太陽光と蓄電池導入の電気代削減メリットと効果は?(6.5kWh、9.8kWh、16.4kWh) – 北陸電力エリア

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国際航業株式会社カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟(著者情報はこちら

国際航業 カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS・APIサービス「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)のBizDev管掌。AI蓄電池充放電最適制御システムなどデジタル×エネルギー領域の事業開発が主要領域。東京都(日経新聞社)の太陽光普及関連イベント登壇などセミナー・イベント登壇も多数。太陽光・蓄電池・EV/V2H経済効果シミュレーションのエキスパート。お仕事・提携・取材・登壇のご相談はお気軽に(070-3669-8761 / satoru_higuchi@kk-grp.jp)

住宅用太陽光と蓄電池導入の電気代削減・経済効果シミュレーションのメリットと効果は?(6.5kWh、9.8kWh、16.4kWh) – 北陸電力エリア

※2023年9月28日更新

北陸電力エリアで住宅用太陽光発電と蓄電池を組み合わせた時に、どれくらい電気代が削減できるか?売電収入・メリットがあるのか?そもそも経済効果はあるのか?実際のリアルな経済効果シミュレーション結果について知りたくありませんか?

そんなお悩みにお答えします。

?本記事の内容

  • 北陸電力エリアで住宅用太陽光発電と蓄電池を設置した時の経済効果シミュレーション(6.5kWh、9.8kWh、16.4kWh)
  • 太陽光発電と蓄電池を購入するときの重要ポイント3選
  • 経済効果シミュレーションでわかる4つのこと
  • 住宅用太陽光発電と蓄電池を購入した時の月額の実質負担額
  • 住宅用太陽光発電と蓄電池の相場費用

?本記事の信頼性

  • 現役の某太陽電池メーカーの営業マンが監修(営業キャリア10年以上)
  • 営業実績は、毎月150棟の家庭用太陽光発電を2年以上販売継続中
  • 多くの最新情報を組み込んだ最先端の経済効果シミュレーションソフト(エネがえる)を使用

太陽光発電と蓄電池を組み合わせた時に具体的にどれくらいの経済効果があるのかわかりにくいですよね。

経済効果シミュレーションは、太陽光発電と蓄電池を購入するかどうかの大きな目安になる資料になります。

この記事を見てもらえれば、北陸電力エリアに住宅用太陽光発電と蓄電池(小容量、中葉量、大容量)を設置した場合に、どれくらいの経済効果(節電+売電)があるのか理解できるようになります。

北陸電力エリアで住宅用太陽光発電と蓄電池を設置した時の経済効果シミュレーション(6.5kWh、9.8kWh、16.4kWh)

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それでは、北陸電力エリアにお住まいの方が住宅用太陽光発電と蓄電池を設置した場合の経済効果シミュレーションを見ていきましょう。

今回は、4kWの太陽光発電と、蓄電池は6.5kWh、9.8kWh、16.4kWhの3パターンの15年間の経済効果を計算していきます。

ちなみに、日本の屋根に設置されてある平均的な太陽電池容量が4kW程度になります。

結論を先にお伝えすると15年間の節電と売電金額の合計は下記になります。

太陽光+蓄電池15年間の経済効果初期費用月額のローン費用

(15年ローン)
4kW太陽光発電+蓄電池6.5kWh2,359,751円2,000,000円1,855円/月
4kW太陽光発電+蓄電池9.8kWh2,362,094円2,500,000円5,169円/月
4kW太陽光発電+蓄電池16.4kWh2,362,094円3,500,000円11,814円/月

economic_effect_simulation_of_4kw_photovoltaic_power_generation_and_6.5kWh_storage_battery_in_hokuriku_electric_power_area.jpg

4kWの太陽光発電にどの蓄電池容量を組み合わせたとして、15年間の経済効果(節電+売電金額)がほとんど同じということに驚かれた方も多いと思います。

なぜ、蓄電池容量が異なるのに15年間の経済効果が同じなのかというと、「太陽光発電と蓄電池のバランスが悪い」からです。

つまり、太陽光発電で発電した電気を上手に蓄電池に貯められていないということになります。

下の図でイメージをしてみましょう。

relationship_of_photovoltaic_power_generation_and_storage_battery.jpg

4kWの太陽光発電で晴れている日でも平均すると、2.8kW程度の発電が一般的になります。

理由は、晴れている日でも光の強さが弱かったり、気温が高すぎると太陽電池は100%の発電ができないからです。(平均すると、晴れの日でも太陽電池容量の7割くらいの発電になります。)

