目次
電気料金プラン単価参照APIとは?電力会社、EV充電器メーカー、蓄電池メーカーが続々採用
30秒で読めるまとめ
- エネがえるAPIは、電気料金、太陽光発電、蓄電池システムに関する包括的なデータを提供するAPIサービス
- 100社3,000プラン以上の電気料金プランデータを毎月更新
- 大手電力会社、太陽光発電システムメーカー、蓄電池メーカーなど700社以上が導入
- REST API方式で、エンジニアフレンドリーな実装が可能
- 初期費用150万円、月額40万円~から利用可能(割引オプションあり)
- 詳細な API 仕様と実装方法を提供し、多様なユースケースに対応
目次
1. エネがえるAPIとは
エネがえるAPIは、国際航業株式会社が提供する、電気料金プラン、太陽光発電、蓄電池システムに関する包括的なデータを提供するAPIサービスです。
このAPIは、電力会社、EV充電器メーカー、蓄電池メーカーなど、エネルギー関連企業向けに設計されており、独自のWebシミュレーターや蓄電池充放電最適制御、最適料金プラン提案システムの構築に活用されています。
エネがえるAPIの主な目的は、複雑で常に変動する電気料金プランや、太陽光発電・蓄電池システムの経済効果を正確に計算し、ユーザーに提供することです。これにより、エネルギー関連企業は、顧客に対してより正確で信頼性の高い情報を提供し、製品やサービスの価値を高めることができます。
また、エネがえるAPIでシミュレーションされた結果は、エネがえる導入企業だけが使える「経済効果シミュレーション保証」の対象になります。太陽光発電量を基準に保証されるため、太陽光(再エネ)を絡めた用途で使う企業であれば適用可能です。詳細はお問い合わせください。
2. 主な機能と特徴
エネがえるAPIの主な機能と特徴は以下の通りです:
- 豊富な電気料金プランデータ: 低圧電灯/低圧電力/高圧/特別高圧を含む100社3,000プラン以上の電気料金プランデータ(オール電化向け料金プラン/時間帯別料金プランを含む)を提供しています。
- 定期的なデータ更新: 電気料金プランデータベースは毎月1回最新の単価に自動更新されます。これにより、常に最新の料金情報を基にした計算が可能です。
- 多様な用途: Web電気料金比較シミュレーター、太陽光・蓄電池経済効果シミュレーター、EV充電器メーカーのユーザー向けアプリ、蓄電池メーカー向け充放電最適制御など、幅広い用途に対応しています。
- 補助金情報データベース: 太陽光や蓄電池、EV・V2H、省エネ設備など創蓄省エネ関連設備の都道府県別・市区町村別の補助金情報データベース(全国約1600件以上)も提供しています。
- REST API方式: AWSサーバレス構成・APIゲートウェイを採用し、エンジニアフレンドリーな実装が可能です。これにより、開発者は既存のシステムに容易に統合することができます。
- 豊富な導入実績: 業界TOPクラスの大手有名太陽光発電システムメーカー、大手有名蓄電池メーカー、大手電力会社、大手EV充電器メーカーなど、700社以上の導入実績があります。(エネがえるシリーズ累計実績)
- 安定した運営基盤: 創業75年以上で1000以上の地方自治体や民間企業と取引実績がある国際航業株式会社が運営しているため、経営基盤が安定しており、セキュリティ面でも安心して利用できます。
- 高度な計算機能: 複雑な電気料金プランの計算、太陽光発電の発電量予測、蓄電池の充放電最適化など、高度な計算機能を提供しています。
- 柔軟なデータ連携: HEMS(Home Energy Management System)やBルートデータ、各種クラウド基盤との実データ連携も個別調整により可能で、より精緻な電力消費予測や最適制御を実現します。
- 経済効果シミュレーション保証(シミュレーションされた発電量の一部を保証)に対応:エネがえるAPIは、エネがえる導入企業だけが使える日本初の経済効果シミュレーション保証の対象となります。API導入企業のシステムから出力される結果も一定の条件を満たせば保証が可能です。
3. API仕様の詳細
エネがえるAPIは、REST APIアーキテクチャを採用しており、JSON形式でデータをやり取りします。主要なエンドポイントとその詳細仕様は以下の通りです:
3.1 電気料金プラン関連API
3.1.1 電気事業者取得 (GET /sys/epcorps)
このエンドポイントは、電気事業者の一覧を取得します。
パラメータ:
prefecture_cd
: 都道府県コード (01~47)zip_cd
: 郵便番号 (ハイフンなし、7桁)area_cd
: エリアコードunlimited
: 無制限出力の指定 (1: 無制限)
レスポンス例:
{
"epcorp_cd": "4",
"epcorpName": "東京電力エナジーパートナー",
"eptype": 1,
"area_cd": "03",
"fitprices": [16],
"commission": 100,
"occtoepcorp_cd": "K003",
"metiepcorp_cd": "A0269",
"occto_cd": "4203"
}
3.1.2 電気料金プラン取得 (GET /sys/epplans/)
