なぜエネがえるBizを導入すると産業用太陽光・産業用蓄電池が売れるようになるのか? 成約率アップの科学

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国際航業株式会社カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

樋口 悟(著者情報はこちら

国際航業 カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS・APIサービス「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)のBizDev管掌。AI蓄電池充放電最適制御システムなどデジタル×エネルギー領域の事業開発が主要領域。東京都(日経新聞社)の太陽光普及関連イベント登壇などセミナー・イベント登壇も多数。太陽光・蓄電池・EV/V2H経済効果シミュレーションのエキスパート。お仕事・提携・取材・登壇のご相談はお気軽に(070-3669-8761 / satoru_higuchi@kk-grp.jp)

簡単 自家消費 シミュレーション
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なぜエネがえるBizを導入すると産業用太陽光・産業用蓄電池が売れるようになるのか? 成約率アップの科学

概要

本記事では、自家消費型太陽光経済効果シミュレーター「エネがえるBiz」の導入が、太陽光発電システムと蓄電池の販売成果向上にどのようにつながるかを、科学的かつ実践的に解説します。市場の現状と課題、エネがえるBizの特徴、導入効果、そして今後の展望について詳しく説明していきます。

1. はじめに:産業用太陽光・蓄電池市場の現状と課題

近年、脱炭素化の流れや電力コストの上昇を背景に、産業用太陽光発電システムと蓄電池の需要が急速に高まっています。しかし、その普及には依然として課題が存在します。国際航業株式会社が実施した調査によると、産業用自家消費型太陽光・蓄電池の営業を受けたものの導入を見送った企業の経営者・役員の38.1%が「設置費用が予想より高かったから」、31.4%が「経年劣化や耐久性が心配だったから」と回答しています。

さらに注目すべきは、25.7%の回答者が「経済効果が明確に想像できなかったから」と答えていることです。この結果は、産業用太陽光・蓄電池システムの導入を検討する企業が、その経済的メリットを十分に理解できていないことを示唆しています。

また、同調査では、営業担当者から経済効果のシミュレーションを提示されなかった経営者・役員が51.5%にも上ることが明らかになりました。さらに、シミュレーションを提示された場合でも、43.6%が経済効果を十分に想像できなかったと回答しています。

これらの結果は、産業用太陽光・蓄電池システムの販売において、経済効果を明確かつ説得力のある形で提示することが極めて重要であることを示しています。そこで注目されているのが、自家消費型太陽光経済効果シミュレーター「エネがえるBiz」です。

2. エネがえるBizの概要と特徴

エネがえるBizは、国際航業株式会社が開発・運営する自家消費型太陽光経済効果シミュレーターです。このツールの主な特徴は以下の通りです:

  • 高精度なシミュレーション: 独自の試算ロジックにより、簡単かつ高精度なシミュレーションが可能です。
  • 豊富なデータベース: 100社3,000プラン以上の電気料金プラン単価データベースを月1回更新し、最新の情報を反映しています。
  • 使いやすさ: インストール不要のクラウド型サービスで、ブラウザから5秒で即日利用可能です。
  • 迅速な診断: 通常3日程度かかる経済効果試算を5分で自動診断できます。
  • 信頼性: 有名大手太陽光・蓄電池メーカーの6割、国内最大手の販売施工店も導入する安心の診断精度を誇ります。
  • 実績: 年間15万件以上のシミュレーション実績があり、業界TOPシェアを誇るクラウドサービスです。

これらの特徴により、エネがえるBizは産業用太陽光・蓄電池システムの販売プロセスを大きく改善し、成約率の向上に貢献しています。

3. エネがえるBiz導入の効果

エネがえるBizを導入した企業では、顕著な成果が報告されています。以下に、具体的な事例を紹介します。

3.1 共伸興建株式会社の事例

共伸興建株式会社では、エネがえるBiz導入後に以下の効果が得られました:

