
住宅事業者のためのGX ZEH実務ガイド
認定に必要な設備と、暮らしに合う蓄電容量を分けて考える。
蓄電池の容量選定と施主説明を担う設計・営業担当者向けです。
この記事でできること:余剰・夜間需要・出力・停電・価格の5条件から容量候補を比べる。
内容更新:2026年9月23日|対象:戸建住宅。集合住宅のGX ZEH-Mは別要件です。
容量の前に、余剰と需要の上限を確認する
蓄電池の価値は「時間の移動」
昼:太陽光が発電まず使う → 余りを充電・売電
夜:蓄えた電気を使う買電を減らす。変換損失もある
停電:残量と出力を確認容量だけでは使える機器は決まらない
図2:概念図。実際の電力の配分は、時刻別の発電・消費・機器仕様・運転設定で変わります。売電を減らした分も費用対効果に含めます。
この4.44kWhはカタログ容量の推奨値ではありません。充電側と蓄電側の基準、最低SOC、入出力、充電可能時間、待機電力、停電用残量、製品仕様で実際の容量候補は変わります。日平均だけで年間効果を断定せず、季節・曜日・天候別の不足と余りを調べます。
混同しやすい値の違い
| 単位・値 |
意味 |
容量選定での確認 |
| kW |
ある時点の電力 |
同時利用、PCS、充放電出力 |
| kWh |
一定期間の電力量 |
夜間需要、余剰、容量、残量 |
| 往復効率 |
充電から放電までの比率 |
境界を揃え、損失を二重控除しない |
| 最低SOC |
運用で残す残量割合 |
日常利用と非常用の両方へ重複配分しない |
容量別の追加費用・追加効果を3案で比較する
根拠・確認範囲
確認日:2026年9月23日。制度は公表された一次資料、事例は公開インタビューを参照しています。工程、例、チェック項目は本記事の実務提案です。個別案件の適合・採択・効果を保証するものではありません。
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