新商品の企画から販売支援、プロモーションにも、エネがえるを使っています。

お話を伺った方

株式会社村田製作所 商品技術担当

業種

蓄電池メーカー

エネがえるを導入した経緯について教えてください。

岸下さん:新製品を導入するにあたり、製品特性をフルに活かした商品を市場に導入していきたいと企画していました。特に、『一体どれくらいの容量が一番マーケットに受け入れられるだろう』という点は、企画段階から非常に大きなポイントでした。

(蓄電池とパワーコンディショナの)一体型というコンセプトは決まったものの、出力と容量はどれが一番ベストであるかといった疑問に、最初に直面しました。その際、「FIT等今後のトレンドも意識しながら、できるだけお客様にご負担がないような容量帯で、尚且つ防災を考え最低限の負荷をサポートできるような商品を作っていきたい」とエネがえるさんにシミュレーションをご相談しました。導入したからには『何年で元が取れるか』という所を一番中心に置いて相談し、このエネルギー診断APIを活用していくことになりました。

商品発売後は、エネがえるをどのように活用していますか?

岸下さん:商品説明にプラスして、お客様にご説明をする際に使っています。エネがえるを使えば、太陽光パネルや蓄電池を導入する初期コスト、使い方、家電の容量、どこの電気会社と契約しているか、といった点を総合的に判断し、コストの回収は最終的に10年きります、もう少しかかります、あるいは10年以下で償却可能です、といった具体的なお話ができます。

エネがえるのようなシステムを自社で作らず、APIとして活用しようと思った理由は?

岸下さん:電気料金プランは結構重要だと思っていまして、国内で利用可能な電気料金プランをほぼフルにパッケージ化されているというのは非常に魅力的でした。それと、太陽光パネルの容量や、どういった電気料金プランを利用されているか等、細かく入力することが可能なので、実態に近いお客様の状況をシミュレーションし、蓄電池のプロモーションツールとしても使うことができる点も良かったです。

メーカーとして、エネがえるを使って客観的に公平に、他社の製品と比較することができる。

エネがえる(蓄電池シミュレーション)導入の決め手になったことは?

岸下さん導入実績が豊富にあり、信頼性があると。販売店や電力系のメーカーさんとも、エネがえるさんについてディスカッションしたこともあり、マーケットからのプラスの印象も実際決め手になっていたのかなぁと思います。

エネがえるを使っていて、良いなと感じた点は?

野村さん:エネがえるを使うと、個別のユーザーさんの状況、条件をベースに具体的な数値で蓄電池経済効果のシミュレーションをでき、入口として非常に入りやすいツールだと感じています。また、客観的に公平に、他社の製品情報を比較することができ、非常に使い勝手がよいです。

高澤さん:太陽光パネルがないお家に対し、そもそも太陽光システムを導入すると、どれだけのメリットがあるのか数字で明確にお伝えできるので、説明しやすいのが利点ですね。

御社は蓄電池メーカーですので、パネルメーカーの作るような発電量シミュレーションが無く、それもエネがえるでできるというのが、役に立ったということですね。

野村さん:はい。それぞれ太陽光の効果、蓄電池の効果がわかりやすく直感的に見れるのが良いですね。特に素晴らしいのが、FIT期間10年間とFIT後の5年間だけとか、特定の期間でまとめて経済効果をシミュレーションできるという点です。説明もしやすいですし、エンドユーザーさんが見て直感的に理解することが出来ます。

野村さん:太陽光システム・蓄電池システムって一般のお客様にとって非常に怪しいと思われるところがあると思います。ですので、経済効果としてこうですよ、とお話ができ、信用度をあげていくっていう所が非常に重要なのかなと。 (設備導入して)どういう効果があるのかな、というのは皆さんいまいち分からないところだと思うんです。ですので、その理解を深めるツールとして良いと思います。

診断レポートはわかりやすいですか?

野村さん:(蓄電池導入効果額の)合計がバーンと大きく出てるところもいいですね。あんまり深く御覧にならない方も、絶対に合計って見ると思うんですよね。我々もPR活動して行く中で、どういう形がいいのかなっていろいろ試行錯誤をしているのですが、最終的に太陽光、蓄電池、それぞれの効果がわかるエネがえるさんの経済効果診断レポートがいいなと思い、使っています。

停電時にも安心して使える蓄電池システムを。

岸下さん:我々の蓄電池は郡山で製造していますが、社員でも(台風で)被災している方がたくさんいます。もともと、みんな災害にはかなり関心が高いですが、地元にも貢献できるような形にしていきたいとは思っています。停電が起きたときにちゃんと動くような蓄電池システムが求められてくると思います。

停電した時に、切り替えについて知らなくて、太陽光システムが家についているのに使えなかったという方も多いみたいですね。

岸下さん:せっかく高いお金を出して導入してくれるお客様には、負荷をかけずに安心して使っていただけるような商品が必要なのかなと思っています。

御社の蓄電池は停電すると?

岸下さん:自動で自立運転に切り替わりますね。

岸下さんも蓄電池をご購入されたとか?

岸下さん:はい、個人的にAll-in-Oneの一号機を買いました。なかなか高い買い物だなと実感しているので、もっとお求めやすい価格にこだわっていければいいなと思っています。使うのが楽しみですね。エネがえるの蓄電池経済効果シミュレーションの計算どおりになるか(笑)非常に興味あります。

長寿命で高サイクル。持っていて安心、安全という点を伝えていきたい。

エネがえるに対する改善点は?

野村さん:例えばどういった電気の使い方をすれば蓄電池が有効活用されて、どう変化します、という点がわかるようなツールになると、非常に使いやすいのかなと。

今後の御社の展望について教えてください。

岸下さん:うちの商品スペックや商品コンセプトを、世の中にひろめていきたいなと思っています。
我々のAll-in-Oneという製品には、自社製のオリビン型リン酸鉄リチウムイオン電池(FORTELION)を搭載してるんですけれど、長寿命で、且つたとえば一日に2サイクル、15年使ったとして約11000サイクルといった使い方もできるんです。さらに、約1時間でフル充電できますよ、というのも大きなポイントで、そこをうまくもっと世の中にアピールできるような活動をしていきたいですね。

また、FITがなくなって自家消費は非常に広がってくると思うので、災害に強い安全な商品であるということは、きちっと伝えていきたいなと思っています。拡張用のバックアップユニットもありますので、その分コストは上がってしまいますが、持っていて安心、安全という点を伝えていきたいですね。

岸下様、野村様、高澤様ありがとうございました!

 

太陽光・蓄電池経済効果API・充放電最適制御 – 株式会社村田製作所

電子部品、モジュールなどを設計・製造する電子機器メーカー。2019年6月に蓄電池を内蔵したハイブリッドパワーコンディショナ“All-in-One”を発売。安全性と長期保証の提供にこだわりつつ、住宅への設置を考慮しコンパクトサイズ一体型を実現。

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