05 / 荷重・風
軽くするだけで終わらない、荷重と固定の確認
重さの集計は調査の一部です。平均値を、部材や接合部の安全性に読み替えないでください。
1. 数える荷重の範囲
比較表ではパネル、取付材、追加設備を分けます。屋根全体で平均した値と、実際に支持部へ伝わる力は同じではありません。ラボのkg/m²は質量の目安であり、許容荷重との合否判定には使いません。設計では適用する条件と単位をそろえます。
2. 屋根端部と中央部
端部からの距離は、割付に大きく影響する入力です。初期余白をそのまま施工基準にせず、設置形態・建物・製品の資料から設定します。どの条件に基づいた距離かを保存すれば、後から配置が変わった理由を追えます。
3. 軽量化と耐風性
重量の違いによるメリットと、固定部の検討は別欄にします。軽量案を候補にしたら、適合する下地・工法の試験資料や施工条件を確認します。安全に関わる未確認項目を、発電量や利益の高得点で相殺する採点は行いません。
4. 補強・軽量化・部分設置
従来型と補強、軽量製品、設置面積を減らす案を同じ評価期間で比較します。補強費は見積もりを使い、分からない段階では上下のケースを作ります。どの費用が変わると結論が逆転するかを調べ、調査の優先順位を決めます。
この屋根で確認する4項目
- 追加荷重の内訳はあるか
- 固定部・支持部を確認したか
- 地域条件の根拠はあるか
- 補強見積もりを取ったか
このテーマを自分の条件で確かめる入力済みの条件は同じタブ内で引き継ぎます。
参照する一次資料
本文は資料の転載ではなく、比較検討のための編集です。個別適合の判断には、原典の本文と対象製品の施工要領を確認してください。
- 建物設置型太陽光発電システムの設計・施工ガイドラインNEDO · 2025年版
屋根・壁面に設置する従来型システムの設計・施工。個別の建物・製品への適用条件は本文で確認。
- フレキシブル太陽電池の設計・施工ガイドライン公開NEDO · 2026-03-18
ペロブスカイト、CIS、薄型結晶シリコン等。製品保証・市場価格を示す資料ではない。