  • 提案リードタイムの短縮: 自家消費型太陽光の提案リードタイムが30日から5日(1/6)に短縮されました。
  • 新人の早期戦力化: 入社2ヶ月目の新人が難易度の高い自家消費型太陽光の試算・提案を作成できるようになりました。
  • 受注の増加: 導入3ヶ月で自家消費案件を受注し、その後も複数案件を受注しています。

3.2 株式会社WQの事例

再エネ設備機器商社である株式会社WQでは、以下の成果が報告されています:

  • シミュレーション回答時間の短縮: 自家消費シミュレーション回答が1ヶ月から5日以内に短縮されました。
  • 受注件数の増加: 導入後6ヶ月で13件の自家消費案件を受注しました(最大850kW規模)。
  • 新人教育への活用: 異分野からの中途入社の新人への教育ツールとしても活用されています。

3.3 サンライフコーポレーションの事例

サンライフコーポレーションでは、エネがえるBiz導入により以下の効果が得られました:

  • シミュレーション時間の短縮: シミュレーション時間が30分から15分に短縮されました。
  • 提案件数の増加: 提案件数が月50件程度まで増加しました。
  • 高成約率の実現: ほぼ全ての提案が受注に繋がるようになりました。

これらの事例は、エネがえるBizの導入が太陽光・蓄電池の販売成果向上に直接的に寄与することを示しています。

4. 科学的根拠:シミュレーションの精度と信頼性

エネがえるBizの効果は、その高精度なシミュレーションと信頼性に裏付けられています。以下に、その科学的根拠を示します。

4.1 独自の試算ロジック

エネがえるBizは、電力消費量推計や最適な電気料金プラン選定の領域で独自特許2件を取得しています。この独自の試算ロジックにより、簡単かつ高精度なシミュレーションが可能となっています。

4.2 豊富なデータベース

エネがえるBizは、100社3,000プラン以上の電気料金プラン単価データベースを月1回更新しています。また、全国エリア毎の都市ガス料金データ、住宅用蓄電池製品データベース(29社150製品以上)、エコキュート製品の主要メーカーデータベース、全国都道府県・市区町村別の創蓄省エネ関連の補助金データベース(1,700件以上)を保有しています。これらの豊富かつ最新のデータにより、高精度なシミュレーションが可能となっています。

※高圧・特別高圧は大手10電力のHP公開単価をデータベース化。自動更新されます(当社専任チームが月1チェックし最新単価に更新)。さらにカスタム料金機能を使って、独自単価の設定や独自の料金プランの定義も可能。高圧の新電力の料金単価や未来の燃調費の単価を定義したシミュレーションや、PPA単価を反映した大手電力からの切替提案なども簡単にできます。

4.3 業界での信頼性

エネがえるBizは、有名大手太陽光・蓄電池メーカーの6割、国内最大手の販売施工店も導入する安心の診断精度を誇っています。また、年間15万件以上のシミュレーション実績があり、業界TOPシェアを誇るクラウドサービスとなっています。これらの実績は、エネがえるBizの信頼性を裏付けるものです。

5. 実践的活用方法:営業プロセスの改善

エネがえるBizの導入により、産業用太陽光・蓄電池システムの営業プロセスを大きく改善することができます。以下に、その実践的な活用方法を示します。

5.1 迅速な提案の実現

エネがえるBizを使用することで、通常3日程度かかる経済効果試算を5分で自動診断できます。これにより、顧客のニーズに迅速に対応し、競合他社に先んじて提案を行うことが可能となります。

5.2 説得力のある提案資料の作成

エネがえるBizのシミュレーション結果は、そのまま提案資料として使用できます。経済効果が明確に示されるため、顧客にとって分かりやすく、説得力のある提案が可能となります。

