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JSONって何?エネがえるASPの診断結果をAI・Excel・比較提案に活かすJSON出力活用ガイド
エネがえるASPのJSON出力は、診断結果をお手元のAIやExcelで再利用しやすい形式で出力するエネがえるASPの新機能です。提案書、比較レポート、独自グラフ、CSV加工、将来のAPI連携まで、実務でどう使うかをわかりやすく解説します。

・想定読者: エネがえるASP利用企業の営業担当、営業企画、販売施工店責任者、業務改善担当、IT/システム担当
・この記事の要点3つ
- JSONは、AIやExcelで扱いやすい診断データ形式です。
- エネがえるASPのJSON出力を使うと、お手元の生成AIに貼り付けて指示することで一枚提案書・比較レポート・独自グラフを作りやすくなります。
- 最初は「familyinfo」「benefit.calctable」「pv.simulation」「epplan.ranking」の4領域だけ見れば十分です。
エネがえるASPのJSON出力機能とは
結論から言うと、エネがえるASPのJSON出力機能は、診断結果を「読むための資料」から「AIやExcelで再利用できるデータ資産」へ変える機能です。[5][6]
PDFやExcelが不要になるわけではありません。むしろ逆です。PDFはお客様へ見せる資料、Excelは人が編集する表、JSONはAI・Excel・社内システムが数値を読み取りやすい“元データ”として使い分けると、提案の幅が一気に広がります。[1][4][5]
「JSONって何?」と身構える必要はありません。この記事では、非エンジニアでも分かる言葉で、エネがえるASPの診断結果をChatGPT、Claude、Gemini、NotebookLM、Excelなどでどう活かせるかを、実務ベースで整理します。
向いている読者は、エネがえるASPの診断結果を一枚提案書、比較レポート、独自グラフ、FAQ、社内共有、将来のAPI連携まで広げたい方です。逆に、診断結果を1回PDFで印刷して終わりなら、JSONの優先度はそこまで高くありません。
そもそもJSONって何?
JSONは、難しく言うと軽量・テキストベース・言語非依存のデータ交換形式です。[1] ただ、実務ではもっとシンプルに考えて大丈夫です。
JSONとは、AIやExcelやシステムが読み間違えにくいように整理された診断データです。
PDFは見た目が整っていて人に渡しやすい反面、AIやシステムが中の数値を正確に拾うには少し工夫が必要です。Excelは人が見て編集しやすい一方で、シート構成やセル位置に依存しがちです。JSONは、どの値が何を意味するかを構造で表しやすく、AI・表計算・外部システムへつなぎやすいのが強みです。[1][2]
| 形式 | 主な役割 | 強み | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 人に見せる | 見た目が整う | お客様向け提出、印刷、共有 | |
| Excel | 人が編集する | 表計算・並べ替え・グラフ化 | 社内加工、比較、集計 |
| JSON | 人とAIとシステムが再利用する | 構造化・再利用性・連携性 | 生成AI、CSV変換、比較提案、API連携 |
ミニコラム:一言で言うとどう違う?
