自家消費型太陽光経済効果シミュレーション「エネがえるBiz」導入事例 – 再エネ設備機器商社 株式会社WQ 様

著者情報

国際航業株式会社カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟(著者情報はこちら

国際航業 カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS・APIサービス「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)のBizDev管掌。AI蓄電池充放電最適制御システムなどデジタル×エネルギー領域の事業開発が主要領域。東京都(日経新聞社)の太陽光普及関連イベント登壇などセミナー・イベント登壇も多数。太陽光・蓄電池・EV/V2H経済効果シミュレーションのエキスパート。お仕事・提携・取材・登壇のご相談はお気軽に(070-3669-8761 / satoru_higuchi@kk-grp.jp)

目次

自家消費型太陽光経済効果シミュレーション「エネがえるBiz」導入事例
– 再エネ設備機器商社 株式会社WQ 様

シミュレーション導入後に半年で13件の案件を受注。販売店への試算提示が1ヶ月から5日以内に短縮。新人の早期戦力化にも成功

1.png

導入前・導入後の成果サマリー

課題:自家消費のシミュレーションに時間がかかる。お客様を待たせてしまう。

メーカーに自家消費試算の提示に1ヶ月かかっていた。またメーカーに試算依頼をすると特定の製品に紐づいてしまうため顧客視点で商材提案をする商社の強みが活かせない。他社の試算ツールを1つ導入していたが使いづらく時間もかかりすぎて困っていた。

解決策:誰でもカンタン操作の自家消費シミュレーター「エネがえるBiz」導入

誰でもカンタンに操作できて、試算の回答スピードのアップが期待できる自家消費型太陽光経済効果試算ツールのエネがえるBizを導入する。30日無料トライアルで実際の案件やお客様への提案で検証後に正式導入。

?効果:導入後6ヶ月で13件の自家消費案件を続々受注(最大850kW規模)

自家消費シミュレーション回答が1ヶ月から5日以内に短縮。スピードアップにより、導入後3ヶ月で2件の自家消費案件を契約、さらに導入後半年で13件の受注。自家消費型太陽光の規模感は最大850kW前後。異分野からの中途入社の新人への教育ツールとしてもエネがえるBizを活用している。

 

エネがえるBiz導入企業紹介

?株式会社WQは、Quest of Quality(品質の追及)を社名に託し、2013年に創業された再生可能エネルギー総合企業。「世の中の楽しいを創造する」をテーマとし、再生可能エネルギーの枠を超え、様々な事業に取り組んでいます。

185.png

・会社名:株式会社 WQ(ダブルキュー)

・代表者:中西 晃一

・設立:2013年5月8日

・事業概要:環境エネルギー事業、レストラン事業、農業事業、Villa事業、海外日本酒販売事業

・本社:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目19-12 銀座グラスゲート4F

・Webサイト:http://wqinc.co.jp/
・問い合わせ先:http://wqinc.co.jp/contact

導入事例のあらすじ

 

株式会社WQは、東京都中央区に本社を構え、国内トップクラスの再エネ業界のTOPキャリアを持つ人材を擁し、自家消費型太陽光関連の機器販売事業発電所開発事業等の環境エネルギー事業を展開している注目の再エネ設備機器商社です。

昨今の急速な脱炭素シフトや電気代高騰を背景に、需要が急増している産業用自家消費型太陽光発電・蓄電システムの領域において、顧客視点・需要家視点で再エネ設備機器の調達から卸販売までトータルに提供するという強みを活かして経営をされています。

エネがえるBizは2022年9月に導入。その後、顧客への試算スピードアップを実現したことで、お客様から評価され導入3ヶ月後に自家消費型太陽光発電システムの案件を2件受注

WQダイジェスト2.PNG

その後も半年で13件の案件を受注最大で850kW規模の自家消費案件の契約を実現しています。

WQダイジェスト03.PNG

商社として販売店から依頼される自家消費経済効果シミュレーションが従来の1ヶ月前後から5日以内に短縮され、中途入社の新人の早期戦力化にも活用いただくことで、他社と差別化を図り、続々と取引先及びその先の需要家からの高評価を獲得されています。

WQダイジェスト09.PNG

(※エネがえるBizを活用した経済効果試算はもちろん、部材もスピーディーに調達できるため、試算や調達にお悩みの事業者様はぜひWQへご相談ください)

そんな中、今回は、株式会社WQ 小山様に、エネがえるBiz導入前の課題や導入後の効果、ますます需要が急増する2023年以降の今後の取り組みをインタビューしました。

導入事例インタビュー

エネがえるBiz導入前の課題はどのようなものでしたか?

