太陽光パネル設置による経済効果シミュレーション結果は? 広島県 中国電力エリアの場合

太陽光パネル設置による経済効果シミュレーション結果は? 広島県 中国電力エリアの場合

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太陽光パネル設置による経済効果シミュレーション結果は? 広島県 中国電力エリアの場合

※2023年1月22日更新

中国電力エリアに住宅用太陽光発電を設置した時に、どれくらいの費用がかかって、どれくらいの節電や売電ができて、そもそも儲かるのかどうかの経済効果シミュレーションについて知りたくありませんか?

そんなお悩みにお答えします。

✅本記事の内容

  • 中国電力エリアで住宅用太陽光発電を設置した場合の経済効果シミュレーション
  • 経済効果シミュレーションでわかる4つのこと
  • 住宅用太陽光発電の相場費用
  • 住宅用太陽光発電を購入した時の月額の実質負担額

✅本記事の信頼性

  1. 現役の某太陽電池メーカーの営業マンが監修(営業キャリア10年以上)
  2. 営業実績としては、毎月120棟の住宅用太陽光発電を2年以上販売継続中
  3. 多くの最新情報を組み込んだ最先端の経済効果シミュレーションソフト(エネがえる)を使用

経済効果シミュレーションとは、実際に太陽光発電を設置した場合にどれくらい家計を助けてくれるものかを示す重要な指標です。

太陽光発電は一度設置すると20年以上の長い付き合いになりますので、設置して後悔することがないように具体的な数値(金額)も見ながらイメージをしてみてください。

この記事を見てもらえれば、中国電力エリアで住宅用太陽光発電を設置した場合にどれくらいの費用がかかって、節電や売電金額はいくらで、将来的にお得なのかどうなのかが理解できるようになります。

中国電力エリアで住宅用太陽光発電を設置した場合の経済効果シミュレーション

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それでは、中国電力管轄にお住まいの方が住宅用太陽光発電を設置した場合の経済効果シミュレーションを見ていきましょう。

4kWの太陽光発電で20年間で得られる経済効果は、2,299,743円になります。

4kWの太陽光発電でシミュレーションしている理由は、日本の屋根で設置できる平均的な太陽光発電の設置容量は「4kW」のためです。

ご自宅に何kWの太陽光発電が設置できるかの目安として、下記の太陽光発電の容量に応じた必要屋根面積を参考にしてみてください。

太陽光発電の容量 必要な屋根面積
1kW 約12㎡
2kW 約16㎡
3kW 約22㎡
4kW 約28㎡
5kW 約36㎡
6kW 約42㎡
7kW 約45㎡
8kW 約55㎡
9kW 約64㎡
10kW

約69㎡

少し脱線しましたが、経済効果シミュレーションの条件は下記の通りです。

  • 4kWの太陽光発電を設置
  • 広島県在住
  • 片働き世帯で、昼間も電気を使う
  • 1ヶ月の電気使用量は400kWh
  • 電気料金プランはぐっと。ずっとプラン(電化styleコース(~10kW))
  • 太陽光発電の設置は2023年度(つまり売電単価は16円/kWh)
  • 卒FIT後(設置から10年後)の売電単価は7.1円/kWh(厳密には7.15円/kWh)
  • 電気料金の上昇率は2%

中国電力エリアで太陽光発電を設置する場合は、「ぐっと。ずっとプラン(電化styleコース(~10kW)」の電気料金メニューにすることをオススメします。

理由は、太陽光発電が比較的に発電している時間帯(午前9時~午後9時)の電気単価が高く、電力会社から電気を多く買う夜間時間(午後9時~午前9時)の電気単価が安いからです。

つまり、ぐっと。ずっとプラン(電化styleコース(~10kW)にすれば太陽光発電で発電しない夜間に中国電力から安い電気を買えるということになります。

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上記の条件で20年間で2,299,743円の経済効果(節電+売電)があることがわかります。

エネがえるの経済効果シミュレーションでは、今後の電気料金上昇率やFIT期間終了後の買取単価も考慮した長期の経済効果シミュレーションを出すことができます。

太陽光発電の20年間の経済効果を考える上では、「太陽光発電を設置してからの10年間」と「設置後10年目以降」に分けて考える必要があります。

理由は、太陽光発電を設置してから10年間は固定価格買取(FIT)を利用できる制度が国にあるためです。

固定価格買取制度とは・・・?