PDFは読む、Excelは触る、JSONは再利用する。 これがいちばん伝わりやすい整理です。
なぜ今、JSON出力が効くのか
生成AIがファイルを読める時代になった
ChatGPTはアップロードしたJSONや表計算ファイルを分析でき、複数ドキュメント比較や可視化にも対応しています。[7][8] ClaudeはJSONを含む各種ファイルをアップロードでき、自然言語でExcel、PowerPoint、Word、PDFまで生成できます。[9][10] Geminiも多くのファイルをアップロードして扱え、表データからチャートを作る機能を案内しています。[12]
つまり、エネがえるの診断結果をJSONで持てると、数値の再入力なしで「表現だけ」をAIに任せやすくなります。[5]
Excel側もJSONを扱いやすくなった
Power QueryのJSONコネクタでは、JSONファイルを読み込むとPower Queryエディターが起動し、自動テーブル検出でJSONデータをテーブルへフラット化できます。[4] つまり、非エンジニアでも「データの取得」からJSONを表形式へ展開しやすい環境が整っています。
将来のAPI連携にもつながる
JSON出力そのものは1診断ごとの成果物です。ただ、JSON SchemaはJSONの構造や制約を定義しやすく、OpenAPIはHTTP APIの標準記述です。[2][15] そのため、最初はJSONレポートとして活用し、必要が高まればAPI連携へ進む、という段階設計がしやすいのです。
エネがえるJSONに何が入っているのか
エネがえるFAQによると、エネがえるJSON出力機能は診断結果を機械可読な構造データとして出力したもので、顧客条件は familyinfo、電力使用は ep、太陽光は pv、蓄電池は cell、料金プラン比較は epplan、導入効果比較は benefit にまとまっています。[5]
また、比較表の中心は benefit.calctable、候補料金プランは epplan.ranking、月別・時間帯別の詳細は purchase / monthlycharges / day_purchase などの配列で保持されると案内されています。[5]
- familyinfo:家族構成や前提条件
- benefit.calctable:現在・プラン変更のみ・太陽光・太陽光+蓄電池などの比較の核
- pv.simulation:月次の見える化
- cell.simulations:蓄電池関連の月次・シナリオ
- epplan.ranking:推奨料金プラン候補
- purchase / monthlycharges / day_purchase:月別・時間帯別の詳細
ここが重要です。JSON出力の本当の価値は、年間合計だけでなく、月別・時間帯別の詳細計算結果まで残っていることです。これがあると、単なる結果説明から、生活スタイル別の提案や独自グラフ、比較レポートまで広げやすくなります。[5]
最初に使うべき4項目
最初から全部を見る必要はありません。FAQでも、まずは familyinfo、benefit.calctable、pv.simulation、epplan.ranking の4つを優先するのが推奨されています。[5]
| 項目 | 役割 | まず何に使うか |
|---|---|---|
| familyinfo | 前提条件 | 診断条件の要約 |
| benefit.calctable | 結論 | 比較表、一枚提案書、要点整理 |
| pv.simulation | 月次の見える化 | 月別グラフ、季節差の説明 |
| epplan.ranking | 料金プラン提案 | プラン比較、提案の次アクション |
特に benefit.calctable は比較表の本体です。結論をまず出したいなら、最初にここから取り出すのが最短です。[5]
おすすめ活用フロー
いちばん失敗しにくい流れは、エネがえるFAQでも示されている通り、JSON → 表形式要約 → Excel/CSV → PPT/画像/FAQ です。[5]
いきなり「きれいなスライド」や「派手な画像」を作ろうとすると、見た目はできても数値確認が大変になります。先に比較表と月次表を作ると、その後のスライド化、画像化、FAQ化が一気に楽になります。
- エネがえるASPの診断結果画面から「レポートをダウンロードする(JSON)」を押す
