目次
- 1 EV・V2H経済効果シミュレーション+自動車走行データで導入効果を高精度に算出。EV・V2H経済効果試算ツール「エネがえるEV・V2H」がパイオニアのGXソリューションと連携
- 1.1 電気自動車が動く蓄電池として求められる背景
- 1.2 EV・V2H経済効果試算ツール「エネがえるEV・V2H」がパイオニアのGXソリューションと連携
- 1.3 ガソリン代削減+電気代削減+売電収入の試算
- 1.4 太陽光+定置型蓄電池+EV+V2H or EV充電器の組合せ提案
- 1.5 100社3,000プラン以上の電気料金プランに対応
- 1.6 EV57車種・蓄電池80製品に対応(プルダウンで選ぶだけ)
- 1.7 電気代上昇率を反映した長期経済効果も簡単に試算
- 1.8 大手住宅会社・電力ガス会社・販売施工店等導入実績多数
- 1.9 「EV消費電力推定技術」×「EV・V2H経済効果シミュレーション」の融合による新たな価値は?
- 1.10 パイオニアのGX活動について
- 1.11 EV・V2Hを扱うこんな企業や担当部署の方はぜひご相談ください
- 1.12 太陽光 蓄電池 経済メリット試算ツール 「エネがえる」とは?
- 1.13 相談先(太陽光・蓄電池シミュレーションエキスパート)
EV・V2H経済効果シミュレーション+自動車走行データで導入効果を高精度に算出。EV・V2H経済効果試算ツール「エネがえるEV・V2H」がパイオニアのGXソリューションと連携
先日以下のリリースを配信しました。ご興味ある再エネ関連事業者や自動車産業の方はお気軽にご相談くださいませ。
■リリース概要
国際航業株式会社は、EV・V2H経済効果試算ツール「エネがえるEV・V2H」に、パイオニア株式会社が提供する独自のクラウドプラットフォーム「Piomatix for Green(パイオマティクス・フォー・グリーン)」を活用したGXソリューションの要素技術である「EV消費電力推定技術」を連携させることで、日本国内におけるEVとV2Hの利用および、再生可能エネルギーの普及を促進する高精度なシミュレーションサービスの提供を目指します。
電気自動車が動く蓄電池として求められる背景
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、再生可能エネルギーの利用拡大が促進されています。太陽光発電の普及を目的に、東京都や川崎市などでは新築住宅への太陽光パネルの設置義務化などの施策が進められています。
効率的に太陽光発電を運用するためには発電した電力を貯めておく蓄電池が必要ですが、コストの高さや設置場所の制約が普及の妨げとなっています。そこで、蓄電池の代わりに動く蓄電池としてのEV(電気自動車)を利用する「V2H技術 ※1」への注目が高まっています。
※1 V2H : ビークルトゥホーム(Vehicle to Home)の略称。 EVやPHV(プラグインハイブリッド車)のバッテリーに蓄えられている電力を住宅の分電盤に接続し、家庭内の照明や家電製品などを動かす電力として使用することができるシステムの総称。
国際航業は、太陽光発電システムや定置型蓄電システム、EV、V2Hを導入した際の経済効果を簡単に診断できるシミュレーションサービス「エネがえるEV・V2H」のβ版を提供しており、本年初夏に正式版をリリースする予定です。
また、パイオニアは、勾配などの道路データや毎秒の交通量(渋滞など)、ドライバーの走行実績情報(走行速度や加速度など)まで考慮する高度なルート最適化技術と特許取得済みのエネルギー効率推定技術(燃費/電力消費率)を組み合わせ、走行ルートにおけるEVの消費電力量を高精度に算出する「EV消費電力推定技術」を保有しています。
EV・V2H経済効果試算ツール「エネがえるEV・V2H」がパイオニアのGXソリューションと連携