 

(樋口)自家消費の需要が急速に高まりつつあります。再エネ機器商社・卸を展開するWQ様がエネがえるBizを導入前に抱えていた営業課題はどんなものでしたか?

 

課題その1:自家消費シミュレーション回答に1ヶ月も時間がかかる

 

(WQ小山)当社はメーカーではなく商社・卸のため自社で経済効果のシミュレーションソフトは持っていない状況でした。

そのためお客様から自家消費の提案依頼をいただいたら、メーカーに試算を依頼するケースがかなり多かったんです。
そうすると、やっぱり時間がかかる。。3週間とか1ヶ月くらい回答をもらうまで時間かかっていました。

そうすると、お客様(取引先の販売店など)への回答も遅くなってしまいますし、当社のお客様(販売店)がエンド(需要家)へ提案するのにも時間がかかってしまうことが非常に多かった。

それが1つ目の課題でした。

エンドの需要家にご提案するまでの期間が空けば空くほどお客様の熱も下がってきます。

そのため、もっと早くお客様へ経済効果シミュレーション結果を回答して、お客様がエンドの需要家に対して、よりスムーズに提案できる状況を作っていきたい。その点が課題だと捉えていました。

 

(樋口)なるほど、提案スピード、提案のリードタイムの短縮が最大の悩みだったのですね。

(WQ小山)そうですね、そこが一番の導入前の課題でした。

 

課題その2:商社の強みを活かしてメーカーに依存せずに試算したい

 

(樋口)提案の手間や工数という観点ではいかがでしたか?

 

(WQ小山)経済効果シミュレーションの回答がそもそも遅いという課題がありましたので、お客様から催促されることも多く、非常に申し訳ないなという思いが強かったです。

 

商社として、シミュレーションと同時にモノも卸させていただきたいという思いがあるので、メーカーに試算を依頼すると、どうしても試算をしたメーカーの商材で決まってしまいがちでした。

 

商社として、顧客視点でモノを提案するという強みを活かせないという課題もかなり大きかったです。

 

(樋口)確かにそうですよね。商社としては需要家の背景や要件に応じて顧客目線で販売店など取引先に最適なモノを提案したいということですよね。

 

ちなみに、1ヶ月も提案を待たされると需要家や販売店など取引先のお客様はどんな反応になるんでしょうか?お客様からは「遅すぎるわ」という反応でしょうか?

課題その3:提案スピードが遅いと案件を他社に取られてしまう

 

(WQ小山)そうですね。「遅すぎるわ…」という感じでした。最初はこんなものかなという反応でしたが。提案が遅くなるのが続けば続くほど「もうええわ…」と。もっと早く提案できる会社があればそっちに案件が流れてしまう。そんな状況でしたね。

 

(樋口)そういう反応になりますよね。

 

(WQ小山)当社のお客様には、もともと野立てのFITモデルで太陽光発電システムの提案をやっていたお客様が多く、ちょうどその頃は、自家消費にニーズがシフトしたタイミングだったので。

販売店側も自家消費のシミュレーションがそれほど詳しくないという状況だった。そういう背景もありました。

 

(樋口)エネがえるBizを導入されている他の販売店様でも、提案リードタイムが最大の課題だったという方が多いです。「お客様に提案するまで待たせてしまう」っていう点ですね。

<エネがえるBiz導入前の3つの課題>

・課題①提案リードタムの長さ(3週間~1ヶ月もお客様を待たせてしまう)

・課題②メーカーに試算依頼すると商社としての顧客視点での試算+モノの提案がしづらい

・課題③より早く提案する競合がある場合は、案件がそちらに流れてしまう

 

(樋口)そんなお悩みや課題を抱える中で、どうやってエネがえるBizを知っていただき、どんな点が決め手で有料契約していただいたのでしょうか?