2.8kWの発電をして、家で1.5kWの電気を使った場合は1.3kWしか余った電気がありません。

それを、9.8kWhや16.4kWhの蓄電池に貯めようと思っても、7.5時間〜12.6時間(9.8kWh÷1.3kW、16.4kWh÷1.3kW)の時間がかかるため、1日では満充電ができないということです。

つまり、4kWの太陽光発電には9.8kWhや16.4kWhの蓄電池が大きすぎるということになります。

太陽光発電と蓄電池を購入するときの重要ポイント3選

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次に、太陽光発電と蓄電池を購入するときの重要ポイント3選をお伝えします。

選び方を間違えると、経済的なメリットは同じなのに高い蓄電池を買わされる可能性が大きいですので、しっかりポイントを抑えましょう。

?太陽光発電+蓄電池を購入するときの重要ポイント

①太陽光発電が家の屋根に何kW設置できるのか

②普段どれくらいの電気を使っているのか

③ベストな蓄電池容量は何kWhなのか

重要ポイント①:太陽光発電が家の屋根に何kW設置できるのか

まず、太陽光発電が何kW設置できるのかは下記の表を参考にしてみてください。

細かく確認されたい方は、各太陽光発電の容量の記事を確認いただければ、屋根の必要寸法がわかります。

太陽光発電の容量必要な屋根面積
1kW約12㎡
2kW約16㎡
3kW約22㎡
4kW約28㎡
5kW約36㎡
6kW約42㎡
7kW約45㎡
8kW約55㎡
9kW約64㎡
10kW

約69㎡

そもそも何kWの太陽光発電が設置できるのかが把握できていなければ、太陽光発電でどれくらいの電気が作られるかわからないので蓄電池の選びようがありません。

おおよその屋根面積から設置できそうな太陽光発電容量がわかれば、その容量に1,100倍してもらえれば年間の発電電力量になります。

つまり、屋根面積が28㎡あるなら4kWの太陽光発電が設置できて、年間の発電電力量は4,400kWhということです。

重要ポイント②:普段どれくらいの電気を使っているのか

次に、毎月どれくらいの電気を使っているのかご自身で把握しておかなければいけません。

毎月、電力会社から送られてくる電気料金の明細票に「電気使用量(〇〇kWh)」が記載されているところを確認しましょう。

the_electric_bill_details_vote_in_hokuriku_electric_power.jpg

月ごとに電気使用量も大きく変わっている場合が多いので、できれば12か月全ての電気料金の明細があった方が良いです。

少なくとも、電気を多く使う夏場と冬場の電気使用量を把握している方が、太陽光発電と蓄電池を選ぶ上では大事になってきます。

先ほどの年間の発電電力量(4,400kWh)から単純計算で1ヶ月当たり360kWh(4,400kWh÷12か月)が太陽光発電で作られる電気です。

夜間の電気使用量にもよりますが、1ヶ月の電気使用量が300kWh程度であれば4kWの太陽光発電で発電した電気だけでほとんど賄えるということがわかります。

各ご家庭ごとに使用電力量と太陽光発電で発電する発電電力量のバランスも重要になります。

重要ポイント③:ベストな蓄電池容量は何kWhなのか

最後に、ベストな蓄電池容量は何kWhなのかということです。

最も大事なポイントですが、これまで説明した「①家に何kWの太陽光発電が設置できるのか」「②使用電力量はどれくらいなのか」が把握できていることが大前提になります。

ただ、蓄電池容量が何kWhがベストなのかは簡単に出すことはできません。

理由は、太陽光発電の発電量と電気使用量、蓄電池の充放電の電気の流れが複雑で計算がしにくいからです。

flow_of_the_one_month_electric_use_in_hokuriku_electric_area.jpg

エネがえるのシミュレーションでは、お客様の生活スタイルや太陽光発電の発電量、電気使用量を加味して、お客様にベストな蓄電池が何なのか実際の経済効果シミュレーションで示してくれます。

