自動車販売店・住宅会社・太陽光販売施工店のための実務ガイド|2026年9月21日確認
太陽光・EV・V2Hを一緒に提案するときは、車の購入判断と、家へ放電する設備の追加判断を分けます。大きな電池も、必要な時間に家に接続されていなければ家庭用電源として使えません。
最初に比べる4つの案

| 案 | この案を残す理由 | 確かめる前提 |
|---|---|---|
| EV+普通充電 | 移動の電動化だけを評価する基準案 | 購入差額、走行距離、電費、残価 |
| 太陽光+EV普通充電 | 太陽光で走る価値を比較 | 昼間の在宅・接続時間、余剰 |
| 太陽光+EV+V2H | 車から家への給電を追加 | 車種・年式・グレード・機器の適合 |
| 太陽光+蓄電池+EV+V2H | 車が不在の時間も補う | 定置電池の追加費用、制御競合、二重計上 |
V2Hの価値を評価する比較相手は、同じEVを普通充電する案です。ガソリン車からEVへ変えた燃料費削減を、すべてV2Hの追加効果に含めないようにします。車両の総保有費用は購入・金利・保険・税・整備・充電・残価を同じ保有期間で比較します。
接続時間と残量を計算に入れる
供給可能な電力量は、おおむね「車両から取り出せる残量」と「接続中の放電出力×時間」の小さい方で制約されます。車両容量×(開始SOC−運転下限SOC)を使う場合は、取り出せる容量の定義、劣化、変換損失、補機電力をそろえます。翌日の走行と非常用の予備を先に確保します。
説明用の仮定:車両容量60kWh、開始SOC60%、走行等に残す下限30%、家へ届くまでの効率90%なら、残量側の上限は60×(0.60−0.30)×0.90=16.2kWh。家庭側の供給出力3kWで接続4時間なら時間側の上限12kWhとなり、両者の小さい12kWhが上限です。補機消費などを省いた例で、製品仕様・実測値ではありません。
V2Hが向く条件・向かない条件
| 家庭の条件 | 提案の方向 | 保留・除外条件 |
|---|---|---|
| 平日日中もEVが在宅 | 太陽光の余剰充電と夜間給電を比較 | 必要な走行充電が足りないなら先に確保 |
| 平日は車通勤 | 夜の接続と休日太陽光を評価 | 平日日中のEV充電効果を計上しない |
| 週末だけ車利用 | 接続習慣を作れるか確認 | 常時接続と仮定しない |
| EV買換え予定 | 車種確定前に対応表を確認 | 車種・年式・機器型番が未確定 |
| 自宅駐車場あり | 配線・距離・引込を現地確認 | 共有駐車場・権利・配線許諾が未解決 |
| 太陽光の余剰が大きい | 普通充電とV2Hの差を確認 | 余剰が小さいなら増設ありきにしない |
| 長距離・急な外出が多い | 走行優先の最低残量を高く設定 | 家庭へ回せる余力が不足 |
| 車不在時の停電も備えたい | 定置蓄電池との役割分担 | V2Hだけで24時間備えられるとは説明しない |
| 接続操作を負担に感じる | 普通充電や定置型も比較 | 接続実行率を100%に固定しない |
| 車両保証が気になる | メーカー適合表・保証規定確認 | 放電非対応・未確認の車はV2H提案対象外 |
| 短い保有期間 | 設備と車の残価を保守的に扱う | 根拠のない転売価値で採算を成立させない |
| DR参加も希望 | 対応小売・機器・契約条件を照合 | V2H設置だけでV2G報酬を確約しない |
V2H・連携機器の公式資料
| 会社 | 機器・シリーズ | 公式資料 | 比較ポイント |
|---|---|---|---|
| シャープ | JH-WE2301 | シャープ JH-WE2301 | 蓄電池・PCS・車種の組合せを確認 |
| ニチコン | ESS-T5 / ESS-T6 | ニチコン ESS-T5/T6 | V2H追加構成と車種を確認 |
| ニチコン | VSG3 | ニチコン VSG3 | 接続・コネクタロック等の起動条件 |
| ニチコン | VCG | ニチコン V2H・V2L一覧 | VSG3と仕様・工事条件を混同しない |
