低圧事業所は、電灯と動力などの契約と、平日・定休日の需要を先に確認します。月の電気料金だけから、発電した電気をすべて使えると判断しないことが重要です。
対象:販売施工店・住宅会社・小売電気/ガス・商社・メーカー・EPC・PPA・リース等の提案担当者
接点づくりから次の合意までの手順
| 手順 | やること |
|---|---|
| ① 接点・アポ | 空調・給湯・電気設備更新、地域金融紹介 |
| ② 最初に集める | 電灯/動力契約・営業時間・定休日・季節・屋根権利 |
| ③ 比較・シミュレーション | 契約単位でBiz等の対応を確認。仮需要と実測を区別 |
| ④ 次の段階へ進む条件 | 休日余剰、設備接続、停止時間を現調で確定 |
| 起こしやすい誤り | 月合計だけで全発電を自家消費する前提にする |
| 持ち帰るもの | 契約分割図/営業カレンダー |
| 見る指標 | 契約確認率、実測精査移行、再見積率 |
そのまま使える会話案
平日と定休日で使い方が違うので、月の電気代だけでは決められません。まず契約が何本あるかと営業時間を確認し、余る時間がどれくらいありそうかを見ます。
設計・施工・O&M:契約時の前提を運開後までつなぐ
| 段階 | 責任を持つ人 | 渡すもの | 次へ進める条件 | 戻す条件 |
|---|---|---|---|---|
| 仮説提案 | 営業 | 概算・仮定・次の質問 | 比較する価値と精査への合意 | 屋根権利・需要・予算が成立しない |
| 精査 | 試算担当+営業 | 原データ・入力・結果・機器候補 | 単位・期間・契約・比較基準が一致 | 資料欠落、メーカー出力との未説明差 |
| 現調・設計 | 設計・施工責任者 | 屋根・配線・置場・連系・工程・工事範囲 | 現地と設計、保証、責任分担を確認 | 容量減、追加工事、工期変更 |
| 契約 | 営業+契約担当 | 最終見積・試算版・条件・除外・窓口 | 顧客理解、必要な審査・確認 | 補助・融資・屋根契約等が未確定 |
| 工事待ち・施工 | 施工管理 | 進捗、停電、変更、近隣、安全計画 | 必要手続、資材、工程の確認 | 条件変更時は再試算・再同意 |
| 引渡し | 施工+CS | 竣工・設定・機器番号・保証・使い方 | 動作・表示・窓口を顧客と確認 | 不具合・未完・書類欠落 |
| O&M・効果確認 | 保守+CS | 実測、請求、設定、異常履歴 | 原因分類→是正→結果連絡 | 経済性差を即故障・即責任なしと決めない |
営業→設計→施工の引継ぎ票
案件ID:
顧客に提示した試算ID・版:
採用案/比較して見送った案:
需要・発電・料金・設備費の根拠:
現調で未確認の箇所:
契約に含む工事/含まない工事:
連系・補助・融資の確定状況:
顧客が重視すること/避けたいこと:
変更すると再説明が必要な条件:
次の担当・期限・顧客連絡日:
顧客に提示した試算ID・版:
採用案/比較して見送った案:
需要・発電・料金・設備費の根拠:
現調で未確認の箇所:
契約に含む工事/含まない工事:
連系・補助・融資の確定状況:
顧客が重視すること/避けたいこと:
変更すると再説明が必要な条件:
次の担当・期限・顧客連絡日:
運開後「電気代が下がらない」への初動
ご不安な点を確認します。まず請求の対象期間と、設備が動き始めた日をそろえます。そのうえで、使用量、料金単価、天候・発電量、蓄電池設定を順に確認します。試算時の条件との差と、点検が必要な箇所を分け、確認結果を[日時]までにお返しします。
コピーして使う記入テンプレート
本文を選択してコピーし、自社案件の条件を記入してください。以下は記入例ではなく空欄のテンプレートです。
T02 二段階提案の前提票
段階:概算/実データ精査/現調後
案件ID・版:
比較する案と基準案:
確認済み:
仮定した値と根拠:
仮定が変わると影響する項目:
今回言えること:
今回まだ言えないこと:
次に必要な資料:
取得担当・期限:
正式提案へ進める条件:
案件ID・版:
比較する案と基準案:
確認済み:
仮定した値と根拠:
仮定が変わると影響する項目:
今回言えること:
今回まだ言えないこと:
次に必要な資料:
取得担当・期限:
正式提案へ進める条件:
T04 買い手が持ち帰る一枚
今回決めたいこと:
選択肢:現状継続/案A/案B
比較期間と共通条件:
初期費用・毎月費用・将来費用:
得られる効果と条件:
工事・運用の負担:
まだ確認できていないこと:
誰が確認するか:
次回の判断日:
進める条件/見送る条件:
選択肢:現状継続/案A/案B
比較期間と共通条件:
初期費用・毎月費用・将来費用:
得られる効果と条件:
工事・運用の負担:
まだ確認できていないこと:
誰が確認するか:
次回の判断日:
進める条件/見送る条件:
よくある質問
検針票を出さないと何もできない?
最初の条件整理はできます。確定した経済効果を出す段階では、必要な期間のデータで精査します。
概算と精査を分け、今出せる資料を確認
30分データを入れるなら30分で計算?
入力の粒度と内部の計算粒度は別です。使用する製品の処理方法を確認して説明します。
Bizの1時間計算と30分最大需要を混同しない
回収年数が短いなら契約してよい?
工事範囲、屋根の条件、支払、保守、変更時の扱いまで確認してから判断しましょう。
経済性だけで技術・契約審査を省略しない
根拠と適用範囲
手順・台本は実務で使うための編集例です。特定企業の発言や、成約率の改善を保証するものではありません。設備・料金・機能は提案時の条件で確認してください。
自社案件の提案・試算を相談する
止まっている工程、手元の資料、比較したい案をお知らせください。無料相談で必要な情報と進め方を整理します。正式な試算・設計代行などの有償作業は、範囲と費用を別途ご案内します。