 

導入のきっかけ:他社シミュレーションソフトからの乗り換え

 

(WQ小山)そうですね、実は、エネがえるBizを導入する前に他社のシミュレーションソフトを導入していました。

 

ただ、そのソフトは僕たち(商社)の先にいる販売店さんが使うようなソフトだったんです。細かな情報をめちゃくちゃたくさん入力しないと提案ができない。どちらかというと当社から販売施工店様に素早く提示するような資料を出すソフトではなかったのです。

 

あとは非常にそのソフトが使いづらかった。デマンドデータをそのソフトに落とし込むだけで2時間がかかっていました。

 

(樋口)それは結構大変ですね。

 

(WQ小山)そうですね。当社では内勤ではなく営業が自らシミュレーションを作るため、試算を一つ創るのに2時間かけるのもちょっとなと悩んでいた時にネットで探してエネがえるBizを見つけました。

 

エネがえるBizでは住宅用の太陽光・蓄電池経済効果シミュレーションでも実績もあるなと。エネがえるBizの口コミも調べた上で、ちょっと一回使ってみようと思ったのがきっかけです。

 

(樋口)なるほど。そんな背景があったのですね。

導入の決め手:エネがえるBiz無料30日お試し。すぐ試してみようと思った。

 

(WQ小山)その中でも特にエネがえるBizが良いなと思ったのは、「無料お試し期間が30日間」あったので最初の導入がとてもやりやすかったです。すぐ実際に試してみようと思いました。

 

(樋口)やはり30日あると試しやすかったですか?

 

(WQ小山)そうですね。15日だとソフトの使い方から覚えたり、お客様からデマンドデータをもらうだけで時間が過ぎてしまいます。30日間お試し期間があれば、提案する案件も集まってきますし、何件かお客様に見せて、需要家に提案に行ってもらうこともできるので検証する期間としてちょうどよかったです。

 

(樋口)それは良かったです。ちなみにエネがえるBiz導入前に、ここはちょっとな・・・という導入が不安な点、懸念点は小山さんやWQさん社内でありましたか?

 

(WQ小山)その点でいうと、当社では別の会社のシミュレーションソフトをすでにお金を払って導入していました。そのソフトよりエネがえるBizは10倍くらいコストが高かったので(笑)。

別の会社のソフトは簡易シミュレーションということで費用は安かったんです。そのコスト感をエネがえるBizを導入するにあたって、社内でどう交渉していこうかというのは懸念点としてありました。

 

(樋口)なるほど、エネがえるの導入コストや月額コストに対する投資対効果ってことですよね。

 

(WQ小山)そうです。会社としても自家消費のマーケットが重要なことは重々承知していました。ただ、それに対してどこに対してコストをかけるかは当時は明確ではなかったので。

 

エネがえるBiz導入の決め手と導入後の成果は?

 

(樋口)なるほど。エネがえるBizが10倍高かったのに導入いただいたんですね。エネがえるBizはコストが他社より明らかに高いにも関わらず、私にご相談いただいていた時には、比較的スムーズに有料契約いただいたように思います。その後、実際にエネがえるBizを導入してみた効果はいかがでしたか?

 導入してから半年くらい経ったと思いますが自家消費型案件の受注や売上など数値的な成果につながっていますでしょうか?

 

導入前、エネがえるBiz費用は2件の自家消費案件の受注で回収できる。と考えていた。

 

(WQ小山)成果に繋がっています。私がもともと考えていたのがエネがえるBizの導入コストに対して、導入後に2件の自家消費案件が受注できれば回収できるなと思っていました。

 

エネがえるBiz導入後、3ヶ月で2案件の自家消費案件の契約。さらに半年で13件の契約。提案スピードがあがった点が大きい。

 

それがエネがえるBiz導入後3ヶ月くらいで2件は契約できました。さらに半年くらいエネがえるBizを使わせてもらって13件の自家消費型太陽光の契約をいただいています。もちろん、なくなった案件もありますが。補助金の兼ね合いでまだ補助金待ってから導入など、もちろん導入後に明確な案件が増えたのもありますし。

 

エネがえるBizのおかげで提案スピードが上がったという点も大きかったので、導入して良かったなと感じています。

 

(樋口)13件は凄いですね。それは良かったです。ちなみに今のオペレーションでは他社のシミュレーションソフトとエネがえるBizを兼用されているんでしょうか?