他のシミュレーションでは出しにくい、ナイーブな経済効果が一目でわかるため太陽光発電+蓄電池を検討している方は、エネがえるのシミュレーションでどの組み合わせがベストなのかを確認した上で購入することをオススメします。

経済効果シミュレーションでわかる4つのこと

four_simulation_to_understand_by_enegaeru.jpg

次に、太陽光発電と蓄電池のエネがえる経済効果シミュレーションでわかる4つのことをお伝えします。

①月別の太陽光発電の発電量と蓄電池充電量と売電量

②1ヶ月と1日の電気の流れと使い方

③1ヶ月の経済効果シミュレーション

④長期の経済効果シミュレーション

今回は、4kWの太陽光発電と6.5kWh蓄電池のエネがえる経済効果シミュレーションで作成しております。

?シミュレーション作成条件

  • 4kWの太陽光発電を設置
  • 6.5kWh蓄電池を設置
  • 石川県金沢市在住
  • 片働き世帯で、昼間も電気を使う
  • 1ヶ月の電気使用量は600kWh
  • 電気料金プランは従量電灯B(50A)
  • 太陽光発電の設置は2023年度(つまり売電単価は16円/kWh)
  • 卒FIT後(設置から10年後)の売電単価は8円/kWh
  • 電気料金の上昇率は2%

それぞれのシミュレーションについて簡単に見ていきましょう。

①月別の太陽光発電の発電量と蓄電池充電量と売電量

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1つ目が、月別の太陽光発電の発電量と蓄電池充電量と売電量です。

4kWの太陽光発電で発電できる「月別の発電電力量」とその発電電力量を「どれだけ家庭内で使ってどれだけ蓄電池に貯めて電力会社に売電するのか」シミュレーションできます。

月別の太陽光発電電力量を算出できるシミュレーションソフトは多くありますが、自家消費分と蓄電池充電分、売電分まで計算できるシミュレーションは少ないです。

  • FIT期間中の買取単価:16円/kWh(2023年度のFIT単価)
  • FIT期間終了後の買取単価:8円/kWh(北陸電力の卒FIT向けユーザーへの買取単価)

FIT期間中の買取単価は、2023年度に住宅用太陽光発電を設置する方が電力会社に売電できる単価です。

また、FIT期間終了後の買取単価は、売電する電力会社を北陸電力のままにした場合は8円/kWhになります。

自家消費分と蓄電池充電分、売電分の比率を左右するのは、普段どのような生活をしているかどうかが大きくなります。

  • 共働き世帯か ⇒ 自家消費分は低く、蓄電池充電分が多くなる、余ったら売電する
  • 片働き世帯か ⇒ 自家消費分は高く、余れば蓄電池に充電され、それでも余ったら売電する

各ご家庭ごとに生活スタイルが異なりますが、各ご家庭の生活スタイルに合わせた発電シミュレーションがエネがえるでは可能です。

②1ヶ月と1日の電気の流れと使い方

one_month_and_one-day_electric_flow.jpg

2つ目が、1ヶ月や1日の電気の流れや使い方のイメージです。

太陽光発電と蓄電池を設置してからの電気の使い方(どれだけ節電して、どれだけ充電、そして売電するのか)のイメージがつきます。

上記電気の流れでは、4kWの太陽光発電が1ヶ月で383kWhの電気を作り、家庭内で使う自家消費分が236kWh分で111kWhを蓄電池に充電し、一部の電気が余っているので14kWh売電していることを示しています。

そして、太陽が照っていない夜間には94kWhの電気は蓄電池から賄われていますが、足りていない271kWhの電気を電力会社から購入する形です。

もう少し、太陽光発電も多く乗せられていれば太陽光発電の電気で自給自足できることも理解できます。

具体的に数ヶ月の電気使用量がわかる方は、実際の電気使用量をエネがえるのシミュレーションで計算すれば、より正確な電気の使い方がわかります。

③1ヶ月の経済効果シミュレーション

one_month_economic_effect_of_photovoltaic_power_generation_and_storage_battery.jpg

