OPEN EVIDENCE / SOURCE REGISTER
一次資料と査読付き学術研究に紐づく出典24件、数値の解釈条件を明示したエビデンス18レコードを公開用に構造化。ナッジの「実証」なのか「設計仮説」なのか、生活習慣と高額投資を区別します。
本台帳は選択した主要資料の実務向け整理であり、網羅的な系統レビューではありません。環境省の実証単位135件と介入策単位330件は異なる母集団です。
出典一覧
数値が検証できる実証事例
| 研究/事例 | 主要指標 | 値 | 適用範囲・限界 | 原典 |
|---|---|---|---|---|
| 環境省9年間総括 | 主要成果指標が有意 | 76 件/135実証 | 主要指標有意と中間指標有意を混同しない | 原典 ↗ |
| 環境省9年間総括 | 中間指標が有意 | 14 件/135実証 | 認知・クリックなど中間成果を含む | 原典 ↗ |
| 環境省9年間総括 | 改善傾向のみ | 7 件/135実証 | 統計的有意の件数に含めない | 原典 ↗ |
| 環境省9年間総括 | 効果未確認 | 29 件/135実証 | 効果ゼロが証明されたとは限らない | 原典 ↗ |
| 近隣比較HER | 家庭エネルギーの削減 | 1.7〜2.2 % | 介入内容・地域・期間の条件付き | 原典 ↗ |
| EV充電日記アプリ | 昼充電率:統制27.6%、可視化41.9% | +14.3 ポイント | 可視化のみの介入。追加ランキング・報酬の増分効果は未確認 | 原典 ↗ |
| グリーンプラン推奨 | グリーンプラン契約率:統制0.0%、推奨25.1% | +25.1 ポイント | 統制群204・介入群342、推奨の文脈に限定 | 原典 ↗ |
| 変動料金参加・報酬 | 参加率:統制28.8%、600円相当群37.9% | +9.1 ポイント | 報酬額がさらに増えても効果が比例しない | 原典 ↗ |
| 達成可能な節電目標 | 達成報酬付き10%・30%目標提示によるピーク時削減 | 4.75〜5.10 % | 13〜17時の30分電力量を差分の差で推定。50%目標では有意差未確認 | 原典 ↗ |
| 電力可視化+通知 | 家庭電力使用量の削減 | 3.1 % | 通知・可視化の複合効果 | 原典 ↗ |
| 再配達抑止LP | 1回受取率:統制80.7%、介入最大82.7% | +1.9 ポイント(資料表現) | 通販利用頻度の高い利用者に限定。表示値の差と原資料の効果推定値を区別 | 原典 ↗ |
| 住宅・車両の高額投資 | フィールド効果検証件数 | 0 件 | 135ではなく行動特性の157件母集団 | 原典 ↗ |
| 米国Home Energy Reports | 停止後の効果減衰 | 10〜20 %/年 | 地域・期間を限定した論文推定 | 原典 ↗ |
| ナッジ二次メタ分析 | 出版バイアス補正前の平均効果 | 0.27 Cohen d | 原レビューの方法論的限界を継承 | 原典 ↗ |
| ナッジ二次メタ分析 | 出版バイアス補正後の平均効果 | 0.004 Cohen d | 特定の方法による推定値、個別施策を否定しない | 原典 ↗ |
| 世界63か国の気候行動実験 | 努力を要する植樹課題 | 効果増加なし 定性判定 | 意思/信念と実行を区別 | 原典 ↗ |
| インド太陽光情報提供RCT | 太陽光導入意向 | +15 %(論文要約の記載) | 自己申告の導入意向であり実際の設置率ではない | 原典 ↗ |
| IPCC需要側緩和 | 2050年の需要側施策の削減可能性 | 40〜70 %(3エンドユース部門) | ナッジ単独の削減率ではない。構造・技術・行動を含む | 原典 ↗ |
行動変容の効果量・出版バイアス・研究デザインには不確実性があります。結果を個別の設備導入率・CO₂削減量として転用せず、条件に合わせて再検証してください。
更新・品質方針
出典URL、確認日、指標の単位、対象、限界を記録し、訂正情報と追試が見つかった場合は記事本文と台帳を合わせて更新します。掲載のない指標は未検証として取り扱います。
運営:国際航業株式会社 エネがえる。公開資料に基づく解説と本ラボの独自提案を掲載。調査・編集にはAIを補助的に使用しています。
資料確認日:2026年10月11日。内容へのお問い合わせ・訂正のご連絡は公式お問い合わせ窓口へ。