 

(WQ小山)いえ、もうひとつのシミュレーションソフトは今は全く使っていないです。

エネがえるBizのみを使うようになりました。

 

(樋口)そうなんですね。ちなみに提案スピードが圧倒的にアップしたという以外では、操作画面の使い勝手や診断レポートを提示したお客様の反応などいかがでしょうか?

 

エネがえるBizの診断レポート(Excel)は販売店にもわかりやすいと好評。特に24時間365日チャートが提案しやすい。

WQダイジェスト04.PNG

(WQ小山)とても良いですね。エネがえるBizで出てくるExcelの診断レポートを出力して、そのままお客様(販売店)に提示しています。

 

凄く気に入ってもらえるのが、365日の24時間チャートがExcelデータでそのまま見てもらえる点です。凄く提案しやすいです。

 

WQダイジェスト05.PNG

仮に販売店が紙ベースでエンドに持っていく場合なら、平日・休日の2パターンのグラフ等を一部出力する必要がありますが。 需要家の事業者にパソコンなどを持参してExcelデータで24時間365日分のデータのすべてがプルダウンすれば見れるのでお客様にすごく評判が良いです。

 

(樋口)なるほど。それは取引先の販売店の皆さんもいいねって言ってくれてるんでしょうか?

 

(WQ小山)そうですね、はい。評判良いです。

 

(樋口)やはりエクセルのプルダウンで365日分のデータが引き出せる点が良いんですかね?

 

(WQ小山)はい、そこは凄くわかりやすいですよね。

 

(樋口)ありがとうございます。別のテーマになりますが、貴社の中だと小山さんが一番エネがえるを使っていただいているのかなと思います。

 

小山さん以外の社員の方含めて、エネがえるBizの操作感とか、使い方がわからない等のお困りごとはなかったですか?私も貴社については、ほとんどサポートした記憶がないんですけど(笑)

●エネがえるBizの操作を難しいなと思うことはまったくない。

 

(WQ小山)そうですね(笑)エネがえるBizを難しいなと思う時は全くないです。

 

あるとしたら、30分値デマンドデータがない場合に、どうやってロードカーブのテンプレートを作るかという点ですね。ただし、基本的にお客様が当社にデマンドデータを出してくれます。そのため、ほとんどのケースで正確な試算ができるので困ってはいないです。

 

(樋口)なるほど。エネがえるBizを使って、WQ様が提案している案件の太陽光・蓄電池の割合や規模感ってどのくらいになりますか?

 

●受注案件は100%自家消費型太陽光案件。最大850kW規模の案件。

 

(WQ小山)ほとんど自家消費型太陽光のみです。規模感は例えば800kW前後とかですね。屋根がもっと広ければもっとパネルを乗せたいという大量に電気を使ってるお客様もいらっしゃいます。

 

(樋口)なるほどよくイメージできました。今後、自家消費型太陽光に加えて蓄電池併設についても要望が増えてくると思いますが、小山様の見解はいかがでしょう?

 

●蓄電池併設案件は増えると思う。ただし設計や提案の仕方を改善、工夫する必要がある。

(WQ小山)増えると思います。蓄電池併設のシミュレーションは先日も樋口さんにもご相談いただきましたが、設計が少し難しかったり、提案の仕方を間違えると蓄電池容量も変わってきます。 そこは、今後ちょっと樋口さんにもご協力いただきながら提案していきたいと考えています。

 

エネがえるBizの顧客サポートには満足ですか?