3つ目が、太陽光発電と蓄電池を導入した時の1ヶ月の経済効果シミュレーションです。

太陽光発電を設置していない時、太陽光発電と蓄電池を設置してから10年間(FIT期間中)、FIT期間終了後の1ヶ月の経済効果がわかります。

太陽光発電による「自家消費分」や「売電分」、「蓄電池」など何で経済効果があるのか色で分けてグラフ化されてあるのでわかりやすいのが特徴です。

今回のシミュレーション結果は、太陽光発電した電気が売電に回るまでの電気は少ししかないことがわかります。

つまり、FIT期間中(売電単価16円/kWh)でもFIT期間終了後(売電単価8円/kWh)でもあまり関係ないということです。

グレーの部分がなくなれば、電力会社に頼らずに電気の自給自足ができる状態を表します。

④長期の経済効果シミュレーション

economic_effect_simulation_of_4kw_photovoltaic_power_generation_and_6.5kWh_storage_battery_in_hokuriku_electric_power_area.jpg

4つ目が、長期の太陽光発電の経済効果シミュレーションです。

冒頭でも紹介したシミュレーションになります。

上記①②③で紹介したシミュレーション結果を全て反映し、15年間でどれくらいの太陽光発電の経済効果があるのかがわかります。

今回は蓄電池の保証年数である15年で計算しておりますが、20年以上でも計算は可能です。

住宅用太陽光発電と蓄電池を検討される方は、長期の太陽光経済効果シミュレーションで算出される経済効果と初期費用を見比べて購入する価値があるのかを判断していきましょう。

住宅用太陽光発電と蓄電池を購入した時の月額の実質負担額

loan_refundment_and_real_burden.jpg

次に、住宅用太陽光発電と蓄電池を購入した時の毎月の実質負担額を見ていきましょう。

4kWの太陽光発電と6.5kWh蓄電池をローンを組まずに一括現金で支払う場合は、200万円程度かかります。

ただ、なかなか一括現金で購入される方は少ないので、蓄電池の保証期間である15年でローンを組むと下記のようなシミュレーション結果が出ます。

payment_simulation_of_the_15_years_loan.jpg

毎月の支払額は13,288円ですが、太陽光発電と蓄電池をつけることによる光熱費削減額は11,433円という結果になりました。

太陽光発電+蓄電池を設置した時の、毎月の実質負担額は2,000円以下です。

太陽光発電の費用は、10年前と比べると半値以下になりました。

また、蓄電池も半値とまではいきませんが少し安くなってきたことと電気代高騰で蓄電池需要も増えてきております。

適正な相場価格で、かつ各ご家庭に合った太陽光発電と蓄電池をエネがえるでシミュレーションできれば、かなりお得な生活ができることになります。

住宅用太陽光発電と蓄電池の相場費用

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最後に、住宅用太陽光発電と蓄電池の相場費用について見ていきましょう。

まず、太陽光発電と蓄電池の価格を見ていく上でシステムの構成部材を把握しておく必要があります。

下の絵にあるように、一般的には太陽光発電システムと蓄電池システムに分けて価格が出されることが多いです。

constitution_material_of_photovoltaic_power_generation_and_the_storage_battery_system.jpg