このエンドポイントは、電気事業者コードより電気料金プランを取得します。
パラメータ:
epcorp_cd
: 電気事業者コードcontractType
: 契約種別 (1: 低圧電灯, 2: 低圧電力, 3: 高圧, 4: 特別高圧)
レスポンス例:
[
{
"epplan_id": "0004_1_0001",
"epcorp_cd": 4,
"contractType": 1,
"epplanType": 1,
"epplanName": "従量電灯B",
"planSuffix": "A",
"periodFrom": "2001-01-01",
"periodTo": "2999-12-31",
"discountRate": 0,
"holidayflg": "011",
"bases": [
{
"base_cd": 3,
"baseName": "従量電灯B(10A)",
"baseType": 1,
"ampere": 10,
"capacityFrom": 0,
"capacityTo": 0
}
]
}
]
3.1.3 電気料金プラン詳細取得 (GET /sys/epplans/{epplan_id}/{base_cd}/{capacity})
このエンドポイントは、料金プランID、基本料金コードより燃調費・再エネ賦課金の単価を含めた詳細情報を取得します。
パラメータ:
epplan_id
: 料金プランIDbase_cd
: 基本料金コードcapacity
: 契約容量
レスポンス例:
{
"epplan_id": "0004_1_0001",
"epcorp_cd": 4,
"contractType": 1,
"epplanType": 1,
"epplanName": "従量電灯B",
"periodFrom": "2001-01-01",
"periodTo": "2999-12-31",
"discountRate": 0,
"holidayflg": "110",
"baseName": "従量電灯B(10A)",
"baseType": 1,
"baseUnit": 311.75,
"baseFixUnit": 0,
"ampere": 10,
"capacityFrom": 0,
"capacityTo": 0,
"capacity": 5,
"conditions": [
{
"calcOrder": 1,
"condName": "スタンダードX・第一料金",
"group": 0,
"volumeCap": 0,
"volumeFrom": 0,
"volumeTo": 120,
"monthFrom": 1,
"monthTo": 12,
"holidayData": 0,
"timeFrom": 0,
"timeTo": 0,
"volumeUnit": 29.8
}
],
"fuels": [
{
"calcOrder": 1,
"calcType": 0,
"volumeFrom": 0,
"volumeTo": 0,
"volumeUnit": -9.21
}
],
"renewable": 1.4
}
3.1.4 電気料金計算 (POST /sys/epchargecalc)
このエンドポイントは、料金プランと買電量により電気料金を計算します。
リクエストボディ例:
{
"epplan_id": "0004_1_0001",
"base_cd": 3,
"capacity": 5,
"purchase": [
{
"date": "2023-01-01",
"hourlyPowers": [0.564516]
}
],
"peak_purchase": 300,
"noFuels": 1,
"detail": 1
}
レスポンス例:
{
"epcorpName": "東京電力エナジーパートナー",
"epplanName": "従量電灯B",
"baseName": "従量電灯B(50A)",
"yearCharge": 167080,
"monthlyCharges": [14200],
"detail": {
"discountRate": 0,
"yearCharge": {
"charge": 142000,
"base": 20000,
"usage": 110000,
"adjust": 2000,
"levy": 10000
},
"monthlyCharges": [
{
"month": "2024-01",
"charge": 14200,
"base": 2000,
"usage": 11000,
"adjust": 200,
"levy": 1000
}
]
}
}
3.2 エリアプライス取得API
3.2.1 エリアプライス取得 (GET /sys/areaprices/{area_cd})
このエンドポイントは、市場連動プランに用いるエリアプライス単価を取得します。
パラメータ:
area_cd
: エリアコード (01: 北海道エリア, 02: 東北エリア, 03: 東京エリア, など)
レスポンス例:
[
{
"area_cd": "01",
"yearmonth": "2023-01",
"prices": [10.02]
}
]
3.3 補助金情報取得API
