目次
- 1 太陽光発電シミュレーションのポイントとおすすめサイト4選
- 1.1 シミュレーションに必要な項目とは?
- 1.2 シミュレーションの数値に影響を与えるのはこんなこと
- 1.3 シミュレーションを試してみたいサイト4選
- 1.3.1 太陽光発電のシミュレーションを実施する場合は、
- 1.3.2 ・できるだけ多くの会社の設備を比較できること
- 1.3.3 ・得られるメリットが具体的にわかること
- 1.3.4 の2つが特に重要です。また、以下でご紹介する経済産業省のシミュレーションサイトの数値も参考にすることで、より信頼性の高いシミュレーションになるでしょう。ここでは太陽光シミュレーションに関しておすすめのサイトをいくつかご紹介します。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがありますので、ユーザーの条件にあったサイトで試算してみましょう。
- 1.3.5 経済産業省 発電量シミュレーター
- 1.3.6 ニコそら
- 1.3.7 航空写真を使用して行う太陽光シミュレーションです。設置の向き不向きやおおよその発電量といった基本的なことや、自宅のあるエリアの補助金の金額が手軽に確認できます。ただ、航空写真の精度によっては結果に差がでてくる場合があるほか、パネルの角度など詳細な条件の入力ができないため、あくまで簡易的なシミュレーションになります。
- 1.3.8 太陽光発電 競合情報
- 1.3.9 太陽光パネルの枚数・電気料金・設置予算の3項目を入力するだけで、複数のメーカーの収支が分かるシミュレーションです。太陽光発電についてこれから考えたい方というよりは、すでに具体的に設置のイメージや計画が固まっていて、どのメーカーにしようか…と検討されている方に役に立つでしょう。
- 1.3.10 エネがえる
- 1.4 自治体の補助金や民間企業との提携も
- 1.5 太陽光発電の設置には自治体も補助金を出し、普及に力を入れています。ネット・ゼロ・エネルギーと呼ばれる省エネ住宅の建設時や、住宅のリフォーム時に太陽光発電設備を取り入れる場合などに補助金が支給される自治体があります。ユーザーがお住まいの自治体が補助金支給を行っているか、事前に調べておきましょう。また、太陽光発電の余剰電力を求める民間企業の動きもあるようです。こうした情報もユーザーの決断を後押しします。業界新聞などのチェックも忘れずに行いましょう。
- 1.6 まとめ
太陽光発電シミュレーションのポイントとおすすめサイト4選
最近、TikTokの発音を覚えたデジタルエネルギーチーム樋口です。ティックトックって呼ぶんですね。ティクトクかと勘違いしてました・・
太陽光発電の導入には、ある程度まとまった初期費用が必要となります。そのため、補助金などが支給されるケースであっても、ユーザーへの説明の際には事前の試算が不可欠。昔と違い、今ではインターネットで気軽に導入結果をシミュレーションすることが可能になっています。ここでは、太陽光発電のシミュレーションについて必要なことや、おすすめのサイトについて解説します。
シミュレーションに必要な項目とは?
太陽光発電の導入結果をシミュレーションする際に必要な項目がいくつかあります。特に必須項目のものは、入力を間違えると結果に大きな差がでてしまうこともあるため、ユーザーに説明する前に、基本事項として確認しておきましょう。
設置する地域
太陽光発電は、日照量が発電の鍵のひとつ。日照量は地域により違いがあるため、エリアを間違って入力してしまうと、シミュレーション結果に大きな影響を及ぼします。
屋根の傾斜・方角
太陽と発電パネルが正対に近いほど、多くの光を受けることができます。屋根の傾斜や方角はそれを判断する重要なデータ。南面の方が太陽の気道を向いているので、一般的には南向きの屋根への設置が最適とされています。
太陽光パネルの種類
太陽光パネルには結晶シリコン・薄膜シリコン、化合物などさまざまな素材が使われており、発電効率に差があります。同じ条件でシミュレーションをしても、素材によって2割程度違ってくることもあります。
シミュレーションの数値に影響を与えるのはこんなこと
ネット上でのシミュレーションは、一定の条件下での試算結果です。天候などの条件によっては試算結果に影響がでてくる可能性があります。結果に影響を与えるおもな要因を覚えておきましょう。
天候による発電量の減少
太陽光発電は、当然ながら天気に左右されます。晴天の続く季節と梅雨の季節では発電量が違ってきます。年により発生する台風が違うように、天候は同じではありません。自然を相手にしているため、気象条件によって変動があるということはユーザーに説明しておく必要があるでしょう。
