ENEGAERUエネルギー調達・投資判断ガイド
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ENERGY PROCUREMENT GUIDE

物流・冷凍冷蔵倉庫の調達戦略

屋根の広さ、電気を使う量、建物を使い続ける期間を分けて判断します。

01常温と冷凍冷蔵を分ける
02契約構造を整理
03物流車両まで拡張

常温と冷凍冷蔵を分ける

常温倉庫は屋根が広くても電力負荷が小さい場合があり、屋根全面に設置した案が最適とは限りません。冷凍冷蔵は夜間を含む負荷、外気温、扉開閉、除霜を確認し、温度を維持した範囲で運転を検討します。

契約構造を整理

建物所有者、物流運営者、テナント、電力契約者、PPA事業者が異なる場合は、設備所有、屋根利用、料金請求、環境価値、原状回復の責任を表にします。空室やテナント変更後も成立する条件を協議します。

物流車両まで拡張

EV充電を追加する場合、日中不在の車両に昼間のPVが使えるとは限りません。帰庫時刻、翌日出発、必要SOC、充電出力、施設ピークを合わせ、充電制御と定置蓄電池の必要性を比較します。

数字で比べる:物流倉庫の仮定ケース

計算方法を説明する架空条件です。業界平均・標準相場・導入実績ではありません。以下の条件が同時に成立するとは限らず、実際の見積・負荷で置き換えてください。

条件入力
年間需要 / PV容量300,000 kWh / 200 kW DC
発電原単位 / 自家消費率1100 kWh/kW・年 / 55%
回避購入単価 / PPA単価25円 / 18円/kWh(自家消費分に課金)
自己所有設備費 / リース料3,000.0万円 / 年180.0万円
自己所有維持費 / 交換30.0万円毎年 / 12年目200.0万円
期末費用自己所有100.0万円、PPA・リース0円の仮定
共通条件20年、割引3%、発電劣化0.5%/年、電力・PPA単価変化0%、売電0円、補助金0円。借入・税・基本料金削減なし。リース維持費はリース料に含む仮定。
自己所有672.0万円PPA1,207.9万円リース1,636.0万円
評価指標自己所有PPAリース
NPV672.0万円1,207.9万円1,636.0万円
20年累積差額CF1,871.1万円1,615.9万円2,171.1万円
初年度差額CF272.5万円84.7万円122.5万円

回避購入単価が変わると?

回避単価自己所有NPV
20円/kWh-190.8万円
25円/kWh672.0万円
30円/kWh1,534.8万円

正の値は現状の購入継続より有利という意味です。リースに保守・交換・残価が含まれるか、PPA契約の料金改定・解約条件など、金額以外の条件をそろえてから採否を決めます。

自社の条件で比較し直す

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具体的な用途負荷の特徴最初の改善守る条件
一般倉庫屋根が広くても日中負荷は小さい場合屋根面積より最低需要でPV容量を検討賃貸期間・屋根改修
冷凍冷蔵倉庫通年ベース負荷と除霜の山除霜・予冷の順序を見直す庫内温度・保管品質
水産加工・低温施設水揚げ・製氷・冷凍の季節需要製氷と凍結の重なりを確認鮮度・漁期・衛生

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