3.3.1 補助金情報取得 (GET /sys/subsidy/)
このエンドポイントは、全国の補助金情報を取得します。
レスポンス例:
[
{
"id": "1234567890",
"area": "北海道・東北など",
"title": "ゼロカーボン・ビレッジ構築支援事業",
"url": "https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/108007.html",
"city": "北海道など",
"class": "脱炭素など",
"facility": ["太陽光発電など"],
"overview": "補助金概要をご説明します。",
"phone": "担当部署の連絡先をご案内します。",
"prefecture": "東京都など",
"price": "補助金の上限をご案内します。",
"rep": "担当部署をご案内します。",
"modified_id": "U00000000",
"modified": "2019-01-24T06:17:49.811Z",
"created_id": "U00000000000",
"created": "2019-01-24T06:17:49.811Z"
}
]
4. 実装方法とユースケース
エネがえるAPIの実装方法とユースケースについて、具体的に解説します。
4.1 実装方法
エネがえるAPIは、REST APIとして設計されているため、多くのプログラミング言語やフレームワークで簡単に実装することができます。以下に、JavaScriptを使用した実装例を示します。
async function getElectricityRates(prefectureCode) {
const apiUrl = 'https://api.enegaeru.com/sys/sys/epcorps';
const params = new URLSearchParams({ prefecture_cd: prefectureCode });
try {
const response = await fetch(`${apiUrl}?${params}`);
if (!response.ok) {
throw new Error('API request failed');
}
const data = await response.json();
return data;
} catch (error) {
console.error('Error fetching electricity rates:', error);
return null;
}
}
// 使用例
getElectricityRates('13').then(rates => {
console.log('Electricity rates for Tokyo:', rates);
});
この例では、getElectricityRates
関数を定義し、都道府県コードを引数として受け取り、対応する電気料金プランを取得しています。
4.2 ユースケース
エネがえるAPIは、様々なユースケースに対応できます。以下に、主要なユースケースとその実装方法を示します。
4.2.1 Web電気料金比較シミュレーター
電力会社のWebサイトやエネルギー関連のポータルサイトで、ユーザーが自身の電力使用量を入力し、最適な電気料金プランを比較・選択できるシミュレーターを作成できます。
実装例:
async function comparePlans(usage, prefectureCode) {
const plans = await getElectricityRates(prefectureCode);
const results = [];
for (const plan of plans) {
const charge = await calculateCharge(plan.epplan_id, usage);
results.push({ planName: plan.epplanName, charge: charge });
}
return results.sort((a, b) => a.charge - b.charge);
}
// 使用例
comparePlans(300, '13').then(comparison => {
console.log('Cheapest plans:', comparison);
});
4.2.2 太陽光・蓄電池経済効果シミュレーター
太陽光発電システムや蓄電池メーカーのWebサイトで、導入による経済効果を計算するシミュレーターを作成できます。
実装例:
async function calculateSolarBatteryEffects(usage, solarCapacity, batteryCapacity, prefectureCode) {
const currentPlan = await getElectricityRates(prefectureCode);
const currentCharge = await calculateCharge(currentPlan[0].epplan_id, usage);