日照時間による発電量の減少
夏と冬では日照時間が異なります。太陽光発電シミュレーションでは、季節ごとの日照時間の減少については、考慮されていません。ユーザーからこうした質問を受けることも十分考えられます。
障害物による発電量の減少
太陽光発電パネルの設置場所周辺に障害物がある場合にも注意が必要です。建物や電柱、鉄塔などの人工物のほか、山や木が影響を及ぼす可能性もあります。設置を検討している場所周辺の障害物の有無は、事前にユーザーに確認しておきましょう。
シミュレーションを試してみたいサイト4選
太陽光発電のシミュレーションを実施する場合は、
・できるだけ多くの会社の設備を比較できること
・得られるメリットが具体的にわかること
の2つが特に重要です。また、以下でご紹介する経済産業省のシミュレーションサイトの数値も参考にすることで、より信頼性の高いシミュレーションになるでしょう。ここでは太陽光シミュレーションに関しておすすめのサイトをいくつかご紹介します。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがありますので、ユーザーの条件にあったサイトで試算してみましょう。
経済産業省 発電量シミュレーター
経済産業省のシミュレーションサイトです。太陽光発電の種類や地域を指定することで、月別の発電量や設置面積などを知ることができます。どれほど光熱費がお得になるかなど、家計に直結したデータは算出されないため、具体的な比較検討には不向きかもしれません。基本データとして参考にするといいでしょう。
ニコそら
航空写真を使用して行う太陽光シミュレーションです。設置の向き不向きやおおよその発電量といった基本的なことや、自宅のあるエリアの補助金の金額が手軽に確認できます。ただ、航空写真の精度によっては結果に差がでてくる場合があるほか、パネルの角度など詳細な条件の入力ができないため、あくまで簡易的なシミュレーションになります。
太陽光発電 競合情報
太陽光パネルの枚数・電気料金・設置予算の3項目を入力するだけで、複数のメーカーの収支が分かるシミュレーションです。太陽光発電についてこれから考えたい方というよりは、すでに具体的に設置のイメージや計画が固まっていて、どのメーカーにしようか…と検討されている方に役に立つでしょう。
エネがえる
太陽光発電を導入した場合の経済効果までシミュレーションできるのがエネがえるです。どの電力会社に乗り換えればより経済的かといったことや、設置に際してのローン返済金額まで算出可能です。また、太陽光発電は日照時間や天候の影響を受けるため、一緒に家庭用蓄電池を導入することで、発電した電気をためてより効率的に使うことが可能です。エネがえるは、太陽光発電と蓄電池をセットで導入した場合のシミュレーションにも対応しています。
詳細な高精度診断モードのほか、タブレットでも使用できる簡易診断モードも用意されているので、ユーザーとお話をしながら手軽に使うこともできます。月々の電気料金やローンの支払いなど、家計に影響する数字が具体化されるので、導入コストがネックになっているユーザーにおすすめする際に最適といえます。
自治体の補助金や民間企業との提携も
太陽光発電の設置には自治体も補助金を出し、普及に力を入れています。ネット・ゼロ・エネルギーと呼ばれる省エネ住宅の建設時や、住宅のリフォーム時に太陽光発電設備を取り入れる場合などに補助金が支給される自治体があります。ユーザーがお住まいの自治体が補助金支給を行っているか、事前に調べておきましょう。また、太陽光発電の余剰電力を求める民間企業の動きもあるようです。こうした情報もユーザーの決断を後押しします。業界新聞などのチェックも忘れずに行いましょう。
まとめ
太陽光発電は、初期の頃と比べると価格も下がり導入しやすくなったとはいえ、百万円単位のお金がかかる設備です。また、長期運用する設備ですので、ランニングコストを気にされるユーザーも多いことでしょう。なかには、収支の内容が不透明なためにためらっている方もいるのではないでしょうか。ここでご紹介したサイトは、導入の有無といった簡単なことから、月々の収支・ローンの予測がわかるものまでさまざまです。ユーザーにあったサイトを使用して、導入のメリットを説明して差し上げてください。
▼お役立ち資料が無料ダウンロードはこちら | 太陽光・蓄電池の経済効果シミュレーションシステム「エネがえる」
https://www.enegaeru.com/document/