?太陽光発電システムの構成部材の価格

約115,000円/kW ⇒ 4kWの太陽光発電であれば、460,000円

?蓄電池システムの構成部材の価格

15万円/kWh〜20万円/kWh ⇒ 6.5kWhの蓄電池であれば、975,000円〜1,300,000円

上記に工事費用を40万円〜50万円足した金額が合計金額になります。

最終的に値引き交渉等をして、200万円程度に落ち着くイメージで本記事は計算しております。

また、蓄電池の機種によっても性能や保証年数が大きく異なるため、詳しく確認されたい方は下記記事より相場価格やスペックの確認をしてみてください。

2kWh蓄電池LOOOP製

2.4kWh
村田製作所製

2.3kWh
3kWh蓄電池パナソニック製

3.5kWh
村田製作所製

3.5kWh
住友電気工業製

3.2kWh
4kWh蓄電池ダイヤゼブラ電機製

4.0kWh
シャープ製

4.2kWh
オムロン製

4.2kWh
4kWh蓄電池LOOOP製

4.0kWh
ニチコン製

4.1kWh
ニチコン製

4.9kWh
5kWh蓄電池デルタ製

5.6kWh
エリーパワー製

5.4kWh
ファーウェイ製

5.0kWh
5kWh蓄電池パナソニック製

5.6kWh
京セラ製

5.0kWh
6kWh蓄電池オムロン製

6.5kWh
シャープ製

6.5kWh
7kWh蓄電池ダイヤゼブラ電機製

7.04kWh
ニチコン製

7.4kWh
8kWh蓄電池シャープ製

8.4kWh
村田製作所製

8.1kWh
9kWh蓄電池シャープ製

9.5kWh
パナソニック製

9.1kWh
オムロン製

9.8kWh
9kWh蓄電池伊藤忠商事製

9.8kWh
ニチコン製

9.9kWh
10kWh蓄電池ネクストエナジー製

10.24kWh
13kWh蓄電池伊藤忠商事製

13.16kWh
シャープ製

13kWh
14kWh蓄電池ダイヤゼブラ電機製

14.08kWh
ニチコン製

14.9kWh
15kWh蓄電池京セラ製

15kWh
ファーウェイ製

15kWh
16kWh蓄電池オムロン製

16.4kWh

ニチコン製

16.6kW

 

まとめ‐北陸電力エリアで住宅用太陽光発電と蓄電池を設置した時の経済効果シミュレーション

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今回は、北陸電力エリアで太陽光発電と蓄電池を設置した時に得られる経済効果についてお伝えしました。

4kWの太陽光発電と6.5kWh蓄電池を購入することで得られる15年間の経済効果は、2,359,751円になります。

economic_effect_simulation_of_4kw_photovoltaic_power_generation_and_6.5kWh_storage_battery_in_hokuriku_electric_power_area.jpg

また、4kWの太陽光発電と6.5kWh蓄電池の相場費用は、およそ200万円です。

つまり、太陽光発電と蓄電池の初期費用は15年で回収できる形になります。

エネがえるのシミュレーションでは、各ご家庭に設置できる太陽電池や蓄電池、消費電力量を元に具体的な数値で経済効果が理解できます。

経済効果を高く出すためには、積極的に国や各自治体が出している補助金の活用もかかせません。

2023年度では、蓄電池に対して「DR補助金」「DER補助金」「こどもエコすまい支援事業」があります。

また、全国の各自治体の太陽光発電や蓄電池補助金を纏めております。

国の補助金と各自治体の補助金は組み合わせができるものが多いので、使える補助金は使っていきましょう。

電気代は2024年2月から今よりも更に値上げになると言われております。

理由は、国による電気代の軽減策(7円/kWhの減額)がなくなるからです。

2023年6月から北陸電力管内は5,000円程度の値上げが実施され、来年からは更に値上げになるので電気代の負担がかなり高くなってきます。(詳細確認されたい方は、「【50%電気代を下げる方法】北陸電力の電気料金値上げはまだ序盤・・・を確認してみてください。)

高い電気を電力会社から購入をし続けるのか、太陽光発電と蓄電池を購入して安い電気で生活するのかはお客様次第です。

長期的に見れば、太陽光発電と蓄電池を購入することが経済的であることはエネがえるのシミュレーションでも理解いただけたかと思います。

お客様ごとに最適なシステム構成は変わってきますが、エネがえるのシミュレーションを使ってベストな組み合わせが何なのか考えるきっかけになれば幸いです。

太陽光発電と蓄電池と電気自動車を組み合わせた快適な生活を手に入れましょう。

本記事の執筆者:スポンジ(太陽光・蓄電池のエキスパート)

某外資系の太陽電池メーカーの現役の営業マンです。 太陽光発電業界には10年以上おります。 中学時代から再生可能エネルギーの無限大な可能性に興味を持ちました。 某国内の太陽電池メーカーの営業として入社し、現在は某外資系の太陽電池メーカーの営業マンで働きながら、正しい太陽光発電や蓄電池の知識を広めるためにプライベートでは個人ブログ「太陽光発電と蓄電池をお伝えするブログ」を更新しております。

?良かったら、当ブログも覗いてみてください!

※本記事はエネがえるチームにてSNSなどでスポンジさんの超解像度の高い業界の営業マンならではの高品質なブログ記事を拝見し、寄稿記事としてエネがるを活用したシミュレーション公開記事を依頼して執筆していただいている記事です。スポンジさんのブログも都道府県別補助金やメーカー別蓄電池の特徴など幅広く記事が公開されてますのでぜひご覧くださいませ。(エネがえる運営事務局チームより)

 

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