ENEGAERU / IDEA TO IMPLEMENTATION
事業の進め方に合わせて、
予算と収益モデルも設計する。
年間300万円のPoC構想から、600万円、1,500万円、5,000万円以上の基盤開発まで。固定費・利用量・成果・売上のどこを分担するか、バリューチェーンに合わせて相談できます。
年間予算を、作業の中身に分ける
| 配分項目(万円・税別) | 300万円 | 600万円 | 1,500万円 | 5,000万円の例 |
|---|---|---|---|---|
| 構想・要件 | 45 | 60 | 150 | 500 |
| データ整備・モデル | 60 | 120 | 300 | 1250 |
| 試作・開発・連携 | 105 | 240 | 600 | 1750 |
| 検証・運用設計 | 60 | 120 | 300 | 1000 |
| 改善・追加検証枠 | 30 | 60 | 150 | 500 |
| 合計 | 300 | 600 | 1,500 | 5,000 |
「改善・追加検証枠」は同じ予算内の作業配分例です。未使用分の返金や無条件の追加対応を約束するものではなく、契約で精算方法・変更手順を定めます。
焦点を絞ったPoC|年間300万円を検討する場合
一つの判断場面と主要仮説を検証する
| 相談する成果物の例 | 範囲を絞る考え方 |
|---|---|
| 代表データの確認、試作画面、限定した検証、次段階の判断材料 | 多地域・多製品・全自動本番運用を同時に対象にしない |
成果物の点数・対象件数・期間・体制は、この金額だけでは決まりません。最大の不確実性を先に確かめる作業へ配分し、残る範囲を見積もります。
業務パイロット|年間600万円を検討する場合
限られた利用者の業務で反復する
| 相談する成果物の例 | 範囲を絞る考え方 |
|---|---|
| 試作の改善、合意したAPI接続、比較帳票、利用者レビュー | 社外への広範な商用展開や高可用性は別途設計 |
成果物の点数・対象件数・期間・体制は、この金額だけでは決まりません。最大の不確実性を先に確かめる作業へ配分し、残る範囲を見積もります。
本番化を見据えた開発|年間1,500万円を検討する場合
限定した本番範囲と運用を整える
| 相談する成果物の例 | 範囲を絞る考え方 |
|---|---|
| 権限・監査、API連携、モデル管理、移行・運用手順 | 全機能・全地域・無制限利用を意味しない |
成果物の点数・対象件数・期間・体制は、この金額だけでは決まりません。最大の不確実性を先に確かめる作業へ配分し、残る範囲を見積もります。
複数事業者・施設群の基盤|年間5,000万円〜を検討する場合
複数部門や事業者が使う仕組みへ広げる
| 相談する成果物の例 | 範囲を絞る考え方 |
|---|---|
| 段階展開、データ基盤、権利管理、運用監視、個別連携 | 5,000万円は配分例。対象拡大・体制に応じて増額を検討 |
成果物の点数・対象件数・期間・体制は、この金額だけでは決まりません。最大の不確実性を先に確かめる作業へ配分し、残る範囲を見積もります。
予算が増減しやすい、10の条件
| 条件 | 見積もるときの確認 |
|---|---|
| 地理的な範囲 | 地域数、建物数、面数、必要なLOD・更新頻度 |
| データ品質 | 欠損、ID不一致、時刻・単位、手作業補完の量 |
| 製品別モデル | 仕様の数、温度・低照度・劣化特性、検証データの有無 |
| 発電推計 | 屋根/壁面、日陰、反射、積雪、時間粒度、要求精度 |
| 既存システム | 認証、基幹連携、既存コード、移行、承認フロー |
| 利用範囲 | 利用者数、施設数、ピークアクセス、再計算頻度 |
| 運用水準 | 監視、復旧、問い合わせ、更新・保守の責任 |
| 権利と審査 | データ利用・再配布、知財、セキュリティ審査 |
| 検証方法 | 現調・実測、第三者照査、代表ケース、受入試験 |
| 納期と体制 | 短納期、並行開発、外部関係者、レビュー可能な頻度 |
5つの契約・課金モデルを比較する
提供可能性を含めて個別に協議する選択肢です。割合や最低保証を本ページで一律に定めるものではありません。