| オムロン | KPTP-A | オムロン エネルギー製品・サービス | 対応車両・制御系の確認 |
| オムロン | KPEP-A | オムロン KPEP-A | 車両・設置条件を確認 |
| Nature | Nature EV Switch | Nature 製品・エネマネ機能 | 普通充電の自動化候補 |
追加の入口:パナソニック 住宅用蓄電システム、パナソニック 太陽光・蓄電・EV充電器カタログ。三菱電機 SMART V2H 販売終了・保守案内は販売終了品の保守情報です。メーカーの車種対応表を年式・グレード・ソフトウェアまで確認します。カタログに載る容量、蓄電池の追加可否、太陽光との接続方式だけで車両との互換性は決まりません。

追加メーカー・ブランドと製品資料
2026年9月21日追記。エクソル、ネクストエナジー・アンド・リソース、ソーラーフロンティア、エリーパワーを追加調査しました。カナディアン・ソーラー、Tesla、DMMの国内向け製品も補完しています。製造元・ブランド・取扱会社を分け、同じ機器を別製品として数えません。以下は公式掲載の確認結果で、在庫・受注・診断対応・補助対象を一括保証するものではありません。
EV・V2Hの提案では、定置蓄電池の製品掲載だけでV2H対応と判断しません。車への充電、車から住宅への給電、車不在時の定置蓄電池を分けて比較します。
エリーパワー|POWER iE Connect
V2H蓄電システム:6.4 / 12.8kWh。V2Hスタンドは追加構成。車種・年式適合と工事費を確認。製品・仕様 / 公式資料入口
エリーパワー|POWER iE5 GRIDⅡ
全負荷型ハイブリッド蓄電池:6.4 / 12.9kWh。停電時最大5.5kW・100/200V。Connectの12.8kWhと区別。同時使用負荷を確認。製品・仕様 / 公式資料入口
ニチコン(取扱:ソーラーフロンティア)|EVパワー・ステーション / トライブリッド蓄電システム
取扱いV2H・蓄電システム:構成別。掲載型式の世代・受注可否と対応車両を製造元へ照合。製品・仕様 / 公式資料入口
エクソル(XSOL)|住宅用太陽電池モジュール
太陽光:235 / 445 / 455W(シリーズ別)。屋根割付・電圧・PCS適合を確認。掲載出力は発電量ではない。製品・仕様 / 公式資料入口
エクソル(XSOL)|4.95-7-N-XSOL / 4.95-14-N-XSOL / 4.95-21-N-XSOL
ハイブリッド蓄電池:7 / 14 / 21kWh。使用可能容量6.9 / 13.8 / 20.7kWh。PCS・増設・設置条件を確認。製品・仕様 / 公式資料入口
エクソル(XSOL)|5 / 10 / 15kWh ハイブリッド蓄電システム
ハイブリッド蓄電池:シリーズ掲載容量5 / 10 / 15kWh。7kWh系列と混同しない。構成型番と実効容量を照合。製品・仕様 / 公式資料入口
ソーラーフロンティア|SFC460-108CG
太陽光:460W(基準条件下)。屋根割付・PCS入力条件を確認。製品・仕様 / 公式資料入口
カナディアン・ソーラー(取扱:XSOL)|EP CUBE JP2
ハイブリッド蓄電池:6.6 / 9.9 / 13.3kWh。EPCUBEHES-JP2-606G-1 / 610G-1 / 613G-1。国内構成・保証主体を確認。製品・仕様 / 公式資料入口
Tesla(取扱:XSOL)|Powerwall 3
ハイブリッド蓄電池:初期実効容量13.5kWh AC(JIS C 4413)。Backup Gateway構成を確認。海外VPP報酬を国内採算へ流用しない。製品・仕様 / 公式資料入口
DMM エナジー(ブランド)|DMM.make smart 5kWhシリーズ
ハイブリッド蓄電池:4.95-5N-DM / 10N-DM / 15N-DM:5.12 / 10.24 / 15.36kWh。製造元・保証窓口・対応PCSを契約資料で確認。製品・仕様 / 公式資料入口
