ENEGAERUエネルギー調達・投資判断ガイド
ENERGY PROCUREMENT / PRACTICAL GUIDE

電気料金4タイプの比較・感度分析ラボ

固定化比率、夜間比率、市場価格を変えて、年間コストと高騰時の影響を確かめる。無料・登録不要。

編集・構成:樋口 悟|国際航業 エネがえる 公開資料確認:2026年9月21日

固定・市場連動・ハイブリッド・時間帯別を試す

初期値は架空の説明用条件です。特定会社の見積もり、料金予測、最安推奨ではありません。単価はすべて税抜で統一して入力してください。税はこのツールでは加算しません。月別の基本料金変動、力率、解約金、容量関連費などは、含める項目を整理して見積もりと突き合わせます。

比較の式を公開

年間共通固定費=契約電力×基本料金単価×12。固定型=共通固定費+年間kWh×(固定単価+残る調整+共通賦課金)。市場型=共通固定費+年間kWh×(需要加重市場価格÷(1−損失率)+市場部分の託送等+手数料+共通賦課金)。ハイブリッド=固定型と市場型の従量部分を固定化比率で加重。時間帯別=共通固定費+年間kWh×(昼間単価×昼間比率+夜間単価×夜間比率+残る調整+共通賦課金)。

損失率を既に補正した市場単価を入力する場合は、損失率を0にして二重補正を避けます。実際のハイブリッド契約が固定量型・季節切替型なら、この単純な比率モデルとは異なります。

市場連動で大事なのは、自社の使用時間

30分ごとの電力量をq、同じ時間の対象エリア市場価格をpとすると、需要加重平均はΣ(q×p)÷Σqです。全国平均や単純月平均で置き換えると、夕方や冬の朝に多く使う施設のコストを過小評価することがあります。昼間の価格が低い局面では、PVで回避できる購入費が固定プランより小さくなる可能性もあります。

出典:JEPXスポット市場データ(2026-09-21確認)。

役員会には、平均値とストレス値を並べる

判断軸役員会に出す情報
利益年間総額、現状との差額、初年度の解約費
資金繰り高騰月の最大支払額、保証金、支払期日
運用能力翌日価格を見て工程・充電を動かせるか
リスク負担上限の対象、固定する量、余剰・不足の精算
将来需要省エネ、PV、増産、EV追加後に再計算
撤退条件値上げ通知、解約期限、後継供給の確保

判断を次へ進める

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