太陽光発電と蓄電池の見積もり・経済効果シミュレーション完全ガイド | 2024年最新版

国際航業株式会社カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟（著者情報はこちら ）

国際航業 カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS・APIサービス「エネがえる」（太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ）のBizDev管掌。AI蓄電池充放電最適制御システムなどデジタル×エネルギー領域の事業開発が主要領域。東京都（日経新聞社）の太陽光普及関連イベント登壇などセミナー・イベント登壇も多数。太陽光・蓄電池・EV/V2H経済効果シミュレーションのエキスパート。お仕事・提携・取材・登壇のご相談はお気軽に（070-3669-8761 / satoru_higuchi@kk-grp.jp）

太陽光発電と蓄電池の見積もり・経済効果シミュレーション完全ガイド | 2024年最新版

この記事の目的

本記事は、太陽光発電システムや蓄電池の導入を検討している一般家庭の方々に向けて、正確な見積もりの取得方法と経済効果シミュレーションの重要性について詳しく解説します。悪徳業者への注意点から、信頼できる販売施工店の選び方まで、導入を成功させるための全ての情報を網羅しています。

はじめに

再生可能エネルギーへの関心が高まる中、太陽光発電システムや蓄電池の導入を検討する家庭が増えています。しかし、初期投資が高額なこれらのシステムを導入する際には、慎重な検討と正確な情報が不可欠です。本記事では、見積もりの取得から経済効果のシミュレーションまで、導入を成功させるための重要なポイントを詳しく解説します。2024年の最新データと専門家の知見を基に、あなたの家庭に最適なソリューションを見つけるためのガイドをお届けします。

目次

1. 見積もり依頼のポイントとコツ
2. 悪徳業者に騙されないための注意点
3. 太陽光発電の見積もりと経済効果シミュレーション
4. 蓄電池の見積もりと経済効果シミュレーション
5. 太陽光発電と蓄電池セット導入の見積もりと経済効果シミュレーション
6. 経済効果シミュレーションを依頼する重要性
7. 経済効果シミュレーションを確認するポイント
8. 信頼できる販売施工店の選び方：エネがえる活用のすすめ

1. 見積もり依頼のポイントとコツ

1.1 複数の業者から見積もりを取得する

太陽光発電システムや蓄電池の導入を検討する際、まず重要なのは複数の業者から見積もりを取得することです。とはいえ、なかなか多忙で、そんな何社も見積もり取ってられないよ。という方も多いのではないでしょうか？ そんなときには、国際航業株式会社が提供するエネがえる（国内700社以上の大手太陽光・蓄電池メーカーや電力・ガス会社、住宅メーカーや販売施工店が使う業界標準の経済効果シミュレーター）を導入する信頼できる販売施工店の紹介サービスをご活用ください。単に安売り的な見積もりを出すサービスレベルの低い業者、逆に経済効果のシミュレーションをせずに高い見積もりと期間限定割引などでクロージングを迫ってくる訪問販売業者、そのどちらでもない、地元に密着して、工事も得意で経済効果シミュレーションもきっちりしてくれる。そんな販売施工店を無料でご紹介できます。

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1.2 詳細な仕様と条件を明確にする

見積もりを依頼する際は、以下の点を明確にしましょう：

• 設置希望場所（屋根の向き、面積など）
• 希望する発電容量
• 蓄電池の容量（導入を検討している場合）
• 現在の月間電気使用量
• 導入目的（売電収入、自家消費、停電対策など）

1.3 見積もり内容の詳細を確認する

受け取った見積書には、以下の項目が明記されているか確認しましょう：

• 太陽光パネルの種類、メーカー、枚数
• パワーコンディショナーの仕様
• 蓄電池の仕様（導入する場合）
• 工事費用の内訳
• 保証内容と期間
• アフターサービスの詳細

2. 悪徳業者に騙されないための注意点

2.1 過度に安い見積もりや高額な見積もりに注意

市場平均から大きく外れた見積もりには要注意です。エネがえるの調査データによると、2024年現在、標準的な10kWシステムの平均導入コストは約250万円前後となっています。この金額から著しく逸脱する見積もりには、隠れたコストや品質の問題がある可能性があります。