DMM エナジー(ブランド)|DMM.make smart 7kWhシリーズ
ハイブリッド蓄電池:4.95-7N-DM / 14N-DM / 21N-DM:7.1 / 14.3 / 21.5kWh。類似名称の他社製品と容量・型番・保証を混同しない。製品・仕様 / 公式資料入口
ネクストエナジー・アンド・リソース
公式サイトと製品情報サイトを追加調査先として収録しました。今回は公式本文を取得できず、2026年9月の現行型番・容量・カタログ改訂版は確認保留です。検索結果には2025年4月30日付のiedenchi-NX販売終了の公式告知が確認できましたが、終了日・対象型式・保守条件は本文照合が必要です。旧iedenchiシリーズを現行販売品として推薦せず、販売窓口で新規供給・後継品・既設機保守を分けて確認してください。
追加メーカーを比較提案に使うポイント
- エクソル:自社ブランドと取扱い他社製品を分け、屋根割付・蓄電容量・工事総額を同じ家の条件で比較します。
- ソーラーフロンティア:現行のSFC系モジュールと、既設機の型番・PCS・保証を照合。取扱い蓄電池やV2Hは製造元の適合表へ遡ります。
- エリーパワー:定置蓄電池のみとPOWER iE Connect+V2Hスタンドを比較。車が不在でも守れる負荷と、車が接続中に増える価値を分けます。
- ネクストエナジー:既設設備の銘板と保証書を起点に、継続使用・PCS交換・蓄電池追加・後継構成を確認します。現行供給を確認するまで仮の型番で試算しません。
容量の大きさだけで選ばず、夜間需要・昼間余剰・非常用予備残量をそろえてエネがえるで比較します。診断対応型番を確認し、未登録・未確認のAI制御やDR報酬は別途検証条件として扱います。
取扱い確認済み・型番調査を継続する会社
エクソル公式の住宅用蓄電池取扱メーカー欄には、デルタ電子、華為技術日本(HUAWEI)、伊藤忠エネクスも掲載されています。型番・カタログ・製造元・保証窓口・国内のAI/DR契約を確認後、製品表へ拡張します。伊藤忠エネクスと伊藤忠商事は別会社として管理します。
AI最適制御・低圧DR/VPPの事業者を選ぶ

| 提供者・協業 | 確認できた内容 | 提案への使い方 |
|---|---|---|
| シャープ/COCORO ENERGY | AI・HEMS連携 | 対応HEMS・蓄電池・プラン・通信条件を照合 |
| グリッドシェアジャパン/Gridshare | 2026年7月8日、Enerezzaシリーズへの対応開始 | 機種と申込み条件を確認。将来の市場取引構想を現行報酬として扱わない |
| 中部電力ミライズ×Gridshare | NACHARGE Link BATTERYの対象機器拡大 | 小売契約・対象機器・募集条件を契約窓口で確認 |
| 九州電力×シャープエネルギーソリューション | 2026年3~5月の共同実証 | 実証期間は終了した日程。全国向けの常設商品として紹介しない |
| オムロン/POWER JUGGLING | 需要家蓄電池の制御サービス | 小売・事業者側のサービスと、家庭が加入できる契約を分ける |
| Nature/Nature Green・Remo E | 家電・蓄電池・V2H等の制御機能 | 機器ごとの機能差を確認。自動制御というだけでAI予測と断定しない |
| 京セラ×Gridshare | Enerezzaの連携 | メーカーと制御基盤が別会社の例。障害時の窓口を明確化 |
| Tesla/米国VPP | 地域別プログラム | 海外の比較事例。国内の加入可否・報酬を示すものではない |
| Octopus Energy/英国Power Pack | V2G料金サービス | 適合する車両・充電器、接続日数などの条件込みで比較 |
これは公開一次情報を確認できた事業者・連携の一覧です。OEM、電力会社の地域限定メニュー、実証参加者、全アグリゲーターを含む完全名簿ではありません。追加候補は「家庭から申込み可能か」「機器への制御権があるか」「地域・小売・契約・報酬が確認できるか」で掲載判定します。
