蓄電池シミュレーション(蓄電池の経済効果や導入メリットの計算方法ってどうやるの?)
蓄電池シミュレーションなら国際航業の「エネがえる」
今回のテーマは『蓄電池シミュレーション(蓄電池の経済効果や導入メリットの計算方法ってどうやるの?)』です。
蓄電池で電気を充放電すると、光熱費が安くなる!
…のは間違いないのですが、実は蓄電池の導入メリットという観点から考えるとひと手間が必要です。
電気プランを「時間帯によって料金の異なる電気プラン」への変更をしましょう。
東京電力の場合、通常であれば「従量電灯B」という契約ですが、
「半日お得プラン」という電力プランに変更するのです。
(参考URL:http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/home09-j.html)
このプランだと、昼間の電気代は高くなりますが、夜間の電気料金は安くなります。
このメリットを活かして、電気代の安い夜間に蓄電池への充電を行い、電気代の高い昼間に放電することで光熱費をぐっと抑えられるのです。
具体的に蓄電池の経済効果額(金額)の計算をしてみましょう。
モデルケースとして、いくつか条件を設定します。
<条件>
※一ヶ月を30日とする。
※一般的な家庭での一ヶ月の電気使用量は300kWhとする。
※昼(9:00~21:00)と夜(21:00~9:00)との電気使用量比率を一般的な割合である5:5とする。
※5kWhの蓄電池を設置し、変換効率等での実質蓄電容量が4kWhとする。
※従量電灯B の30Aの契約とする。
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1.「従量電灯B」の場合、
一ヶ月の電気料金は、8,063円(再エネ促進賦課金込み、切り上げ)になります。
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2.蓄電池を設置し、電力プラン「半日お得プラン」にを変更する場合、
5kWhの蓄電池を設置し、変換効率等での実質蓄電容量が4kWhとしているので、
一ヶ月の充放電サイクルの合計(深夜電力を昼間に活用できる量の一ヶ月の合計)は、4kWh×30日で120kWhになります。
そうすると、昼間の電気の購入量が30kWh、夜間の電気の購入量が270kWhになります。
ここから電気料金を計算すると、5,772円(再エネ促進賦課金込み、切り上げ)になります。
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1と2より、「従量電灯B」の金額(8,063円)と蓄電池を設置して「半日お得プラン」に変更する場合の金額(5,772円)の差額である、
2,291円が月々の経済メリットになります。
年間メリットは2,291×12ヶ月で27,492円になります。
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少し複雑に見えますがそのお得効果は抜群!
蓄電池設置+「半日お得プラン」への変更でかなりの節約が可能です。
しかも、蓄電池の導入シミュレーションツールである「エネがえる」を使えば、より正確な経済効果、光熱費削減額を計算できます。
エネがえるは国際航業(株)が開発した住宅向け太陽光・蓄電池・オール電化経済効果シミュレーションツールです。 大手電力会社や新電力、蓄電池メーカー、住宅メーカー、スマエネ商社・販売会社など国内700社以上の導入実績。 累積診断回数50万回を超える導入シェアNo.1の住宅用エネルギー診断クラウドサービスです。 住宅用太陽光・蓄電池経済効果シミュレーターのエネがえるASPサービス、産業用自家消費型太陽光・蓄電池経済効果シミュレーターのエネがえるBiz、月額40万円~のエネがえるAPIサービス、EV・V2H対応の経済効果シミュレーターのエネがえるEV・V2Hサービス、個別見積のエネがえるAI Sense(エネルギーマネジメント/充放電制御/VPPシステム)の5つの サービス形態で貴社のニーズにあわせて提供いたします。?
各ご家庭によって電気の使い方が異なりますので、実は半日お得プランが絶対お得!という訳でもないのです。新電力も様々なプランを出してきていますので、それも踏まえてシミュレーションできるのはエネがえるだけ!
気になる方は是非お試しください!
さらに、実は太陽光発電で発電した電気の売電量を増やすという経済メリットもあります。
これについては「賢い使い方」というテーマでまたご説明しますね!