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2.2 第三者評価や実績を確認する

業者選びの際は、以下の点を確認しましょう：

• 第三者機関による評価や認証（例：JPEA認証PV施工店）
• 過去の施工実績と顧客レビュー
• 経営状況（突然の倒産リスクを避けるため）

当社にご相談いただければ、当社で与信や経営状態をチェックし、かつ普段からやり取りのある地域密着型の信頼できる販売施工店をご紹介できます。販売だけしかできない企業ではく施工・工事が得意な企業から優先的にご紹介しますので安心して紹介を受けていただけます。

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2.3 契約前の重要事項の確認

契約前に必ず以下の点を確認し、納得できない場合は契約を避けましょう：

• クーリングオフ期間の有無と条件
• 解約条件と違約金の詳細
• 保証内容の具体的な範囲と期間
• メンテナンス計画と費用

一般的に、経済効果シミュレーションを出さない販売施工店、出してきてもなんとなく適当な手書きやエクセルで説明も不明瞭な販売店、かつ見積もりとキャンペーンだけを訴求してプッシュしてくる訪問販売営業などには注意したほうがよいでしょう。

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3. 太陽光発電の見積もりと経済効果シミュレーション

3.1 太陽光発電システムの基本構成

太陽光発電システムは主に以下の要素で構成されます：

• 太陽光パネル
• パワーコンディショナー
• 配線・架台
• 電力量計（売電用）

3.2 経済効果シミュレーションの重要性

単なる見積もりだけでなく、詳細な経済効果シミュレーションを依頼することが重要です。エネがえるASPのようなツールを使用すると、以下のような詳細な分析が可能です：

• 年間の発電量予測
• 電気代削減効果
• 売電収入の試算
• 投資回収期間の計算
• 20年、30年先までの累積経済効果

さらに今後は当社が提供する経済効果シミュレーション保証を活用してお客様にシミュレーションした発電量を保証してくれる販売施工店も登場してくるはずです。

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もし経済効果シミュレーション保証をしてくれるなら太陽光発電システムを導入してもいいと感じるお客様はお気軽にご相談ください。

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3.3 シミュレーション結果の解釈

経済効果シミュレーションの結果を解釈する際は、以下の点に注目しましょう：

• 初期投資額と年間の経済効果のバランス
• 投資回収期間が10年以内に収まるか（最近は補助金なしでも10年前後、補助金を活用すれば8年前後で収まるケースが多いです）
• 20年後、30年後の累積経済効果が十分に大きいか

2023年住宅用太陽光の電気代削減・経済効果シミュレーションは？（地域別・容量別メリットのまとめ） 

4. 蓄電池の見積もりと経済効果シミュレーション

4.1 蓄電池システムの基本構成

家庭用蓄電池システムは主に以下の要素で構成されます：

• 蓄電池本体
• パワーコンディショナー（ハイブリッド型の場合）
• 制御システム

4.2 蓄電池導入の経済効果シミュレーション

蓄電池の経済効果は、使用パターンや電気料金プランによって大きく変わります。エネがえるASPを使用すると、以下のような詳細なシミュレーションが可能です：

• 電力の自家消費率向上による電気代削減効果
• 電力消費量（月別・時間帯別）や発電量・余剰電力量（月別・時間帯別）を加味した蓄電池の効果額試算
• 蓄電池製品毎（40社120製品以上）から希望する容量帯や単機能orハイブリッドかで選んだ最適な製品での試算
• 最適な電気料金プランの提案（100社3,000プラン以上に対応）

【保存版】住宅用太陽光発電と蓄電池を購入した場合の経済効果シミュレーション 

卒FIT後の「太陽光」と「太陽光+蓄電池」の経済効果シミュレーション（各エリア別のまとめ） 

4.3 蓄電池選びのポイント

蓄電池を選ぶ際は、以下の点に注目しましょう：

• 容量と価格のバランス
• 充放電効率
• 保証期間と条件
• 拡張性（将来的な容量増設の可能性）

[独自レポートVol.16]『蓄電池は損』の常識、本当に正しい？元を取るのが難しいと知りながら蓄電池を購入した理由、「太陽光とセットで電気代が下がる」が44.2%で最多  