 

(樋口)WQ様は、数あるエネがえるBizの導入企業様の中でも、もっともエネがえるBizを使いこなしていただいている企業様の1社です。 そんなWQ様から見て、忖度なくエネがえるBizのサポート品質やサポート対応についてご意見ください。

 

エネがえるBizのサポートは回答がめちゃくちゃ早くて良い。

 

(WQ小山)そうですね。比較的、エネがえるBizをいじって試算を作りながら疑問点が湧いてきてチャットで相談したりしています。

 

サポートは、回答がめちゃくちゃ早くて、良いです。

WQダイジェスト06.PNG

仕事の合間にチャットで回答が来るので、仕事を後回しにせずにお客様にすぐ提案を持っていけたり。もしくはお客様の眼の前でシミュレーションやってるときに疑問点があってもチャットで回答が来たりするので凄く良いです。

 

サポートのスピード感は抜群に良いなと。

 

エネがえるBizのサポートは忖度なしで不満がまっくない。

 

サポートに対しては忖度なしで不満に思ってることがまったくないです。?

 

あるとしたら、デマンドデータがないときのロードカーブテンプレートの定義の仕方くらいです。それ以外はほんと不満が思いつかないです。

 

(樋口)体感でいうとチャットで疑問点質問するとどれくらいで回答返ってきてますか?

僕とかエンジニアが直接サポートしているんですが。

 

体感で10分以内にサポート回答が返ってくる。

 

(WQ小山)10分以内には回答返ってくる印象です。

 

(樋口)なるほど5分が目標なのでもっと短縮しますね(笑)

 

(WQ小山)それは凄い、ほんとに。めちゃくちゃ助かります(笑)

 

(樋口)あとはFAQや動画マニュアル等でサポートに聞かなくても問題解決できるコンテンツも強化していきます。

 

(WQ小山)一つ質問なのですが。エネがえる側では、電気料金プランもちょこちょこ更新されていると思いますが、その辺はどうなんでしょうか?

 

電気料金プランは高圧・特別高圧から低圧電力(動力含む)・電灯100社3,000プラン以上の基本料金・従量料金・燃料調整費単価をプラン毎に月1回更新してシミュレーションに反映。再エネ賦課金は年1回更新。

 

(樋口)はい。月1回全プランメンテナンスしてシミュレーションに反映してます。

 

高圧・特別高圧に関しては大手10電力の全プランを基本料金単価、従量単価、燃料調整費単価すべて月1回月末に最新の単価に更新しています。

 

ですので現在ニュースを賑わしている値上げ等についても基本的には月1すべて追いかけて最新の単価にアップデートをかけています。

 

さらに低圧自家消費提案をされるお客様も多いため、低圧電灯・低圧電力(動力含む)の料金プランも登録されています。こちらは大手10電力に加えて新電力100社3,000プラン以上の基本料金単価、従量料金単価や独自の燃調費単価についてもプラン毎に追いかけて月1回更新しています。

 

いま電力小売業界もカオスな状況ですが、最新単価が反映された状態でエネがえるBizを安心して使っていただけます。

 

(WQ小山)いや、凄い、それを聞くとなおさら満足します。

 

(樋口)エネがえるBizについては燃料調整費単価は大手10電力のエリア別の単価を反映させています。

 

新機能「電気料金プラン参照機能」を使うと全プランの単価情報や月別の燃料調整費単価を100社3,000プランすべて参照できる。

 

また最近、新機能を搭載しており、大手電力・新電力含む100社3,000プランの基本料金・従量料金(季節別・時間帯別・容量別)や燃料調整費単価(最新12ヶ月分)もすべてWebから簡単に参照いただけるようになりました。

 

ここまで、料金プランをデータベース化しているのは、エネがえるのみで他社はやっていないため、とても皆さんに情報収集やメンテナンスの手間が省けると喜んでもらっています。

 

やはり最近は各社の値上げや燃料調整費の変動も多いためなおさらですね。取引先向けのアドバイスなど商社として貴社でも活用いただけると思います。

 

(樋口)いろいろ今、エネがえる導入効果をあげていただきましたが、人材育成や新人の早期戦力化という観点ではいかがですか?

