産業用太陽光発電・蓄電池の営業担当者、84.2%が「シミュレーション結果」の保証で「成約率が高まる」と期待

著者情報

国際航業株式会社カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟(著者情報はこちら

国際航業 カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS・APIサービス「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)のBizDev管掌。AI蓄電池充放電最適制御システムなどデジタル×エネルギー領域の事業開発が主要領域。東京都(日経新聞社)の太陽光普及関連イベント登壇などセミナー・イベント登壇も多数。太陽光・蓄電池・EV/V2H経済効果シミュレーションのエキスパート。お仕事・提携・取材・登壇のご相談はお気軽に(070-3669-8761 / satoru_higuchi@kk-grp.jp)

太陽光発電の義務化の背景には「脱炭素社会」に向けた動きがある
太陽光発電の義務化の背景には「脱炭素社会」に向けた動きがある

産業用自家消費型太陽光・蓄電池販売の経済効果シミュレーション保証に関する意識調査

  • 調査サマリー

  • 調査概要

調査名称:産業用自家消費型太陽光・蓄電池販売の経済効果シミュレーション保証に関する意識調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年5月13日〜同年5月14日

有効回答:経済効果シミュレーションを活用して産業用自家消費型太陽光・蓄電池販売の営業を行ったことがある法人営業担当者107名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪調査結果の利用条件≫

1 情報の出典として「エネがえる」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典として、下記リンクを設置してください。

URL:https://www.enegaeru.com/

  • 88.8%が、産業用(事業者用)自家消費型太陽光または産業用(事業者用)蓄電システムを顧客に提案する際、経済効果シミュレーションの信憑性や診断精度に関して「不安」を感じたことがある

「Q1.あなたは、産業用(事業者用)自家消費型太陽光または産業用(事業者用)蓄電システムを顧客に提案する際、経済効果シミュレーションの信憑性や診断精度に関して不安を感じたことがありますか。」(n=107)と質問したところ、「何度もある」が36.5%、「数回程度ある」が48.6%という回答になりました。

Q1.あなたは、産業用(事業者用)自家消費型太陽光または産業用(事業者用)蓄電システムを顧客に提案する際、経済効果シミュレーションの信憑性や診断精度に関して不安を感じたことがありますか。Q1.あなたは、産業用(事業者用)自家消費型太陽光または産業用(事業者用)蓄電システムを顧客に提案する際、経済効果シミュレーションの信憑性や診断精度に関して不安を感じたことがありますか。

・何度もある:36.5%

・数回程度ある:48.6%

・一度だけある:3.7%

・ない:5.6%

・わからない/答えられない:5.6%

  • 83.1%が、お客様から経済効果シミュレーション結果の信憑性や診断精度を疑われ、失注または成約までに時間がかかってしまった経験あり

「Q2.お客様から経済効果シミュレーション結果の信憑性や診断精度を疑われ、失注または成約までに時間がかかってしまった経験はありますか。」(n=107)と質問したところ、「何度もある」が32.6%、「数回程度ある」が43.0%という回答になりました。

Q2.お客様から経済効果シミュレーション結果の信憑性や診断精度を疑われ、失注または成約までに時間がかかってしまった経験はありますか。Q2.お客様から経済効果シミュレーション結果の信憑性や診断精度を疑われ、失注または成約までに時間がかかってしまった経験はありますか。

・何度もある:32.6%

・数回程度ある:43.0%

・一度だけある:7.5%

・ない:15.0%

・わからない/答えられない:1.9%

  • 経済効果シミュレーションの結果通りの実績が出ない場合、84.1%が、「その差額が保証されるならば、お客様へ自信をもって提案することができる」と回答

「Q3.経済効果シミュレーションの結果通りの実績が出ない場合、その差額が保証されるならば、お客様へ自信をもって提案することができると思いますか。」(n=107)と質問したところ、「非常にそう思う」が35.5%、「ややそう思う」が48.6%という回答になりました。

Q3.経済効果シミュレーションの結果通りの実績が出ない場合、その差額が保証されるならば、お客様へ自信をもって提案することができると思いますか。Q3.経済効果シミュレーションの結果通りの実績が出ない場合、その差額が保証されるならば、お客様へ自信をもって提案することができると思いますか。

・非常にそう思う:35.5%

・ややそう思う:48.6%

・あまりそう思わない:7.5%

・全くそう思わない:4.7%

・わからない/答えられない:3.7%

  • 経済効果シミュレーションの結果が保証される場合、84.2%が、「成約率は高まる」と回答

「Q4.経済効果シミュレーション結果が保証されるならば、成約率は高まると思いますか。」(n=107)と質問したところ、「非常にそう思う」が39.3%、「ややそう思う」が44.9%という回答になりました。

Q4.経済効果シミュレーション結果が保証されるならば、成約率は高まると思いますか。Q4.経済効果シミュレーション結果が保証されるならば、成約率は高まると思いますか。

・非常にそう思う:39.3%

・ややそう思う:44.9%

・あまりそう思わない:9.3%

・全くそう思わない:3.7%

・わからない/答えられない:2.8%

  • 経済効果シミュレーション結果の保証がある場合、78.5%が、成約期間は「短縮できる」と実感

「Q5.経済効果シミュレーション結果の保証があるならば、成約期間は短縮できると感じますか。」(n=107)と質問したところ、「非常にそう感じる」が29.9%、「ややそう感じる」が48.6%という回答になりました。

Q5.経済効果シミュレーション結果の保証があるならば、成約期間は短縮できると感じますか。Q5.経済効果シミュレーション結果の保証があるならば、成約期間は短縮できると感じますか。