2012年から開始された太陽光発電を普及させる国の制度で、太陽光発電で発電した電気を高く国が買い取ってくれる制度のことです。

詳しく固定価格買取制度について知りたい方は、「太陽光発電の売電とは?売電の仕組みを徹底解説」の記事を覗いてみてください。

住宅用太陽光発電の寿命は、家電製品とは違って長いのが特徴です。

  • 太陽電池は20年以上
  • パワーコンディショナは10年~15年

つまり、太陽光発電の経済効果を考える上では太陽光発電の寿命に合わせた20年程度の長期スパンでどれくらいの収益が得られるかが重要なポイントになります。

実際に、住宅用太陽光発電を購入するか検討している方の多くは、元が取れるかどうかを購入する基準にしている方がほとんどです。

環境貢献だとかSDGsだとかで太陽光発電を設置している方は少数になります。

エネがえるの経済効果シミュレーションでは、細かい条件設定ができて長期の経済効果が出せるのが最大の特徴です。


太陽光パネルの経済効果シミュレーションでわかる4つのこと

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次に、具体的にエネがえるの経済効果シミュレーションでわかる4つのことを見ていきましょう。

エネがえるでわかる4つのシミュレーションは以下の4つです。

  1. 月別の発電量
  2. 電気の使い方のイメージ
  3. 1ヶ月の経済効果シミュレーション
  4. 長期の経済効果シミュレーション

それぞれのシミュレーションについて簡単に見ていきましょう。

月別の太陽光発電量

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1つ目が、月別の発電量シミュレーションです。

4kWの太陽光発電で発電できる「月別の発電電力量」とその発電電力量を「どれだけ家庭内で使ってどれだけ電力会社に売電するのか」シミュレーションできます。

月別の発電電力量を算出できるシミュレーションソフトは多くありますが、自家消費分と売電分まで計算できるシミュレーションは少ないです。

  • FIT期間中の買取単価:16円/kWh(2023年度のFIT単価)
  • FIT期間終了後の買取単価:7.1円/kWh(中国電力の卒FIT向けユーザーへの買取単価)

FIT期間中の買取単価は、2023年度に住宅用太陽光発電を設置する方が電力会社に売電できる単価です。

また、FIT期間終了後の買取単価は、売電する電力会社を中国電力のままにした場合は7.1円/kWhになります。

自家消費分と売電分の比率を左右するのは、普段どのような生活をしているかどうかが大きくなります。

  • 共働き世帯か ⇒ 自家消費分は低く、売電分が高くなる
  • 片働き世帯か ⇒ 自家消費分は高く、売電分が低くなる(※使い方にもよります。)

各ご家庭ごとに生活スタイルが異なりますが、各ご家庭の生活スタイルに合わせた発電シミュレーションがエネがえるでは可能です。

電気の使い方のイメージ

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2つ目が、電気の使い方のイメージです。

太陽光発電を設置してからの電気の使い方(どれだけ節電して、どれだけ売電するのか)のイメージがつきます。

上記電気の流れでは、4kWの太陽光発電が1ヶ月で367kWhの電気を作り、家庭内で使う自家消費分が188kWh分で残りの166kWhが電力会社に売電されるということを示しています。

そして、太陽が照っていない夜間には212kWhの電気を電力会社から購入する形です。

具体的に数ヶ月の電気使用量がわかる方は、実際の電気使用量をエネがえるのシミュレーションで計算すれば、より正確な電気の使い方がわかります。

1ヶ月の太陽光パネル導入による経済効果シミュレーション

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3つ目が、1ヶ月の経済効果シミュレーションです。

太陽光発電を設置していない時、太陽光発電を設置してから10年間(FIT期間中)、FIT期間終了後の1ヶ月の経済効果がわかります。

太陽光発電による「自家消費分」や「売電分」、「蓄電池」など何で経済効果があるのか色で分けてグラフ化されてあるのでわかりやすいのが特徴です。

グレーの部分がなくなれば、電力会社に頼らずに電気の自給自足ができる状態を表します。

長期の太陽光パネル導入による経済効果シミュレーション

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4つ目が、長期の経済効果シミュレーションです。

冒頭でも紹介したシミュレーションになります。

上記①②③で紹介したシミュレーション結果を全て反映し、20年間でどれくらいの経済効果があるのかがわかります。

住宅用太陽光発電を検討される方は、長期の経済効果シミュレーションで算出される経済効果と初期費用を見比べて購入する価値があるのかを判断していきましょう。

太陽光発電の相場費用を次の項目で紹介します。

住宅用太陽光発電の相場費用

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それでは、住宅用太陽光発電の初期費用の相場を見ていきましょう。