2024年冬には、エネがえるBizの出力レポート(Excel)が長期収支(PL)自動計算、投資回収期間の自動グラフ化、ROI自動計算に対応しアップデート予定です。自社の販売金額、メンテナンスや維持コスト、太陽光や蓄電池の劣化率、電気代上昇率などの諸元をエクセル内で設定すればROIや回収期間に反映される仕組みです。さらに便利になるエネがえるBizの診断レポートにご期待ください。

5.3 新人教育への活用

エネがえるBizは、操作が簡単で直感的なため、新人教育にも活用できます。例えば、株式会社WQでは、異分野からの中途入社の新人が1日でエネがえるBizの使用方法を習得し、すぐに提案作成に活用できるようになっています。

5.4 多様なニーズへの対応

エネがえるBizの豊富なデータベースと柔軟なシミュレーション機能により、顧客の多様なニーズに対応した提案が可能です。例えば、太陽光発電システムと蓄電池の組み合わせ、電気料金プランの最適化、補助金の活用など、顧客ごとに最適な提案を作成できます。

6. 市場調査結果の分析

国際航業株式会社が実施した市場調査の結果は、エネがえるBizの重要性をさらに裏付けています。

6.1 経済効果シミュレーションの重要性

調査によると、51.9%の回答者が「信憑性のある経済効果シミュレーションがあれば、負担額次第では自家消費型太陽光を導入したかった」と回答しています。この結果は、信頼性の高い経済効果シミュレーションが導入決定に大きな影響を与えることを示しています。

6.2 シミュレーションで見たい情報

回答者が経済効果シミュレーションで見たい情報として、以下が挙げられています:

  • 投資回収期間(41.9%)
  • 設置による電気代削減額や削減率(34.3%)
  • 投資コストと25年での電気代削減額とのバランス(28.6%)

エネがえるBizは、これらの情報を明確かつ詳細に提示することができます。

6.3 営業担当者の課題

別の調査では、88.8%の営業担当者が経済効果シミュレーションの信憑性や診断精度に「不安」を感じたことがあると回答しています。また、83.1%が顧客からシミュレーション結果の信憑性を疑われ、失注や成約が遅れた経験があると回答しています。

これらの結果は、信頼性の高いシミュレーションツールの必要性を強く示唆しています。エネがえるBizは、その高精度なシミュレーションと豊富なデータベースにより、これらの課題を解決することができます。

7. 今後の展望と結論

産業用太陽光・蓄電池システムの市場は今後も拡大が見込まれますが、その普及には経済効果の明確な提示が不可欠です。エネがえるBizは、その高精度なシミュレーションと使いやすさにより、この課題を解決する強力なツールとなっています。

エネがえるBizの導入により、以下のような効果が期待できます:

  • 提案リードタイムの大幅な短縮
  • 説得力のある提案資料の作成
  • 新人の早期戦力化
  • 成約率の向上
  • 顧客満足度の向上

これらの効果は、実際の導入事例や市場調査結果によって裏付けられています。

今後、エネがえるBizはさらに進化し、より高度なシミュレーションや新たな機能の追加が期待されます。例えば、オンサイト/オフサイトPPA事業者向けの経済効果シミュレーション、壁面太陽光発電量および経済効果シミュレーション、系統用蓄電池経済効果シミュレーション、RE100ロードマップ自動作成シミュレーション、産業用複数台EV導入効果シミュレーションなどを開発予定。

結論として、エネがえるBizの導入は、産業用太陽光・蓄電池システムの販売成果向上に直接的に寄与する科学的かつ実践的なソリューションであると言えます。その高精度なシミュレーション、使いやすさ、豊富なデータベース、そして実績に裏付けられた信頼性は、販売プロセスを大きく改善し、成約率の向上につながります。

太陽光・蓄電池の普及を促進したいメーカー、商社、販売施工店、電力・ガス会社の経営層と営業責任者にとって、エネがえるBizは不可欠なツールとなるでしょう。その導入により、より効果的な提案が可能となり、結果として太陽光・蓄電池システムの普及促進に大きく貢献することが期待されます。

参考資料

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