーカーも違ってくるのですが、大きな指標となるのは市場におけるシェアでしょう。まず、世界シェアを見てみましょう。

2017年では、中国のJinko Solarが1位、カナダ・中国のCanadian Solarが2位、中国のJA Solarが3位と価格競争で勝る中国勢が上位を占めています。

国内に目を向けると、2016年のデータになりますが、1位京セラ、2位ソーラーフロンティア、3位シャープの順になっています。2014年には2位と大きく差をつけて1位にいたシャープは、外資から買収された影響からか、2015年から大きくシェアを下げています。

太陽光発電メーカーを選ぶときのポイント

太陽光発電システムを選ぶ場合、顧客はどのような条件で選ぶのでしょうか。やはり、一番大きいのは費用対効果でしょう。当然ですが、「これくらいの金額をかけて、太陽光発電をすれば、これくらいの売電利益や光熱費の削減ができる」という利益を優先するのです。

そのため、顧客への提案時には各メーカーの変換効率や価格、ローンの返済金額など、どれだけ綿密にシミュレーションできるかがポイント。1kwあたりの単価、交換効率などを簡単に比較できる「エネがえる」を使用すれば、商談時にかなり具体的な話ができるようになります。

そのほかに話しておきたいポイントとしては、家との一体感はどうか、モジュールの種類、対候性(雪害、塩害)、そして、長期間使用するものですから、保証の問題も大きなポイントとなってきます。

各メーカーの比較

この項では、各メーカーの具体的な特徴を見ていきましょう。

  • ソーラーフロンティア

国内シェア2位を誇るメーカーです。銅、インジウム、セレンの化合物を使用した、CISという独自の素材でモジュールをつくっています。発電効率はやや低めですが、屋根の上で実際に発電する「実発電量」の高さを追求しています。価格も他メーカーと比較して安価ですので、顧客にも勧めやすいメーカーです。

対候性にも優れた評価があり、太陽電池モジュールの出力保証期間は20年間、機器保証は10年から15年間となっています。

  • パナソニック

パナソニックは、太陽光発電において実績のあるサンヨーを2011年に子会社化。高性能モジュール「HIT」をパナソニックブランドとして販売しています。

その変換効率は、「P247αPlus 5列4段 4.94kwwシステム」で19.3%と、世界でもトップクラスの水準。蓄電池ユニットやパワーコンディショナなどがハイクオリティである点も評価されています。

他メーカーと比較して価格が高めであるという欠点がありますが、この点は25年保証という業界でも最長クラスの保証期間でカバーできるかもしれません。

  • シャープ

シャープの特徴は、ルーフィット設計と呼ばれる方式にあります。どのような屋根でも、その大きさに合わせて効率よく多数のモジュールを設置できるので、太陽光を多く集めることができます。

また、パワーコンディショナには冷却ファンやアルミニウムを採用。屋外設置でのスペース確保や効率のよい運転を実現しています。

海岸近くでも設置できる重塩害に対応、住宅にマッチしたデザインも高評価につながっています。

まとめ

各メーカーで長所、短所はありますが、顧客が最も求めていることは総合的な経済効率です。買電と売電のバランスで、光熱費が安くなったなどの具体的な経済効率を重視しています。

そのため、設置場所、環境、施工などを総合的に考慮して、顧客に適したメーカーを2、3社選んだうえで、そのメーカーによって、どれくらい経済効率がよくなるのか実際にシミュレーションをすることにより、設置後のイメージもしやすく、商談の円滑化にもつながっていくでしょう。  

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参考: