オール電化のメリット・デメリット・導入費用・補助金まで徹底解説

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国際航業株式会社カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟(著者情報はこちら

国際航業 カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS・APIサービス「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)のBizDev管掌。AI蓄電池充放電最適制御システムなどデジタル×エネルギー領域の事業開発が主要領域。東京都(日経新聞社)の太陽光普及関連イベント登壇などセミナー・イベント登壇も多数。太陽光・蓄電池・EV/V2H経済効果シミュレーションのエキスパート。お仕事・提携・取材・登壇のご相談はお気軽に(070-3669-8761 / satoru_higuchi@kk-grp.jp)

エネがえるシュミレーション電気上昇年率4%の場合
エネがえるシュミレーション電気上昇年率4%の場合

目次

オール電化とは?|「ガスゼロ生活」の全体像をやさしく解説

オール電化とは、「ガスを一切使わずに、家庭内のエネルギーをすべて電気でまかなう住宅スタイル」のことです。調理・給湯・冷暖房・お風呂・床暖房まで、生活インフラのすべてを電気一本化することで、安全性・経済性・災害対応力など多くのメリットが得られます。

主要設備一覧(オール電化の基礎セット)

設備名主な役割特徴
IHクッキングヒーター調理火を使わず高火力。掃除も簡単
エコキュート給湯空気の熱でお湯を沸かす省エネ設備
電気温水器給湯(廉価版)比較的安価だが電気代は高め
電気床暖房暖房スペースを取らず快適な暖かさ
蓄電池(※任意)停電対策・節電夜間電力の活用+災害対応力強化

💡ポイント:電気代を抑えるために、「夜間安価な電気を利用する専用電力プラン」を選ぶのが鉄則!
     ※最近は太陽光と組み合わせて昼間の余剰電力で沸きあげしつつ昼間安いプランを選択するケースも増えています。


オール電化の【7つのメリット】|2025年版・最新視点で再評価!

1. 火を使わず安心|子育て・高齢者世帯に特におすすめ

  • 火災やガス漏れの心配ゼロ

  • 一酸化炭素中毒のリスクもなし

  • IHは表面温度が下がりやすく、ヤケド防止に強い

2. 掃除・メンテが超ラク!|「IH×平面」革命で家事負担を軽減

  • IHヒーターはフラットで拭くだけ

  • コンロの五徳やバーナー掃除は過去の話に

3. 光熱費の一本化で家計管理が超ラクに!

  • 「電気のみ」で請求が1本化

  • 固定費管理が簡単に

  • 夜間電力活用でガス併用より月5,000円〜8,000円安くなる事例も

4. 災害時も“強い”|電力の復旧スピードが鍵

  • 阪神淡路・東日本大震災でも、電力の復旧はガスより早い傾向

  • エコキュートの貯水タンクが非常用飲料水・生活用水になる

5. カーボンニュートラル社会に適応|脱炭素の第一歩

  • 電気は再エネ比率の上昇で年々クリーンに

  • オール電化×太陽光で「ゼロエミッション住宅」に近づける

6. 補助金・減税の対象になりやすい(自治体ごとに急拡大中)

  • 脱炭素政策に沿った導入で、地域ポイント還元・所得税控除・導入助成金の対象に

7. EV・V2Hとの相性が最高

  • 電気自動車とセットで活用すれば、「自宅が発電所・充電所」になる

  • V2HでEVから家に電気を送ることも可能


オール電化の【3つのデメリットとその解決策】

1. 初期費用がやや高め|でも元は取れる?

項目費用目安(税込)
エコキュート(370L)約45万〜55万円
IHクッキングヒーター約15万〜25万円
設置・電気工事費約15万〜20万円

合計:約70万〜90万円前後(太陽光・蓄電池なしの場合)
⏳ 8〜12年で元が取れるケースも多い

2. 停電時は全部使えない?|→蓄電池&V2Hが解決策!

  • 停電時は、調理・お湯・暖房が一時停止

  • 解決策:

    • 太陽光発電+蓄電池

    • 電気自動車のV2H機能

3. 電気料金が高騰している?|実はガスも値上がり中!

  • 2022〜2025年でガス代は全国平均で17%上昇(出典:資源エネルギー庁)

  • 電気も同様に高騰しているが、「深夜電力×効率設備」で月額抑制は十分可能


導入費用・補助金の最新情報(2025年版)

✅ 導入コストの内訳と相場感

設備名費用相場(税・工事込)寿命目安
エコキュート約45〜55万円約10〜15年
IHヒーター約15〜25万円約10年
電気工事(200V化等)約10〜20万円一度きり
合計約70〜90万円

✅ 最新の補助金制度(例)

  • 【東京都】ゼロエミ住宅推進補助金:最大20万円補助

  • 【神奈川県横浜市】脱炭素住宅導入助成:15万円+α

  • 【国】エコ住まい支援事業:最大30万円(ZEH併用時)

👉 各自治体の最新情報は「オール電化 補助金+(市区町村名)」で検索!


よくある質問(FAQ)

Q1. 電気温水器とエコキュート、何が違う?

A:エコキュートはヒートポンプ式で超省エネ。電気温水器は電熱ヒーター式で消費電力が大きいです。

Q2. 光熱費はどのくらい削減できる?

A:ガス併用からの切り替えで、月5,000円前後の削減実績が多数。特に深夜電力プランとの相性が◎**。

Q3. リフォーム時にも導入できる?

A:可能。既存住宅向けリフォーム用エコキュートやIHセットも各メーカーから豊富に展開中


まとめ|オール電化は「未来に強い家庭」の新しいスタンダード

✅ 火を使わず安心
✅ 家計と環境にやさしい
✅ 災害時にも対応力あり
✅ ZEH、太陽光、EVと抜群の相性

今後10年で「脱ガス化」は住宅業界のスタンダードに。
補助金や再エネを活用し、未来に備えた“エネルギー自立型住宅”を目指しましょう。


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