選定時の質問:①料金最小化・自家消費・DRのどれを優先するか、②予測に使う需要・天気・料金、③対応機種と必要バージョン、④通信断時の運転、⑤非常用残量、⑥手動停止・参加見送り、⑦追加料金と解約、⑧充放電劣化の保証、⑨個人データの利用・保存、⑩複数制御の競合、⑪実績比較の基準、⑫家庭への純還元額。AI導入後の改善率は同じ天候・需要・料金条件の基準運転と比べます。
2026年9月:補助金は「制度あり」と「受付中」を分ける
| 確認対象 | 9月21日の確認内容 | 提案書への反映 |
|---|---|---|
| 家庭用蓄電池・令和7年度補正 | 家庭用蓄電池補助・SII:5月29日に予算到達・公募終了 | 新規申請できる前提で補助を控除しない |
| V2H・外部給電器・令和7年度補正 | V2H補助受付終了のお知らせ・次世代自動車振興センター:8月27日受付終了 | 車両補助とV2H設備補助を混同しない |
| 車両・戸建て充電コンセント | 車両・充電設備・V2H補助の公式窓口で別枠案内を確認 | 購入・登録・着工日、型番、予算残を申請時に再確認 |
| 自治体支援 | 居住地自治体の公募要領・交付要綱を個別照合 | 国費との併用、申請順、工事前申請、DR義務を確認 |
審議会の議論、制度決定、施行、事業者の募集開始は別の段階です。低圧リソースの市場参加、機器点計量、通信・サイバーセキュリティ、アグリゲーション要件、FITの価格・期間、自治体の環境価値要件を更新監視します。今回、資源エネルギー庁・経済産業省の一部原典は取得できなかったため、審議会ごとの最新決定や施行日を断定していません。過去記事の日付だけを2026年へ変更する運用は行いません。
低圧市場参加の原典:機器個別計測の条件
広域機関の2026年3月3日・第60回需給調整市場検討小委員会資料3(12ページ)は、2026年度の変更として、次世代スマートメーターが設置された低圧機器点について、全商品へのリスト・パターンによる参入を整理しています。一次調整力の先行導入には、データの信頼性や連携方法等の条件も示されています。資料の制度整理と、各家庭が加入できる事業者サービスは別です。広域機関・原典PDF(7、12ページ)
営業時は「参加可能性が広がる」ことを説明し、実際の計測器、通信、対象機種、取引規程、アグリゲーター契約を照合します。市場の総収益を家庭の受取額として試算せず、手数料・追加電気代・劣化・制御による機会費用を控除した追加純便益を別シナリオに置きます。最新の資料入口は需給調整市場検討小委員会です。
停電回避価値:家族が続けたい生活を具体化する

太陽光・蓄電池・V2Hは系統停電そのものを防ぐ設備ではありません。ここでいう停電回避価値は、停電中も必要な負荷へ電力を届けることで減らせる損失・不便の価値です。「家全体へ給電」と「すべての家電を同時に使える」は同義ではありません。機種の自立出力、配線、起動電力、切替時間を確認します。
説明用の仮定:家庭へ供給可能な電力量が6kWh、平均負荷が0.3kWなら、6÷0.3=20時間。1.2kWなら5時間です。これは一定負荷・追加発電なしの概算で、メーカー保証や実測ではありません。容量の測定境界をそろえ、実効容量に既に含まれる損失を二度引かないことも必要です。
| 生活の場面 | 聞く質問 | 訴求の形 |
|---|---|---|
| 食料・通信 | 冷蔵庫、ルーター、照明を何時間守るか | 守る回路と時間を図示 |
| 在宅勤務 | 通信回線側が止まったらどうするか | 電源と通信の代替を別々に設計 |
| 暑さ・寒さ | 200V空調と他の家電を同時に使うか | 出力と使用時間を照合 |
| EVの避難利用 | 停電時に車が家に残るか | 走行用残量を先に確保 |
| 医療機器 | 専用バックアップの要件があるか | 家庭用システムだけで連続給電を保証しない |
