11 / 経済性
最大容量と最大利益を分けて比較する
設備を増やせば利益も同じ割合で増える、とは限りません。使う電気、売る電気、更新費をそろえます。
1. 自家消費と売電
ラボは年間発電量に入力した自家消費率を掛け、自家消費分を回避単価、余剰分を売電単価で評価します。需要データから率を推定しているわけではありません。案ごとの時間帯差や容量増に伴う余剰増は、この共通率の概算では表せません。正式比較では需要と発電の時系列を合わせます。
2. 長期収支の費用
初期費、補強、保守、PCS交換、改修時の脱着、最終年の撤去を計上します。初版は税・補助金・借入・電気料金上昇・保険・残存価値を計算しません。入力した交換年を変えても、モジュール性能は自動回復しません。PCS交換として扱うためです。
3. 同じ契約条件で比較する
自己所有、PPA、リースでは支払時期と責任範囲が違います。初版の収支は自己所有の簡易モデルです。PPA単価を設備単価欄へ入れて代用せず、契約別の支払い、保証、途中終了条件を別途比較します。税別・税込の基準もそろえます。
4. 結論が変わる条件を見る
発電量15%低下、初期設備費20%増加の感度分析はストレスケースであり、発生確率を示しません。順位が頻繁に入れ替わる場合は、効率の微差より見積もりや需要実績の取得を優先します。NPVは年末キャッシュフローを入力割引率で割り引く値です。
この屋根で確認する4項目
- 需要と自家消費率の根拠はあるか
- 見積の含有範囲を統一したか
- 交換・撤去を入れたか
- 評価期間・税区分をそろえたか
このテーマを自分の条件で確かめる入力済みの条件は同じタブ内で引き継ぎます。
参照する一次資料
本文は資料の転載ではなく、比較検討のための編集です。個別適合の判断には、原典の本文と対象製品の施工要領を確認してください。
- 日射量データベース MONSOLA-20 / METPV-20NEDO · 公式提供ページ
月平均・時刻別の日射量。初版の計算画面はこのDBを自動取得せず、入力された年間原単位を使用。
- ModelChain:気象から発電出力を計算するモデルpvlib公式ドキュメント · 公式API資料
時系列発電計算の参考。初版の年間概算モデルと区別。