~移動データを基にしたシミュレーションで導入効果を高精度に算出~
エネがえるEV・V2Hは、むずかしい太陽光・蓄電池・EV・V2H(及び充電器)と最適な電気料金プランを誰でも簡単に診断できるクラウド型サービスです。導入700社以上のエネがえるのEV・V2H対応版で、太陽光・蓄電池販売施工店、大手住宅メーカーやビルダー、大手電力・ガス会社など再エネと蓄電池、EV・V2HまたはEVと充電器の拡販をしたい全国のエネルギー関連事業者で続々と導入されています。
EV導入(電費)によるガソリン代削減効果だけではなく、太陽光発電有無や定置型蓄電池有無、V2HかEV充電器か等の組合せで電気代削減と売電収入も加味したシミュレーションが誰でも簡単に5分で完了します。
以下のような特長があります。
ガソリン代削減+電気代削減+売電収入の試算
ガソリン代+電気代+売電収入を5分で自動計算。提案書自動作成。EVは57車種・定置型蓄電池は80製品からプルダウンで選ぶだけ。V2HまたはEV充電器どちらでも診断可。さらに太陽光有り無し、定置型蓄電池有り無し、電気料金プラン100社3,000プランから選び試算が可能です。
太陽光+定置型蓄電池+EV+V2H or EV充電器の組合せ提案
太陽光・蓄電池経済効果試算ツールのエネがえるチームが独自開発しました。EV導入(電費)によるガソリン代削減効果だけではなく、太陽光発電有無や定置型蓄電池有無、V2HかEV充電器か等の組合せで電気代削減と売電収入も加味したシミュレーションが誰でも簡単に5分で完了します。大手太陽光メーカーも採用するエネがえるシリーズだから安心。太陽光発電+EV+充電器、太陽光発電+EV+V2H等のパターンで診断できる。トライブリッド(太陽光+EV+定置型蓄電池+V2H)の診断にも対応しています。
100社3,000プラン以上の電気料金プランに対応
電気料金プランは燃調費単価含め100社3,000プランを月1自動更新で手間なしです。エネがえるチームが月1回膨大で煩雑な大手電力と新電力上位100社の電気料金プランを調査し、基本料金単価・電力量料金単価(従量料金単価)・燃料調整費単価を最新単価にアップデート。再エネ賦課金は年1回5月にメンテナンス。そのため、エネがえるEV・V2Hユーザーは、調査等の手間なく最新の料金プラン毎の単価や燃料調整費をもとにお客様にEV・V2Hの提案が可能になります。
EV57車種・蓄電池80製品に対応(プルダウンで選ぶだけ)
EV電気自動車は大手メーカー(国内外)の57車種の蓄電池容量や電費等のデータベースを完備。随時新規車種登録更新をしていきます。また定置型蓄電システムも国内主要メーカーの製品を99%カバー。プルダウンで選択するだけでシミュレーションが可能です。
電気代上昇率を反映した長期経済効果も簡単に試算
電気代上昇率を加味したEV・V2H経済効果シミュレーションが可能です。たとえば、太陽光+EV+V2Hや太陽光+蓄電池+EV+V2H(トライブリッド)のような提案をする際は、電気代が高騰すればするほど、太陽光自家消費及び余剰電力を蓄電池やEVに蓄電して活用できるため、経済効果は高まります。そういったシナリオもカンタンに試算してお客様に提示することが可能です。
大手住宅会社・電力ガス会社・販売施工店等導入実績多数
エネがえるは2015年リリース以来、住宅用、産業用を始め、大手有名太陽光・蓄電池メーカーや大手総合商社や専業商社、国内No1クラスの販売施工店複数社、大手電力・ガス会社、大手住宅会社、大手コンサル会社、地方自治体など業界をリードするエネルギ9-関連事業者に導入されています。そのため、これからシミュレーションを使われる事業者様でも診断精度やサポートなども安心して導入いただけます。
「EV消費電力推定技術」×「EV・V2H経済効果シミュレーション」の融合による新たな価値は?
