太陽光・蓄電池を導入するとしたらどれくらいの経済効果があるかシュミレーションしてみた
こんにちは。エネがえるチーム、新メンバーの成瀬です。
「エネがえる」は、太陽光・蓄電池の経済効果シュミレーションです。太陽光・蓄電池は初期費用が高いイメージがありますが、実際どのくらいの経済効果が出るのかイメージしにくいですよね。「エネがえる」を使えば、経済効果を簡単に可視化でき、主に住宅メーカーや工務店などが導入しているシミュレーターです。
今回は新メンバーということで、まずは自宅を例にエネがえるのシュミレーションを使って経済効果を知ってみよう!と、太陽光と蓄電池を導入した場合、どれくらいの経済効果があるのか検証してみました。
住まいの前提条件
・住まい:一戸建て(神奈川県)、エコキュート、オール電化。
高気密高断熱住宅で、エアコン1台で済んでいるため、電気代は他の住宅と比べるとそれほど高くない。
・電力会社・契約プラン:東京電力エナジーパートナー、スマートライフS 50A
・電力使用量データ:424kwh(5月分のみ)13,462円
2020年に家を建てた時は、まだ太陽光も高く、電気料金も高くないという状況だったため、当時は「今は導入のメリットがないけど、太陽光が安くなって電気代が高くなってきたら導入を検討した方がいい」とハウスメーカーの人にもアドバイスされていたこともあり、我が家は予算の兼ね合いもあり、導入を見送りました。
最近は、電気代も年々上がってきたので、ゆくゆくは我が家も太陽光もしくは蓄電池を入れたほうがいいかなと思い始めています。
今回は、太陽光4kWと蓄電池(Panasonic LJB1156 5.6kWh)を導入した場合でシュミレーションしてみました。
太陽光・蓄電池の経済効果シュミレーション結果
診断結果はこちら!
20年間の経済効果は2,494,623円となりました。
20年間で電気料金の上昇率2%の場合、太陽光・蓄電池を導入しなかった場合の光熱費は401万円ですが、導入した場合の光熱費は152万円となります。
仮に、電気料金が値上がりしなかったとしても、20年間の実質の経済効果は212万円ほどになります。
もしくは、電気料金が4%上昇するとしたら、経済効果は296万円ほどです。
1か月のシュミレーション結果も表示され、導入した場合、太陽光自家消費による電気代削減額(オレンジ)、蓄電池導入効果による電気代削減額(黄緑)、太陽光余剰売電による売電収入(黄色)がグラフ化されて、FIT期間中は9363円お得になり、FIT終了後は8340円お得になります。
※FITとは:固定価格買取制度。再生可能エネルギーの普及を促進するため、発電した電力を一定期間、固定価格で買い取る制度。
支払いシュミレーションもでき、ローン利率や返済期間を設定すると、実質負担額が月単位・一日単位で「いくら負担すればいいのか?」という金額が算出されます。この場合、1日あたりFIT期間中は194円、FIT終了後は228円。
「エネがえる」でシュミレーションするとPDFでも提案してもらえるので、ビジュアルでも理解しやすいようになっています。PDFでは1日の電気の流れなどを詳しく説明されています。
まとめ
今回の太陽光、蓄電池の経済効果シュミレーション、いかがでしたでしょうか?
シュミレーション結果から、太陽光・蓄電池の導入による経済効果が実感できました!現実的な数字がわかることで、光熱費を削減できるなら太陽光や蓄電池を導入した方がいいと前向きに検討することができました。
太陽光や蓄電池の導入は、長期的に見れば確実にランニングコストを削減できる選択肢となります。
近年、電気代の値上がりは避けられない状況です。高気密高断熱住宅に住んでいる方も、将来を見据えた上で、太陽光や蓄電池の導入を検討してみるのもいいかもしれませんね。
※あくまでもシミュレーション結果となります。
ご購入の意思決定には別途販売施工店などから正式な見積書・提案書をご入手ください。
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