太陽光発電の機器代と施工費を合わせて初期費用の相場は、22万円~25万円/kW程度です。

つまり、4kWの太陽光発電であれば88万円~100万円ということになります。

ちなみに、88万円~100万円に含まれている具体的な太陽光発電の機器構成は下記の通りです。

(住宅用太陽光発電の構成機器)

  • 太陽電池
  • 太陽電池の取付金具
  • 接続箱
  • パワーコンディショナ
  • 専用ケーブル
  • カラーモニター、送信ユニット
先ほどの長期の経済効果シミュレーションでは、20年間で2,299,743円の経済効果があることがわかりました。
つまり、4kWの太陽光発電を購入すれば確実に10年程度で元が取れて、残り10年は収益でしかないということです。
これが、太陽光発電の購入が増えている最大の理由になります。
逆に、太陽光発電を購入しないと長期的に見ると損をするとも言えます。


住宅用太陽光発電を購入した時の月額の実質負担額

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次に、住宅用太陽光発電を購入した時の実質負担額について見ていきましょう。

太陽光発電の費用は、5年前と比べてもはるかに安くなってきているのは間違いありません。

ただし、いきなり100万円程度のまとまったお金を用意できる人は少数です。

つまり、太陽光発電を購入される方のほとんどがローンを組んで購入しているということになります。

ローンで太陽光発電を購入するときの条件は下記の通りです。

  • 4kWの太陽光発電を購入
  • 購入金額は1,000,000円
  • 頭金なし
  • ボーナス支払いなし
  • 支払い年数は10年(12ヶ月)
  • ローン年率は2.45%


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仮に1,000,000円で4kWの太陽光発電を購入する場合は、実質439円/月(10年間)の支払いで手に入れることができます。

10年間のローン返済が終わった後は、毎月7,488円の収入(節電+売電)が手に入るということです。

もちろん、初期費用を1,000,000円以下にできれば毎月のローン返済額も少なくすることが可能です。

太陽光発電の普及のために都道府県や各自治体からも太陽光発電への補助金も出ています。

お住まいの自治体ごとに補助概要は異なりますが、気になる方は「全国(各都道府県)の太陽光発電補助金まとめ」の記事を覗いてみてください。

まとめ

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今回は、中国電力エリアに住宅用太陽光発電を設置した時の経済効果シミュレーションについてお伝えしました。

改めて、4kW太陽光発電の20年間の経済効果を纏めておきます。

(20年間の経済効果)

  • 節電売電金額(20年間):2,299,743円・・・①
  • 初期費用:1,128,480円・・・・・・・・・②

20年間の経済効果は、1,171,263円(①-②)です。

今回は20年間の経済効果で計算しておりますが、太陽光発電は20年以上使い続けられる商品になります。

つまり、メンテナンスも定期的に行うことで1,128,480円以上の経済効果を得ることも可能です。

また、今回のシミュレーションでは2%の電気代上昇を想定しておりますが、直近の電気代値上げ幅を見ると太陽光発電の経済効果は更に良くなることも考えられます。

まずは、自宅の屋根に太陽光発電が設置できるかどうか含めて検討を進めることがオススメです。

太陽光発電を設置して、快適な生活を手に入れていきましょう。


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本記事の執筆者:スポンジ

某外資系の太陽電池メーカーの現役の営業マンです。 太陽光発電業界には10年以上おります。 中学時代から再生可能エネルギーの無限大な可能性に興味を持ちました。 某国内の太陽電池メーカーの営業として入社し、現在は某外資系の太陽電池メーカーの営業マンで働きながら、正しい太陽光発電や蓄電池の知識を広めるためにプライベートでは個人ブログ「太陽光発電と蓄電池をお伝えするブログ」を更新しております。

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※本記事はエネがえるチームにてSNSなどでスポンジさんの超解像度の高い業界の営業マンならではの高品質なブログ記事を拝見し、寄稿記事としてエネがるを活用したシミュレーション公開記事を依頼して執筆していただいている記事です。スポンジさんのブログも都道府県別補助金やメーカー別蓄電池の特徴など幅広く記事が公開されてますのでぜひご覧くださいませ。(エネがえる運営事務局チームより)