 

エネがえるBizは異業種から来た中途入社新人の教育研修にも活用。操作がシンプルなため新人でも1日で覚えられる。

 

(WQ小山)当社でも新しい人材も入社してもらっています。太陽光とは異なる異業種から来てもらっていて、まず最初に、このエネがえるBizを覚えてもらうようにしているんです。

 

使い方はすごくシンプルなため、慣れたら1案件あたり10分15分のスピードでシミュレーションできる。

 

新人でも1日で覚えてもらってます。その日の内にデマンドデータ渡してエネがえるBizにインポートしてシミュレーションしてもらったりとか。

 

自家消費はなんぞやって説明するにもエネがえるBizのグラフでデマンドの見方や最適な太陽光パネル容量の検討の仕方だったり。余剰量が出る自家消費か完全自家消費なのかパターンはこうですよとか。

 

エネがえるBizの資料一つで教育もできるので、そういう意味でも大変活用させてもらっていますね。社内の人材教育という面でも。

 

(樋口)なるほど、他社様からもそういった人材育成や早期戦力化の観点でも評価いただいていますので、そういった観点でもエネがえるBizの価値をさらに上げていきたいなと思います。これからますます太陽光・蓄電池業界も需要過多で人不足になっていくと思いますので、そういった観点でも業界に貢献していきたいなと。その点でもいろいろまたご要望ください。

 

(WQ小山)はい、もちろん、いや凄く良いです。エネがえるBiz。

 

今後、さらに成果を上げるために一緒にやりたいことやWQ様が今後強化したいことは?

 

(樋口)これからエネがえるを活用してでもエネがえる関係なくでも、未来、今後WQさんとして今後の事業展開や当社への要望など聞かせてください。

 

今後さらに自家消費型太陽光やPPAの市場を一緒に拡大していきたい。蓄電池併設案件も設計や提案を工夫しながらより強化していきたい。

 

(WQ小山)そうですね、WQとしては太陽光事業を今後も続けていきますので、それに伴って自家消費やPPAの事業はさらに伸びていくマーケットだと思っています。

 

今後さらに蓄電池併設案件もどんどん増えていくと思いますので、工場の大きさや屋根の広さ、使ってる電力量や余剰がどれだけ出てるかなどに合わせて最適な蓄電池の容量だったりとか、蓄電池併設提案の部分でもっとシミュレーションを活用していきたいです。

 

いろんなビジネスや新規事業も想定されますが、直近で考えると、自家消費型太陽光のマーケットをエネがえるチームと一緒に広げていけたらと思ってます。

 

(樋口)ありがとうございます。今後は蓄電池併設も必須で増えていきますよね。

 

屋根上太陽光のFIT優遇ニュースに対応して、エネがえるBizで、非FITだけではなく、余剰売電も一緒にシミュレーションできるとさらに良い。

 

(WQ小山)そうですね。先日のニュースで屋根上太陽光のFITを上乗せ優遇するといったニュースも出ていましたが、現状のエネがえるBizのシミュレーションは非FIT自家消費率等が前提になっています。

 

今後は完全自家消費以外にも、FITも含めて比較できたりどちらも提案できるようになるとより面白いかもしれないなとか。

 

(樋口)両方提案できると良いですよね、完全自家消費か余剰売電(FIT)かなど。

 

(WQ小山)はい、そうですね。そういうのができるとエンドユーザー(需要家)も販売店にとっても、さらに提案しやすいソフトになるんじゃないかなと。

 

でも、出力されるExcelレポートをいじれば今でも余剰売電の計算もできますよね。そこはエネがえるBizの良いところですよね。

 

(樋口)そうですね。機能を増やしすぎても使い勝手が悪くなるというケースもあるため。みなさん共通で課題解決に繋がったり、必須でこれは絶対マストだ!っていう要件は最優先でエネがえるBizに実装するような開発方針でやっております。

 

(樋口)それから、この動画見られるWQさんの取引先も含めて同業他社や販売施工店さんもたくさんいらっしゃると思います。WQさんのPRなどありますか?