[独自レポートVol.15]【子供を持つ親に聞く停電への備え】89.4%が、災害時の「停電」への備えの重要性を実感！対策として家庭用蓄電に81.8%が関心 

5. 太陽光発電と蓄電池セット導入の見積もりと経済効果シミュレーション

5.1 セット導入のメリット

太陽光発電システムと蓄電池をセットで導入することで、以下のようなメリットが期待できます：

• 自家消費率の大幅な向上（昼間の余剰電力を夜間に活用）
• 売電に頼らない経済性の確保
• 停電時の長時間バックアップ
• 将来的な電気料金上昇リスクへの対策

5.2 セット導入時の経済効果シミュレーション

エネがえるASPを使用すると、太陽光発電と蓄電池のセット導入時の詳細な経済効果シミュレーションが可能です。以下のような分析が可能となります：

• 自家消費率の向上による電気代削減効果
• 売電収入と自家消費のバランス最適化
• 蓄電池の充放電サイクルを考慮した長期的な経済効果
• 最適な電気料金プランの提案（100社3,000プラン以上に対応）

【保存版】住宅用太陽光発電と蓄電池をセット購入した場合の経済効果シミュレーション 

5.3 セット導入時の注意点

セット導入を検討する際は、以下の点に注意しましょう：

• 太陽光発電システムと蓄電池の容量バランス
• ハイブリッド型パワーコンディショナーの選択
• 設置スペースの確保（特に蓄電池の設置場所）
• 将来的な拡張性（パネル増設や蓄電池容量増加の可能性）

6. 経済効果シミュレーションを依頼する重要性

6.1 なぜ経済効果シミュレーションが重要か

単なる見積もりだけでなく、詳細な経済効果シミュレーションを依頼することが極めて重要です。その理由は以下の通りです：

• 長期的な投資回収見込みの把握
• 電気料金プランや使用パターンに基づいた正確な効果予測
• 複数のシナリオ比較による最適な選択
• 将来的な電気料金変動リスクの評価

意外に電気代の計算が苦手な営業担当者も多いというデータもあります。
[独自レポートVol.5]　太陽光・蓄電池販売を行う営業担当者の約7割が「経済効果の試算」に苦手意識あり

蓄電池の購入検討者は以下のように経済効果シミュレーションを提示されると購入意欲が高まると回答しています。
蓄電池を買う人は何を重視しているか？1,090人への蓄電池購入実態調査結果
・蓄電池購入につながりそうなポイントとして、「経済効果シミュレーションがあるか」は20-40代で6割弱、50-60代で7割弱でそれぞれトップ項目となっている。
・販売会社への信頼度につながりそうなポイントとしても、「経済効果シミュレーションがあるか」は20-40代で5割弱、50-60代6割弱でそれぞれトップとシミュレーションの重要性が確認できる。
・経済効果シミュレーションの資料提示後、「販売会社への信頼度が上がる」に対して、「あてはまる」と回答したのは20-40代で7割強(TOP2) 、50-60代で7割弱(TOP2) 。
・「購入先候補として、この販売会社が候補になりそう」に対して、「あてはまる」と回答したのは20-40代で7割弱(TOP2) 、50-60代で6割弱(TOP2) 。
・「この販売会社で蓄電池を購入したいと思う」に対して、「あてはまる」と回答したのは20-40代で6割強(TOP2) 、50-60代で5割強(TOP2)といずれも今後ターゲットになりうる20-40代での効果が高く、今後のシミュレーターへの期待も高まる。

お客様は、シミュレーション保証があれば約7割は導入を検討するというデータもあります。
[独自レポートVol.20]シミュレーション結果の保証で、約7割が住宅用太陽光・蓄電池の導入を検討  

6.2 信頼できるシミュレーションツールの活用

信頼性の高いシミュレーション結果を得るためには、専門的なツールの活用が不可欠です。エネがえるASPのような業界標準のツールを使用している販売施工店を選ぶことで、以下のような利点があります：

• 最新の電気料金プランや機器性能データを反映した正確なシミュレーション
• 地域ごとの日射量データに基づいた精密な発電量予測
• 複数のシナリオを簡単に比較検討可能
• 第三者による客観的な評価基準の適用

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6.3 シミュレーション結果の活用方法

経済効果シミュレーションの結果を有効活用するためには、以下の点に注目しましょう：

• 初期投資額と年間の経済効果のバランス
• 投資回収期間の妥当性（一般的に10年以内が目安）
• 20年後、30年後の累積経済効果の大きさ
• 電気料金の上昇を想定したシナリオの確認
• メンテナンスコストを含めた総合的な経済性の評価