今回、上記特長を持つ「エネがえるEV・V2H」とパイオニアの「EV消費電力推定技術」を連携させることにより、EVの出庫・帰庫のタイミング(駐車時間帯)や帰庫時のEV充電状態(SoC:State of Charge)、出庫時に必要なSoCの高精度な予測が可能になります。
予測・算出したデータをAPI連携するため、シミュレーション精度の向上と入力作業の効率化が実現します。
両社は、シミュレーション精度を向上した「エネがえるEV・V2H」を太陽光発電システムのメーカーや施工販売店、設置事業者のほか、EVを扱うカーディーラーやリース会社などに提供することで、国内におけるV2Hの利用や太陽光発電の普及促進とともに、EVへの切り替えによる脱炭素化に向けた取り組みを推進してまいります。
パイオニアのGX活動について
パイオニアは、誰もがモビリティ分野における脱炭素への一歩を気軽に踏み出せる仕組みをつくる、カーボンニュートラル実現に向けた取り組み「Pioneer Green Mobility Program」を推進しています。
独自の燃費/電力消費率推定技術などを活用したプラットフォーム「Piomatix for Green」で、自動車のCO2排出量を可視化し、 CO2排出削減につながるEVへの切り替えやシェアモビリティなどの提案、それらによる貢献インパクトを可視化するソリューションを提供することで、ドライバーや車を利用する事業者の“車移動に対する意識改革”を推進し、モビリティ領域の脱炭素化をリードします。
URL:?パイオニアGX活動
EV・V2Hを扱うこんな企業や担当部署の方はぜひご相談ください
以下に当てはまる方には、EV・V2H経済効果試算ツール「エネがえるEV・V2H」がパイオニアのGXソリューションと連携のご提案により新しいEV・V2Hの拡販アプローチをご提案できると思います。
・電気自動車メーカーや大手太陽光・蓄電池メーカーで特に再エネ×EVを意識した事業戦略を推進中の事業部長
・自動車ディーラーやカーリース、レンタカー事業者などで再エネ×EV・V2Hを推進する支店や事業部
・EV関連事業を推進する大手商社や再エネ関連設備の専業商社
・大手電力会社や大手ガス会社のEV関連事業部や新規事業部
・大手住宅メーカーやビルダー・工務店で太陽光・定置型蓄電池・EV・V2H(トライブリッド等)を拡販したい企業の事業部長
・太陽光・蓄電池の販売施工店やEPC事業者で、蓄電池の代わりに中古EVや容量単価で勝るEVを提案強化したい企業の経営者
・大手ネット関連事業者の新規事業でEVとEV充電器やV2Hを絡めた新規事業を立ち上げる事業開発担当
※エネがえるEV・V2Hは現段階では住宅・家庭用に最適化されていますが、今後は事業者向け・産業用複数台EV導入支援にも拡張予定です。
事業者向けや産業用途は別途ご提案しますので遠慮なくご相談ください。
太陽光 蓄電池 経済メリット試算ツール 「エネがえる」とは?
「エネがえる」のビジョンは“むずかしいエネルギー診断をかんたんにカエル”です。太陽光 蓄電池 経済メリット試算ツール 「エネがえる」は、住宅用から産業用まで太陽光パネル・蓄電システムおよびEV・V2H(または充電器)の販売に関わる営業担当者が、誰でもカンタンに需要家・施主向けの提案書を自動作成できる経済効果の試算ツールです。
計算が難しい太陽光・蓄電池導入の経済効果を誰でも専門知識なしにシミュレーションできるエネルギー診断特化型クラウドサービス(SaaS形式/API形式の2タイプ)として大手電力会社や有名太陽光・蓄電システムメーカー・国内TOPクラスの販売施工店まで全国700社以上に提供しています。2023年初夏よりEV・V2Hの経済効果を試算できるエネがえるEV・V2Hの正式版の販売開始を予定しています。
■太陽光 蓄電池 経済メリット試算ツール「エネがえる」公式サイト
・エネがえるASP(住宅用太陽光・蓄電池提案用)
・エネがえるBiz(産業自家消費提案用)
・エネがえるEV・V2H(EV・V2H提案用)
サービス資料:エネがえるEV・V2H(EV・V2H導入効果試算):
無料30日トライアル登録(いますぐエネがえるEV・V2H全機能を試す):
相談先(太陽光・蓄電池シミュレーションエキスパート)
国際航業株式会社 公共コンサルタント事業部カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG
執筆者:樋口 悟
執筆者の略歴:国際航業株式会社エネルギー部デジタルエネルギーグループ。エネルギー診断クラウドサービス「エネがえる」担当。1996年東京学芸大学教育学部人間科学課程スポーツコーチ学科卒業。1997年上場大手コールセンター会社に入社、2000年大手上場小売企業グループのインターネット関連会社で最年少役員に就任。2011年に独立起業。大企業向けにSNSマーケティングやアンバサダーマーケティングを提供するAsian Linked Marketingを設立。30以上の大手上場企業のプロジェクトを担当。5年で挫折。2016年国際航業株式会社新規事業開発部に入社しエネルギー領域の事業開発、エネがえる事業開発を担当。
太陽光・蓄電池経済効果シミュレーションの国内唯一のエキスパートとして、大手電力・ガス会社、有名太陽光・蓄電池メーカー、全国販売施工店・工務店など約700社以上と、最近ではエネルギー政策立案サイド(国・官公庁・地方自治体)で太陽光・蓄電池推進政策をしている方々へもエネがえるを活用した太陽光・蓄電池経済効果シミュレーションやアドバイスを提供している。
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