EVユーザー必見!太陽光+V2Hを導入したらどれだけお得になる?

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国際航業株式会社 事業統括本部カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG

成瀬夏実(著者情報はこちら

国際航業株式会社 事業統括本部カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・導入シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)を開発提供。

こんにちは。エネがえるチーム新メンバーの成瀬です。

「エネがえる」は、太陽光・蓄電池の経済効果シュミレーションですが、実は昨年からEV・V2Hのシュミレーションも可能になりました。

そこで、今回は、私が日産自動車のリーフに乗っているので太陽光とV2Hを購入した場合にどれくらいの経済効果があるのか検証してみます!

太陽光+V2Hを導入したらどれだけお得になる?

EVとV2Hとは?

EV(電気自動車)は環境に優しく、CO2や大気汚染物質を排出しないため、地球温暖化防止に貢献します。燃費効率が高く走行コストが低い上、静音性が高く騒音も少ないです。また、メンテナンスコストも低く抑えられます。

私も環境に配慮した行動を取るにはまずは自動車をEVに替えるところから、と思い環境に優しい日産リーフに乗り換えました。

V2Hとは、EVのバッテリーを家庭の電力源として活用できます。夜間の安価な電力を充電し昼間に使用することで電力料金を削減できます。また、停電時には非常用電源として利用が可能です。

我が家はEVにはしたけど、V2Hは導入していないパターンです。

V2Hを導入しなかった理由としては、初期導入費用が高額です。太陽光発電や蓄電池なしで単独で導入すると、初期コストに見合うだけの経済効果が得られにくいこと。電気料金の削減効果があまりでないこと。災害時や停電時のバックアップ電源としての効果はありますが、日常的な経済効果としては評価しにくい点があげられます。

そのためV2Hの最大のメリットは、太陽光と組み合わせたときに発揮されるということです。

昼間の余剰電力を有効活用:太陽光で発電した余剰電力を電気自動車に充電し、夜間に家庭で使用することで電力の自給自足が可能になります。

売電収入の増加:太陽光の余剰電力を売電することで、電力料金の削減に加えて売電収入が得られます。

経済効果シュミレーションの条件

今回は、2024年に新たに太陽光発電とV2Hを購入した場合を想定して、20年間で得られる経済効果を算出しました。

・4kWの太陽光発電を設置
・神奈川県在住
・共働き世帯で、主に夜間に電気を使う
・オール電化
・1ヶ月の電気使用量は424kWh
・電気料金プランは、スマートライフプランS
・太陽光発電の設置は2024年度(つまり売電単価は16円/kWh)
・V2Hはオムロン マルチV2Xシステム
・電気料金の上昇率は2%
・電気自動車の年間走行距離は5000km
・現在は日産自動車リーフ(2016年型)

太陽光とV2Hを導入した場合

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20年間の経済効果は、1,597,546円になりました。

20年間で電気料金の上昇率2%の場合、太陽光を導入しなかった場合の光熱費は447万円ですが、導入した場合の光熱費は288万円となります。

支払いシュミレーションしてみると、毎月の実質負担額1,270円になります。

太陽光と蓄電池とV2Hを導入した場合

では、より経済効果を高めたい場合は、蓄電池も導入するとどうなるでしょうか。

20年間の経済効果は、2,486,850円になりました。

最近は、太陽光、蓄電池、V2Hの3つを導入したい人もいるので、メーカーからもトライブリッドシステムという商品も出ています。トライブリッドシステムは、太陽光発電、蓄電池、そしてEVを統合的に管理・運用するシステムです。このシステムは、各電源の特徴を活かして効率的に電力を供給・管理することで、家庭のエネルギー自給率を高め、電力コストを削減することができます。

EV購入検討者の再エネ自家消費意欲調査

電気代高騰受け、EV購入検討者の95.5%が「再エネ自家消費」での電気代削減に意欲を持っています。EV(電気自動車)の購入検討者111名を対象にした意識調査では、以下のような結果が得られました。

活用したい「再エネ自家消費」のパターンは?

・EV+V2H:43.2%
・太陽光+EV+V2H:41.4%
・EVのみ:34.2%
・太陽光+EV+定置型蓄電池:31.5%
・その他:0.0%
・わからない/特にない:2.7%

このようにEV購入検討者でも、V2Hの他に、太陽光を導入したいと思っている人が4割程度いました。

[独自レポートVol.3]電気代高騰受け、EV購入検討者の95.5%が「再エネ自家消費」での電気代削減に意欲 〜8割以上が「ガソリン代削減+電気代削減の経済効果の試算」を希望〜

まとめ

今回の太陽光とV2Hの経済効果シュミレーション、いかがでしたでしょうか?

太陽光とV2Hを導入することで、電気料金の大幅な削減が期待できることがわかりました。

特に、EVユーザーにとっては、再生可能エネルギーを効率的に利用することで、経済的なメリットが大きくなります。V2Hのみの導入では経済効果が限定的であり、太陽光や蓄電池との併用によって初めて最大の効果が発揮されます。

環境への配慮と経済的なメリットを両立させるために、太陽光発電とV2Hの導入を検討してみるののもいいかもしれませんね。

 

 

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国際航業株式会社 事業統括本部カーボンニュートラル推進部デジタルエネルギーG。国内700社以上・導入シェアNo.1のエネルギー診断B2B SaaS「エネがえる」(太陽光・蓄電池・オール電化・EV・V2Hの経済効果シミュレータ)を開発提供。

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