 

WQの営業5名は全員エネがえるBizをマスター。自家消費シミュレーションに時間がかかる、手間を減らしたい販売施工店は、「再エネ関連設備機器の卸+シミュレーション・見積もり」含めてどんどん相談してほしい。1週間以内で経済効果試算・見積もり回答する。

 

(WQ小山)そうですね、当社では営業マンが5名、モノの卸部隊でいて全員このエネがえるBizのソフトをマスターしています。

 

ですので、自家消費のシミュレーションに時間がかかるとか、少しでも手間を減らしたいという販売施工店さんがいらっしゃったら、ご相談いただけたら、1週間以内で見積もり含めてシミュレーション回答させていただきます。

 

また、屋根の情報をいただけましたら、レイアウトも引かせていただいて、どんな構成が一番最適かなど打ち合わせ含めて提案させていただきます。

 

?どんどんシミュレーションや自家消費提案にお困りの販売施工店さんいらっしゃいましたら、お声がけいただけたらと思います。

185.png

(樋口)それは心強いです。卸販売だけじゃなくてセットで見積もりや経済シミュレーションを1週間以内でしてほしい!といった販売施工店さんはどんどんWQ小山さんに相談してくださいという感じですね?

 

(WQ小山)そうですね、どんどんご相談いただけたら嬉しいです。

納期かかるものも短納期で納品できるように商材揃えたりしてます。ご相談ください。

部材によっては、継電器の部分だったり、ダウントランスだったり、PPAで使う場合のスマートメーターの納期はまだ改善されていない状態ですが、ダウントランスやキュービクル必要といった相談であれば、そこそこ短納期で対応できる状態になってます。

遠慮なくご相談いただきたいです。

 

(樋口)それは心強い。ぜひインタビューをご覧になった方はWQさんにご相談ください。

 

それでは小山さんお忙しいところインタビューにお答えいただき、ありがとうございました。

今後とも、引き続きエネがえるBizのご活用よろしくお願いいたします。

 

インタビューア&著者プロフィール(太陽光・蓄電池シミュレーションエキスパート)

会社名:国際航業株式会社
部署名:公共コンサルタント事業部カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG
執筆者名:樋口 悟

執筆者の略歴:国際航業株式会社エネルギー部デジタルエネルギーグループ。エネルギー診断クラウドサービス「エネがえる」担当。1996年東京学芸大学教育学部人間科学課程スポーツコーチ学科卒業。1997年上場大手コールセンター会社に入社、2000年大手上場小売企業グループのインターネット関連会社で最年少役員に就任。2011年に独立起業。大企業向けにSNSマーケティングやアンバサダーマーケティングを提供するAsian Linked Marketingを設立。30以上の大手上場企業のプロジェクトを担当。5年で挫折。2016年国際航業株式会社新規事業開発部に入社しエネルギー領域の事業開発、エネがえる事業開発を担当。

太陽光・蓄電池経済効果シミュレーションの国内唯一のエキスパートとして、大手電力・ガス会社、有名太陽光・蓄電池メーカー、全国販売施工店・工務店など約700社以上と、最近ではエネルギー政策立案サイド(国・官公庁・地方自治体)で太陽光・蓄電池推進政策をしている方々へもエネがえるを活用した太陽光・蓄電池経済効果シミュレーションやアドバイスを提供している。

執筆記事:https://energy-shift.com/news/author/71cbba7e-dbbc-4728-9349-9cdbed975c6e

author01.jpg

執筆者のSNS:

Twitter:@satoruhiguchi

LinkedInプロフィール:https://www.linkedin.com/in/satoruhiguchi/

Sansan名刺交換:https://ap.sansan.com/v/vc/bu56hqnjvw5upna463tcfvkxka/

無料30日お試し登録
今すぐエネがえるBizの全機能を
体験してみませんか?

無料トライアル後に勝手に課金されることはありません。安心してお試しください。

著者情報

国際航業株式会社カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟(著者情報はこちら

国際航業 カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS・APIサービス「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)のBizDev管掌。AI蓄電池充放電最適制御システムなどデジタル×エネルギー領域の事業開発が主要領域。東京都(日経新聞社)の太陽光普及関連イベント登壇などセミナー・イベント登壇も多数。太陽光・蓄電池・EV/V2H経済効果シミュレーションのエキスパート。お仕事・提携・取材・登壇のご相談はお気軽に(070-3669-8761 / satoru_higuchi@kk-grp.jp)

たった15秒でシミュレーション完了!誰でもすぐに太陽光・蓄電池の提案が可能!
たった15秒でシミュレーション完了!
誰でもすぐに太陽光・蓄電池の提案が可能!