蓄電池製品選び 4.全負荷・特定負荷について

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国際航業株式会社公共コンサルタント事業部カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟(著者情報はこちら

国際航業 公共コンサルタント事業部カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・導入シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)を開発提供。

みなさんこんにちは。

蓄電池の導入シミュレーションなら国際航業の「エネがえる」!

国際航業の土屋です。

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?昨日お話したタスマン氷河、見てくださいこの雄大な写真…。

この写真の奥の方に絶壁にみえるものが氷河の端っこです。ここから溶けて、崩れて、湖になって、川になっていきます。ちなみにさらに奥の山々はマウントクックの山脈地帯です。何度見ても息をのむ絶景です。

さて、今回のテーマは『全負荷・特定負荷について』です。

以前、『非常時の出力について』のブログ記事で少しお伝えしましたが、ここではもう少し詳しくご紹介します。

まず、蓄電池の種類には、分電盤での接続の仕方によって、「全負荷(一般負荷)」と「特定負荷」の2つのタイプがあります。非常時に、皆さまがご家庭で、どのような電気を必要とするかで、どちらのタイプの蓄電池を選べばよいかが決まります。

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それでは、それぞれの違いをご紹介します。

全負荷

まず「全負荷(一般負荷)」と呼ばれるタイプは、もしもの場合でも、家中にあるすべての電気を使用出来るため、普段の生活と変わらない生活が送れ、安心です。

勿論、人にもよりますが、ご高齢者や小さい子様がご自宅にいらっしゃる方や、温度管理が必要なペットを飼っていらっしゃる方などにはおすすめと言えます。

全負荷型の蓄電池は、伊藤忠商事製のSmartStarL、4Rエナジー製のエネハンドや、ニチコン製の蓄電池などがあります。

特定負荷

続いて、「特定負荷」ですが、一般的な蓄電池はこの「特定負荷」タイプが多いです。

これは、蓄電池設置時に、あらかじめ分電盤の中から回路を選択しておき、もしもの時に使うことが出来る部屋や家電製品を決めておくタイプです。例えば、1階のリビングの照明やTV、キッチンの照明や冷蔵庫、また、コンセントを選んでいれば停電が発生した場合には1階のリビングで災害情報をTVで確認したり、安心して冷蔵庫の食材を使用したりすることが出来ます。しかし、2階やその他の部屋はあらかじめ選んでいないので、電気は使用することが出来ません。

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非常時に、電気を使う場所が決まっていたり、必要とする家電製品のある場所が少なかったりする場合は「特定負荷」、全ての電気が使えないと不安な場合は「全負荷」を選べばよいと思います。皆様は如何でしょうか?

それではまた明日!

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