金額化するなら、各停電シナリオの発生確率×設備により回避できる損失を合計します。根拠のない停電頻度を置いて回収年数を短縮してはいけません。現金支出の回避と安心に対する支払意思額を分け、通常の光熱費収支へ自動加算しない構成を推奨します。機器の具体例はニチコン VSG3の接続・起動条件を参照してください。
J-クレジットの埋没価値をどう活かすか

「埋没価値」は、まだ活用されていない環境価値を説明するための呼び方です。設備を持つだけで既に売却可能なクレジットが発生しているという意味ではありません。対象活動・権利・計測・登録・認証・還元を順に確認します。
具体例として、シャープは2026年1月19日、COCORO ENERGYエコ会員の活動について5,236t-CO2の認証取得を発表しました。対象は2022年11月~2024年6月の活動です。家庭が自家消費による環境価値を譲渡し、対象サービスの無償提供を受ける仕組みで、現金配当とは異なります。発表原文・条件。
- 契約前:PPA・補助金・既存会員制度などで環境価値を既に譲渡していないか。
- 申込み時:対象設備・設置時期・方法論・重複登録の扱いを確認する。
- 運用時:自家消費量等の計測方法、欠測処理、データ提供同意を記録する。
- 説明時:クレジット売却総額、運営手数料、家庭への還元を分ける。サービス無償化を現金収入と表示しない。
- 出口:機器交換、引越し、退会時の権利と手続き、環境訴求できる範囲を確認する。
販売店への提案は「年間いくら儲かる」より、「未利用の環境価値で保守・見守りを支えられるか」です。継続接点をつくる事業仮説として有望ですが、家庭への価値と販売店の利益は契約で裏付けます。J-クレジット制度全体の適格性は個別の方法論・参加規約で確認し、上記企業事例をすべての家庭へ一般化しません。
ディーラー・施工店が共通で使う12の会話例
以下は提案用の例文であり、実際の商談成果ではありません。
| 場面 | 会話例 | 次に確かめること |
|---|---|---|
| EV検討の初回 | 自宅で充電できる時間を先に教えてください。 | 駐車場所・帰宅・出発 |
| 車通勤 | 平日の日中は車がない前提で比べます。 | 曜日別の接続 |
| V2H価格への懸念 | 普通充電から追加する費用と効果だけを出します。 | 工事を含む差額 |
| 電池容量への期待 | 翌日の走行分を残して、家に回せる量を見ます。 | 最低SOC |
| 停電対策 | 車が出ているときも備えたいですか。 | 定置電池の要否 |
| 太陽光追加 | 屋根だけでなく車が充電できる時間も確認します。 | 余剰の時間帯 |
| 家族利用 | 誰がいつ車を使うかで運転条件が変わります。 | 家族共有の予定 |
| 中古EV | 実際の電池状態と機器の対応を先に確認します。 | 容量劣化・保証 |
| 車の再買換え | 次の車でも使えると決めつけず、更新条件を残します。 | 適合表と工事 |
| DR参加 | 報酬の前に、止められる条件と残量の扱いを確認します。 | 規約 |
| ガソリン代比較 | 走行距離と車格をそろえて比較します。 | 燃費・電費・外充電 |
| トライブリッド | 昼・夜・車不在時の役割を図で分けましょう。 | 電力配分・重複排除 |
住宅会社とディーラーの連携手順
ディーラーは車種・納車・走行条件、住宅会社は屋根・配線・生活負荷、施工店は機器構成・工事・連系を担当し、共通の前提シートへ集約します。顧客は同じ情報を何度も説明せずに済むよう、本人の同意のある範囲で必要情報だけを引き継ぎます。
- 車検・買換え相談:普通充電とV2Hを比較し、設置確認へつなぐ。
- 太陽光の見積り:将来EVの予定を確認し、先行配線・段階導入も検討する。
- 卒FIT相談:定置電池と車両利用の予定を比べて過大な二重投資を避ける。
- 引渡し:接続、最低残量、停電時操作、問い合わせ窓口を顧客が実演して確認する。
- 導入後:同意のある実績で接続率と使用量の差を確認し、設定改善を提案する。
シミュレーションドリブン・マーケティング