| モデル | 費用の考え方 | 向く状況 | 先に合意すること | 注意する境界 |
|---|---|---|---|---|
| 年間固定 | 年度の範囲・成果物または体制に合意 | 年度計画、共創ロードマップ | 変更管理、未着手枠、年度をまたぐ費用 | 仕様変更や利用増を無制限に含めない |
| 月額固定 | 継続する開発・改善・運用の範囲に合意 | 反復して優先順位を変えたい | 対応範囲、稼働上限、繰越、解約・引継ぎ | 毎月の成果物と検収を確認 |
| 月額+従量 | 固定の維持費+定義した利用単位 | 利用量が成長するAPIサービス | 呼出・施設・計算件数、再試行、上限、通知 | API原価と自社サービス料金を混同しない |
| 月額+成果報酬 | 基礎費用+合意した成果の達成分 | 成果を計測・照合できる事業 | 成果の定義、基準値、帰属、検証、支払時点 | 導入や削減の全成果を開発だけに帰属させない |
| 完全レベニューシェア | 対象売上等を定義して収益を分配 | 販路と継続収益の見通しがある共創事業 | 負担投資、売上定義、控除、監査、最低条件、撤退 | 個別の事業性審査・協議。無償開発を保証しない |
図をテキストで読む
- 価値の入口:データ・製品・顧客接点を持つ人。メーカー、自治体、不動産、需要家などの利用権と役割を確認
- 価値をつくる:解析・計算・開発・運用を担う人。投入費用と責任範囲を可視化。既存資産と新規成果を区別
- 価値を届ける:販売・提案・保守・回収を担う人。販路、顧客対応、請求・回収、障害対応を明確にする
- 価値を分ける:固定・従量・成果・売上を組み合わせる。測定できる指標で精算。売上が伸びない場合の負担も決める
成果報酬・レベニューシェアで、曖昧にしない項目
| 論点 | 契約設計で整理する内容 |
|---|---|
| 対象 | どのサービス、顧客、地域、契約期間が分配対象か |
| 算定基礎 | 請求額か入金額か、税・返金・値引き・外部費用の扱い |
| 寄与 | 既存顧客、他の販売活動、製品性能などの影響をどう扱うか |
| 計測と監査 | 正本データ、閲覧権限、締め日、照合、異議の扱い |
| 投資と責任 | 初期開発、クラウド、API、販売、保守の負担者 |
| 権利 | 既存知財、新規コード、学習・検証データ、利用・再利用権 |
| 成長時 | 取引増、仕様拡張、追加投資、比率見直しの手順 |
| 不振・終了時 | 中止条件、未回収投資、顧客対応、移行、データ削除 |
経済効果連動の場合も、比較条件や基準期間を先に合意します。電力価格・天候・操業変化など外部要因を開発成果と混ぜない設計が必要です。
年間予算と、毎月の請求額は同じではありません
例えば年間600万円を単純に12で割ると月50万円ですが、これは年額の換算であり、月額契約価格の提示ではありません。一括・段階検収・月次など支払方法は個別に定めます。年間の総予算は「開発・改善費+API利用料+クラウド+データ+実測・現調等+その他の合意費用」で整理します。税と予備的な支出も別枠で確認します。
相談時に、一緒に作る比較表
| 比較案 | 初期・継続費用 | 収益と変動 | 判断材料 |
|---|---|---|---|
| 限定PoCで確かめる | 検証範囲を固定する | 事業収益はまだ前提にしない | 次に投資する根拠 |
| 月額で育てる | 継続体制・範囲を合意する | 利用量増は別途見込む | 改善頻度と運用負担 |
| 利用量に連動させる | 固定部分と変動単位を分ける | 低・標準・高利用の費用を比較 | 限界費用と収益性 |
| 共創事業として分け合う | 初期投資と撤退時負担も含む | 売上・成果の下振れを比較 | 販路、回収、責任、権利 |
技術と実装の根拠を確認する
国土交通省 PLATEAUの太陽光ポテンシャル推計事例 / エネがえるAPI仕様案内 / Biz公開API仕様 / NEDO フレキシブル太陽電池の設計・施工資料
地理空間解析、製品別モデル、データ変換、独自画面は個別開発の構成案です。既存APIの標準機能・契約範囲とは分けて確認します。ここで示す予算・進行例は本ページの企画例であり、公的資料の価格や推奨を表すものではありません。