- まずは familyinfo / benefit.calctable / pv.simulation / epplan.ranking を抽出する
- 表形式に要約する
- 必要に応じてExcelやCSVに変換する
- その表をもとにPPT、画像、FAQ、社内共有資料に展開する
この順番なら、AIの出力が多少ぶれても、元になる表で数値確認しやすいのが利点です。
非エンジニアでも使いやすい6つのユースケース
1. 一枚提案書をつくる
エネがえるから出力したJSONファイルをChatGPTやClaudeに添付し、「顧客向けにやさしい一枚提案書を作成してください」と依頼すれば、診断条件、比較結論、月別料金推移、推奨プランをまとめた一枚資料の叩き台を作りやすくなります。[7][8][10]
2. 複数診断結果の比較レポートをつくる
エネがえるで試算した複数診断結果のJSONファイルを一緒に添付すれば、非FIT vs FIT、太陽光のみ vs 太陽光+蓄電池、現行プラン vs 推奨プランなどの比較表が作りやすくなります。FAQでも複数診断JSONを使った比較図解の例が示されています。[5]
3. 独自グラフをつくる
月別料金や時間帯別データが残っているため、標準レポートとは違う切り口のグラフを作れます。たとえば「冬の夕方だけ切り出す」「月別買電額を棒グラフ化する」「太陽光あり・なしで売電量と買電量を並べる」といった見せ方が可能です。[5]
4. Excel / CSVに落として社内で加工する
Power QueryならJSONをテーブル化しやすく、ClaudeやChatGPTに「このJSONから summary.csv と benefit_calctable.csv を作って」と頼むこともできます。[4][8][10] まずは1テーマ1ファイルで分けると運用しやすくなります。
5. FAQや営業トークをつくる
JSONをもとに、「この家で蓄電池を提案する理由」「この診断結果でよく出る質問」「お客様向けの3行要約」などを作ると、営業担当ごとの説明のばらつきを減らせます。[5][7]
6. 将来のAPI連携やBI分析につなげる
JSON出力は、まずは手元で再利用するための入口です。ただ、将来的には社内システム、CRM、BI、独自シミュレーターとの連携にもつながります。OpenAPIはHTTP APIを記述する標準であり、エネがえるにもREST APIの案内があります。[15][17]
AIツール別の使い分け
ChatGPT
ChatGPTは、JSONやCSV、XLSX、PDFをアップロードして分析・比較・可視化しやすいのが強みです。[7][8] エネがえるJSONをそのまま読み込ませて、比較表、要約、営業向けトーク、簡単なグラフ設計を出す起点に向いています。
Claude
ClaudeはJSONをアップロードできるだけでなく、自然言語でExcel、PowerPoint、Word、PDFまで生成できます。[9][10] また、Artifactsで文書、SVG、図解、簡易アプリ的な成果物も扱いやすく、提案書づくりや視覚化に向いています。[11]
Gemini
Gemini Appsは多くのファイルをアップロードでき、アップロードした表からチャートを作れます。[12] そのため、Geminiで安定してグラフ化したい場合は、JSONをいったんCSVや表形式に変えてから渡すと使いやすい場面が多いです。
NotebookLM
NotebookLMは、PDF、ウェブサイト、Google Docs、Google Slidesなどをソースにして、根拠付きでノート化・FAQ化・説明文生成を行う用途に向いています。[13][14] 公式の対応ソース種別を踏まえると、NotebookLMには生JSONをそのまま入れるより、JSONから抽出した要約テキスト、比較表CSV、Google Docs化した整理資料を入れる方が安定しやすいです。
NanobananaProなどの画像・資料生成AI
画像系やワンペーパー系の生成AIは、いきなり生JSONを渡すより、まず比較表や月次表を作ってから、それを元に「この数値を使って一枚提案書にしてください」と指示する方が成功率が高いです。
ミニコラム:なぜ“先に表”なのか
AIは表現が得意です。ですが、数値の責任層はエネがえる側に残した方が安全です。数値の真実はエネがえる、見せ方はAI と切り分けると、実務でぶれにくくなります。[5]
JSON出力とAPIは何が違う?