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7. 経済効果シミュレーションを確認するポイント

7.1 シミュレーションの前提条件の確認

経済効果シミュレーションの結果を評価する際は、まず以下の前提条件を確認しましょう：

• 使用されている電気料金プラン
• 想定されている年間の電力消費量
• 太陽光パネルの設置方向と角度
• 地域の日射量データ
• パネルや機器の経年劣化率

7.2 重要な評価指標

シミュレーション結果を評価する際は、以下の指標に特に注目しましょう：

• 年間の発電量と自家消費率
• 年間の電気代削減額
• 投資回収期間
• 10年後、20年後、30年後の累積経済効果
• CO2削減量（環境への貢献度）

7.3 感度分析の重要性

将来の不確実性に備えるため、様々な条件下でのシミュレーション（感度分析）を依頼することが重要です。以下のようなシナリオでの比較を求めましょう：

• 電気料金が年率2%上昇、3%で上昇した場合
• 電力消費量が10%増加/減少した場合
• 蓄電池の容量やメーカー・製品を変更した場合
• 太陽光パネルの出力を増減させた場合
• 電気料金プランを従量電灯タイプ、時間帯別料金プランなどで変えた場合

これらのシミュレーションをするにはエネがえるASPのような業界標準の高精度シミュレーターが販売施工店にないとむずかしいことが多いです。太陽光と蓄電池を買うならエネがえるでシミュレーションしてくれる販売施工店が安心  

8. 信頼できる販売施工店の選び方：エネがえる活用のすすめ

8.1 エネがえるを活用する利点

エネがえるを活用している販売施工店を選ぶことで、以下のような利点があります：

• 業界標準の経済効果シミュレーションツールの使用
• 最新の市場データと機器性能情報の反映
• 客観的な比較が可能な統一フォーマットの提案書
• 経済効果シミュレーション保証オプションの利用可能性

8.2 経済効果シミュレーション保証オプション

経済効果シミュレーション保証オプションは、シミュレーション結果に対する信頼性を高める革新的なサービスです。このオプションを提供している販売施工店を選ぶことで、以下のメリットが得られます：

• シミュレーション結果が実際の効果と大きく乖離した場合の補償
• 販売施工店の自信の表れとしての保証提供
• 長期的なアフターサポートへのコミットメント

お客様は、シミュレーション保証があれば約7割は導入を検討するというデータもあります。
[独自レポートVol.20]シミュレーション結果の保証で、約7割が住宅用太陽光・蓄電池の導入を検討  

8.3 信頼できる販売施工店の選定基準

最終的に販売施工店を選ぶ際は、以下の点を総合的に評価しましょう：

• エネがえるなどの信頼できるシミュレーションツールの使用
• 詳細な経済効果シミュレーションの提供
• 経済効果シミュレーション保証オプションの有無
• 過去の施工実績と顧客評価
• アフターサービスの充実度
• 提案内容の明確さと丁寧な説明

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まとめ

太陽光発電システムと蓄電池の導入は、長期的な視点で考えると大きな経済的メリットをもたらす可能性があります。しかし、その効果を最大化するためには、信頼できる販売施工店の選択と詳細な経済効果シミュレーションが不可欠です。

エネがえるのような信頼性の高いツールを活用し、経済効果シミュレーション保証オプションを提供する販売施工店を選ぶことで、より安心して導入を進めることができます。複数の見積もりを比較し、長期的な経済効果を慎重に検討することで、あなたの家庭に最適なソリューションを見つけることができるでしょう。

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参考URLまとめ

• エネがえるASP（住宅用太陽光・蓄電池経済効果試算）
• エネがえるBiz（産業用自家消費型太陽光・蓄電池経済効果試算）
• エネがえるEV・V2H（EV・V2H/充電器の導入効果試算）
• エネがえるで自動出力できる診断レポート（提案書）サンプル
• 日本初・エネがえるだけ。「経済効果シミュレーション保証」オプション
• 2024年太陽光・蓄電池販売動向白書PDF

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今後書きたい記事など

• 太陽光発電システムのメンテナンス方法と費用の詳細ガイド
• 蓄電池の種類別比較と選び方
• ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の実現方法と補助金活用ガイド
• 電気自動車（EV）と太陽光発電・蓄電池のトータルエネルギーマネジメント
• 再生可能エネルギー100%生活を目指す方法と課題

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