const solarProduction = await estimateSolarProduction(solarCapacity, prefectureCode);
const newUsage = usage - solarProduction;
const newCharge = await calculateCharge(currentPlan[0].epplan_id, newUsage);
const batteryEffects = await estimateBatteryEffects(batteryCapacity, newUsage);
const finalCharge = newCharge - batteryEffects;
return {
currentCharge: currentCharge,
newCharge: finalCharge,
savings: currentCharge - finalCharge
};
}
// 使用例
calculateSolarBatteryEffects(500, 4, 10, '13').then(effects => {
console.log('Economic effects:', effects);
});
4.2.3 EV充電最適化アプリ
EV充電器メーカーのユーザー向けアプリで、電気料金が最も安い時間帯に充電するよう最適化するアプリケーションを作成できます。
実装例:
async function optimizeEVCharging(requiredCharge, prefectureCode) {
const plans = await getElectricityRates(prefectureCode);
const hourlyRates = await getHourlyRates(plans[0].epplan_id);
const sortedHours = hourlyRates
.map((rate, hour) => ({ hour, rate }))
.sort((a, b) => a.rate - b.rate);
let optimalChargingHours = [];
let remainingCharge = requiredCharge;
for (const { hour, rate } of sortedHours) {
if (remainingCharge <= 0) break;
optimalChargingHours.push(hour);
remainingCharge -= 1; // Assuming 1 hour of charging
}
return optimalChargingHours;
}
// 使用例
optimizeEVCharging(50, '13').then(hours => {
console.log('Optimal charging hours:', hours);
});
これらの実装例は、エネがえるAPIの基本的な使用方法を示しています。実際の開発では、エラーハンドリング、ユーザー認証、データのキャッシュなど、より詳細な実装が必要になります。
5. 導入事例
エネがえるAPIは、多くの大手企業で採用されています。以下は主な導入事例とその具体的な活用方法です:
- 大手新電力(電気・ガス):
- 活用方法: 自社独自のWeb電気料金・ガス料金比較シミュレーションにエネがえるAPIを活用
- 詳細: 顧客が自身の電力使用パターンを入力し、最適な電気料金プランを他社比較、提案するWebツールを開発。エネがえるAPIを使用して、常に最新の燃調費単価を含む料金情報を反映したシミュレーションを提供しています。
- 大手携帯キャリア会社(新規事業):
- 活用方法: Bルート連携省エネアプリ エネがえるAI Sense API(個別開発)
- 詳細: Bルート端末(ドングル)から取得したリアルタイム電力使用量データとエネがえるAPIを連携させ、リアルタイムの電力使用状況と電気料金を予測、可視化、最適料金プラン提案をするスマートフォンアプリを開発しました。
- エネがえるAI Sense API(個別開発) は、その他大手蓄電池システムメーカーの気象予測・警報・電気料金プラン連動の充放電最適制御システム等にも実装されています。
- 大手太陽光・蓄電池・EV充電器メーカー:
- 活用方法: EV充電アプリでのエネがえるEV・V2H API、電気料金単価参照API活用
- 詳細: 電気自動車の充電管理アプリに、エネがえるEV・V2H APIや電気料金単価参照APIを統合。ユーザーの地域や契約プランに基づいて、最も電気料金が安い時間帯に充電するよう最適化しています。
- 大手メーカー系再エネ設備商社(住宅用):
- 活用方法: 独自創蓄シミュレーターにエネがえるAPI・電気料金API活用
- 詳細: 取引先の販売店を支援するため太陽光発電システムと蓄電池の組み合わせによる経済効果を計算するシミュレーターを開発。エネがえるAPIを使用して、地域ごとの電気料金や日射量データを取得し、精度の高い試算を提供しています。
- 大手太陽光・蓄電池・V2Hメーカー(住宅用):