・非常にそう感じる:29.9%

・ややそう感じる:48.6%

・あまりそう感じない:15.9%

・全くそう感じない:2.8%

・わからない/答えられない:2.8%

  • 経済効果シミュレーション結果が保証される場合の魅力的な保証内容、「蓄電システムの充放電量(kWh)」や「太陽光パネルの発電量(kWh)など

「Q6.経済効果シミュレーション結果が保証されるならば、どのような項目に基づく保証があると魅力的だと感じますか。(複数回答)」(n=107)と質問したところ、「蓄電システムの充放電量(kWh)」が61.7%、「太陽光パネルの発電量(kWh)」が52.3%、「太陽光の自家消費効果による電気代削減額(円)」が42.1%という回答になりました。

Q6.経済効果シミュレーション結果が保証されるならば、どのような項目に基づく保証があると魅力的だと感じますか。(複数回答)Q6.経済効果シミュレーション結果が保証されるならば、どのような項目に基づく保証があると魅力的だと感じますか。(複数回答)

・蓄電システムの充放電量(kWh):61.7%

・太陽光パネルの発電量(kWh):52.3%

・太陽光の自家消費効果による電気代削減額(円):42.1%

・蓄電システムの自家消費効果による電気代削減額 (円):34.6%

・自家消費型太陽光+蓄電システムによる電気代削減額(円):30.8%

・トータルの電気代削減率(%):25.2%

・自家消費量(kWh):23.4%

・自家消費率(%):21.5%

・投資回収期間(年):18.7%

・FIT/FIPによる売電収入額(円):14.0%

・投資対効果(%):11.2%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:2.8%

  • 69.1%が、経済効果シミュレーション結果の保証料を販売施工会社側で負担することは「可能である」と回答

「Q7.経済効果シミュレーション結果の保証料を販売施工会社側で負担することは可能だと思いますか。」(n=107)と質問したところ、「非常にそう思う」が21.4%、「ややそう思う」が47.7%という回答になりました。

Q7.経済効果シミュレーション結果の保証料を販売施工会社側で負担することは可能だと思いますか。Q7.経済効果シミュレーション結果の保証料を販売施工会社側で負担することは可能だと思いますか。

・非常にそう思う:21.4%

・ややそう思う:47.7%

・あまりそう思わない:15.0%

・全くそう思わない:11.2%

・わからない/答えられない:4.7%

64.5%が、経済効果シミュレーション結果の保証をオプションとしてお客様に提案することに「抵抗」なし

「Q8.経済効果シミュレーション結果の保証をオプションとしてお客様に提案することに抵抗感はありますか。」(n=107)と質問したところ、「全く抵抗感はない」が17.8%、「あまり抵抗感はない」が46.7%という回答になりました。

Q8.経済効果シミュレーション結果の保証をオプションとしてお客様に提案することに抵抗感はありますか。Q8.経済効果シミュレーション結果の保証をオプションとしてお客様に提案することに抵抗感はありますか。

・全く抵抗感はない:17.8%

・あまり抵抗感はない:46.7%

・やや抵抗感がある:24.3%

・強い抵抗感がある:6.5%

・わからない/答えられない:4.7%

まとめ

今回は、経済効果シミュレーションを活用して、産業用自家消費型太陽光・蓄電池販売の営業を行ったことがある法人営業担当者107名を対象に、産業用自家消費型太陽光・蓄電池販売のシミュレーション保証に関する意識調査を実施しました。

まず、88.8%の担当者が、経済効果シミュレーションの信憑性や診断精度に「不安」を感じたことがあることに加え、顧客からシミュレーション結果の信憑性を疑われ、「失注や成約が遅れた経験がある」人は83.1%にも上ることが分かりました。また、84.1%がシミュレーション結果通りの実績が出ない場合にその差額が保証されれば、顧客に自信を持って「提案できる」と回答し、84.2%が「成約率が高まる」と期待しています。経済効果シミュレーション結果が保証される場合の魅力的な保証内容としては、「蓄電システムの充放電量」(61.7%)や「太陽光パネルの発電量」(52.3%)などが上位に挙がりました。さらに、69.1%が、保証料を販売施工会社側で「負担することが可能」と考えており、64.5%が保証をオプションとしてお客様に提案することに「抵抗がない」と回答しています。

今回の調査では、産業用自家消費型太陽光・蓄電池販売における経済効果シミュレーション結果の信憑性に対する不安が明らかになりました。シミュレーション結果の保証は、提案の信頼性を高め、成約率や成約期間の改善に期待されていることがわかりました。今後、産業用自家消費型太陽光・蓄電池販売の営業において、販売側、購入側両者の不安を解消する保証サービスが求められていくことでしょう。

無料30日お試し登録
今すぐエネがえるBizの全機能を
体験してみませんか?

無料トライアル後に勝手に課金されることはありません。安心してお試しください。

著者情報

国際航業株式会社カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟(著者情報はこちら

国際航業 カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS・APIサービス「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)のBizDev管掌。AI蓄電池充放電最適制御システムなどデジタル×エネルギー領域の事業開発が主要領域。東京都(日経新聞社)の太陽光普及関連イベント登壇などセミナー・イベント登壇も多数。太陽光・蓄電池・EV/V2H経済効果シミュレーションのエキスパート。お仕事・提携・取材・登壇のご相談はお気軽に(070-3669-8761 / satoru_higuchi@kk-grp.jp)

コメント

たった15秒でシミュレーション完了!誰でもすぐに太陽光・蓄電池の提案が可能!
たった15秒でシミュレーション完了!
誰でもすぐに太陽光・蓄電池の提案が可能!