ここは混同されやすいポイントです。JSON出力とAPIは似て見えますが、実務では役割が違います。
| 項目 | JSON出力 | API |
|---|---|---|
| 主な価値 | 1診断ごとの再利用 | 継続連携・自動化 |
| 向く用途 | 提案書、比較表、独自グラフ、FAQ、Excel加工 | Web組み込み、CRM連携、業務フロー自動化 |
| 主な利用者 | 営業、営業企画、非エンジニア | IT、プロダクト、システム担当 |
| 導入負荷 | 低い | 高い |
OpenAPIはHTTP APIの正式な記述標準です。[15] つまり、APIは“接続基盤”、JSON出力は“成果物の再利用形式”です。まずJSON出力で価値を体感し、継続的なシステム連携が必要になったらAPIへ進む。この順番が自然です。エネがえるにもAPIサービスの案内があります。[17]
失敗しやすいポイントと対策
- いきなり画像だけ作る
先に比較表を作ってから画像化した方が、数値確認が楽です。 - JSON全体を1つのCSVに潰す
summary、比較表、月次、プラン候補など、1テーマ1ファイルに分ける方が読みやすくなります。 - NotebookLMへ生JSONだけを入れる
NotebookLMは整理済みテキストやDocs/Slidesとの相性が良いので、前処理した方が安定しやすいです。[13][14] - AIに丸投げして数値確認しない
数値は必ずエネがえる出力と突き合わせてください。 - 社内ルールを確認せず外部AIへ投入する
利用する生成AIのセキュリティ設定、組織ポリシー、個人情報の扱いは必ず確認してください。
そのまま使える共通プロンプト
エネがえるFAQでも、まずは4領域を優先して扱う共通依頼が有効と案内されています。[5] まずは次のテンプレートから始めるのが安全です。
添付のエネがえるJSONを解析し、
1. 前提条件の要約
2. 比較表の作成
3. 月別料金推移の表作成
4. 推奨プラン候補の整理
5. 顧客向け要約
を日本語で出力してください。
まず familyinfo、benefit.calctable、pv.simulation、epplan.ranking を優先し、時間帯別配列は必要時のみ使ってください。
一枚提案書にしたい場合は、最後に「A4横1枚相当で、見出し・表・短い結論付きでまとめてください」と足すだけでもかなり使いやすくなります。
よくある質問
Q1. JSONって何ですか?
AIやExcelやシステムが扱いやすいように整理された、テキスト形式の構造化データです。[1][2]
Q2. PDFやExcelがあるのに、JSONは必要ですか?
お客様へ見せるだけならPDFやExcelでも十分です。ただ、AIで要約したい、比較表を自動生成したい、独自グラフを作りたい、社内システムへつなげたい場合はJSONの方が有利です。
Q3. まず何から取り出せばいいですか?
familyinfo、benefit.calctable、pv.simulation、epplan.ranking の4つから始めるのがおすすめです。[5]
Q4. NotebookLMにはJSONをそのまま入れればいいですか?
基本は、JSONから抽出した要約テキスト、CSV、Google Docsなどへ整えてから入れる方が安定しやすいです。NotebookLMはPDF、ウェブサイト、Google Docs、Google Slidesなどのソース化に強い設計です。[13][14]
Q5. どんなときにAPIを検討すべきですか?
Webフォーム、CRM、会員画面、独自シミュレーターなどへ継続的に組み込みたいときです。1件ごとの再利用ならJSON出力、継続連携ならAPI、という整理が分かりやすいです。[15][17]
まとめ
エネがえるASPのJSON出力機能は、単なる新しいダウンロード形式ではありません。診断結果を、AIで再表現できる、Excelで加工できる、比較レポートへ展開できる、将来はAPIへつながる データ資産へ変える機能です。[5]
まずは難しく考えず、1件のJSONを取り出し、ChatGPTやClaudeに「前提条件」「比較表」「月別料金推移」を作ってもらってください。そこから一枚提案書、独自グラフ、FAQ化へ広げるのが、いちばん再現性の高い始め方です。
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出典・参考URL
- RFC 8259: The JavaScript Object Notation (JSON) Data Interchange Format
- JSON Schema – What is JSON Schema?
- OpenAI Structured Outputs
- Microsoft Power Query JSON コネクタ
- エネがえるASP「JSON出力機能」の活用ガイド
- エネがえるASP 公式ページ
- OpenAI Help: File Uploads FAQ
- OpenAI Help: Data analysis with ChatGPT
- Claude Help: Uploading files to Claude
- Claude Help: Create and edit files with Claude
- Claude Help: What are artifacts and how do I use them?
- Google Gemini Apps Help: Upload & analyze files
- NotebookLM Help: Learn about NotebookLM
- NotebookLM Help: ノートブックの新しいソースを追加または検索する
- OpenAPI Initiative
- Google Search Central: Article structured data
- Google Search Central Blog: Changes to HowTo and FAQ rich results
- Google Search Central: General structured data guidelines
- エネがえるAPI 公式ページ



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