- 活用方法: 太陽光・蓄電池WebシミュレーターでのエネがえるAPI・電気料金API活用
- 詳細: エンドユーザーが直接試算したり販売店が活用できる自社独自の太陽光パネルと蓄電池製品の導入効果を計算するWebシミュレーターに、エネがえるAPIを統合。顧客が簡単に経済効果を確認できるツールを提供しています。
- 大手太陽光・蓄電池メーカー(住宅/産業両対応):
- 活用方法: 自社独自の産業用自家消費型太陽光・蓄電池シミュレーターへのエネがえるBiz API活用
- 詳細: 大規模な産業用太陽光発電システム・産業用蓄電システムの導入を検討する企業向けに、詳細な経済効果シミュレーションツールを開発。エネがえるBiz APIを使用して、高圧電力料金プランの詳細データを取得し、精密な試算を行っています。
- 大手再エネ関連設備商社(主に産業用):
- 活用方法: 自社独自の産業用自家消費型太陽光・蓄電池シミュレーターへの活用
- 詳細: 産業用自家消費型太陽光発電システム・産業用蓄電池提案ツール(低圧/高圧対応)に、エネがえるBizAPIおよび低圧・高圧の単価参照APIを統合。顧客の電力使用パターンと地域特性を考慮した、自社独自のシミュレーション提案を可能にしています。
これらの導入事例は、エネがえるAPIが幅広い業界で活用され、各企業の独自のニーズに合わせてカスタマイズされていることを示しています。APIの柔軟性と豊富なデータにより、企業は顧客に対してより正確で価値のある情報を提供することができています。
6. 料金プラン
エネがえるAPIの料金プランは以下の通りです:
- 初期費用: 150万円(事例紹介割引等適用で初期50万円でのご提示可)
- 月額費用: 40万円(電気料金のみの場合。太陽光や蓄電池も含む場合月60万円)
- 1年契約
- 2年・3年・5年の長期契約割引および年払い割引の提供も可(個別見積)
- 小規模事業者向けの特別価格提供も可
この料金プランには以下のサービスが含まれます:
- API利用権(認証キー / ID・パスワード)
- 定期的なデータ更新(電気料金プラン、補助金情報など)
- テクニカルサポート
- API仕様書へのアクセス
- 開発者同席のWeb会議(定例・不定期)およびメーリングリスト、Slack等でのQA対応
また、以下のようなオプションサービスも用意されています:
- カスタムデータ統合
- 専用サポートチーム
- 高度な分析機能
詳細な料金プランについては、エネがえるAPIサービス資料をご確認いただくか、直接お問い合わせください。大規模な導入や特殊な要件がある場合は、カスタマイズされた料金プランを提供することも可能です。
7. まとめと今後の展望
エネがえるAPIは、電力会社、EV充電器メーカー、蓄電池メーカーなど、エネルギー関連企業にとって非常に有用なツールです。豊富なデータベース、定期的な更新、多様な用途への対応など、多くの特長を持っています。
API仕様の詳細や実装方法、具体的なユースケースを見てきたように、エネがえるAPIは非常に柔軟で、様々なアプリケーションやサービスに統合することができます。特に以下の点で、エネルギー関連企業に大きな価値を提供しています:
- 正確な料金計算: 常に最新の電気料金プランデータを使用することで、正確な料金計算が可能になります。
- 経済効果の可視化: 太陽光発電や蓄電池システムの導入による経済効果を、具体的な数字で示すことができます。
- 最適化アルゴリズムの基盤: EV充電や蓄電池の充放電など、電力使用の最適化アルゴリズムの基盤として活用できます。
- カスタマイズ性: 様々なユースケースに対応できる柔軟性を持っており、企業独自のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
今後、再生可能エネルギーの普及や電力市場の自由化がさらに進む中で、エネがえるAPIの重要性はますます高まると予想されます。特に、以下の点で注目されています:
- AIとの統合: 機械学習アルゴリズムとの統合により、より高度な予測や最適化が可能になると期待されています。
- IoTデバイスとの連携: スマートホームデバイスやインダストリアルIoTとの連携により、よりきめ細かな電力管理が可能になるでしょう。
- ブロックチェーン技術との融合: P2P電力取引などの新しいビジネスモデルにおいて、エネがえるAPIが重要な役割を果たす可能性があります。
- 国際展開: 日本国内だけでなく、海外の電力市場データも統合することで、グローバルな展開を目指す企業をサポートすることが考えられます。
エネがえるAPIは、これらの課題や期待に応える形で、今後もさらなる機能拡張や精度向上が図られていくでしょう。エネルギー関連企業は、このAPIを活用することで、より効果的な製品開発やサービス提供が可能になり、結果として、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献することができます。
詳細については、APIサービス資料をご覧いただくか、国際航業株式会社にお問い合わせください。エネルギー分野のデジタルトランスフォーメーションを推進する上で、エネがえるAPIは強力なツールとなるでしょう。
コメント