このページでは、顧客の入力条件に応じた比較結果を起点に、記事・広告・商談・見積りをつなぐ方法を指します。設備の説明だけでは、自分の家で採算が合うかという疑問が残ります。最初に概算比較を見せ、差が大きい前提だけ追加で尋ねると、顧客の入力負担を抑えながら具体的な相談に進められます。
| 接点 | 実装する内容 | 見る指標 |
|---|---|---|
| 検索記事 | 卒FIT・新築・EV買換え・停電など目的別入口 | 対象読者の流入、比較表の閲覧 |
| 初回診断 | 地域・現在の設備・使用量・生活時間。EVは走行と在宅も | 診断開始→完了率、入力離脱 |
| 結果 | 基準案・小さい案・セット案、前提と不利な条件も表示 | 案の比較率、条件変更率 |
| 相談 | 選んだ案と未確認条件を引継ぐ | 有効相談率、再ヒアリング時間 |
| 見積り | 現地調査で容量・工事・補助を確定し再計算 | 見積り到達率、キャンセル理由 |
| 導入後 | 同意のある実績で前提差を検証 | 予測差、問合せ、紹介につながる理由 |
同じ余剰電力を蓄電池・エコキュート・EVそれぞれの削減額へ重複計上しないことが、提案の信頼性を決めます。単なるCV数より、条件の合う相談数、営業が使える前提の揃い方、見積り後の手戻りを測ります。個人の電力データは利用目的を示して受け取り、公開事例への転用は別に許諾を確認します。
海外事例・研究から取り入れる設計
| 一次情報 | 確認できた示唆 | 日本へ持ち込むときの条件 |
|---|---|---|
| 米国Tesla VPP | Tesla 米国VPPプログラム:地域・プログラムごとの参加制度 | 報酬、バックアップ残量、参加操作を一体で提示。海外報酬を円換算して国内試算へ足さない |
| 英国Octopus Power Pack | Octopus Power Pack・英国V2G:車両と充電器の適合、接続時間等を条件化 | 電池容量に加え、接続できる生活時間を商品適合の軸にする |
| 米国DOE | 米国DOE VPP解説・調査入口:需要柔軟性と分散資源の統合 | 家庭単体の節約と電力系統の価値を分ける |
| IEA 2026年版 | IEA Global EV Outlook 2026:車両・充電・電池・政策を横断した分析 | 普及予測は家庭の回収保証ではない。自宅充電と車両総保有費用をセットで検討 |
ここからの提案は編集部の解釈です。容量を売るだけでなく「接続して使える時間」「最低残量」「制御を止められる権利」をわかりやすく売る。国内適用には料金、系統連系、補助金、車両保証の確認が必要です。査読論文を含む技術研究の全面レビューは未完了であり、研究成果の網羅性は主張しません。
自社の商談条件で、比較を再現する
太陽光・蓄電池・EV・V2Hの組合せは、エネがえるEV・V2Hの資料・デモで対応範囲を確認できます。車両の購入判断とV2H追加判断を分け、走行・接続・設備費などの条件をそろえます。メーカー固有AI、VPP報酬、環境価値、停電損失を標準機能として再現できるとは、このページでは確認していません。
EV・V2Hの提案資料を見る / 車種・生活時間に合わせた比較を相談する
関連する判断へ進む
2026年の研究入口:電池の循環利用
IEA・EPOの「Battery Circularity」(2026年4月29日)は、特許データからリサイクル、車両での再利用、別用途への転用に関する技術動向を分析しています。ここからの販売上の示唆は、購入時点で回収・再利用の窓口も確認することです。中古電池の住宅利用が、すべての製品で認められるという意味ではありません。再利用時の検査、容量保証、保安、施工、最終処分の責任を個別に確認します。IEA・EPOの報告書
確認日と更新方針

確認日:2026年9月21日。企業発表は公表日と対象期間を本文に記載。製品索引は掲載確認であり、在庫・販売店の取扱い・全機種の互換性を保証しません。更新対象は新製品、販売終了、カタログ改訂、対応車種、制御対象、参加規約、補助金受付、引用記事です。変更がある箇所の根拠と本文を対応させ、図解・内部リンクも同時に直します。