「検針票より、試算の電気代が安い」。まずは同じ月の使用量と料金条件を揃えましょう。差額を整理してから、kWh、契約容量、調整単価、割引の順に確認すれば、最初から入力し直す必要があるかを切り分けられます。
対象はエネがえるASPの住宅向け試算です。Bizの需要データやEV充電費の表示は、下の製品別ガイドをお使いください。
最初に見るのは、この4点です
- 比較する月と費用の範囲。同じ対象月・税区分の電気料金を比べます。検針票に含まれるガス代や他サービス料金は分け、請求月と使用対象月も確認します。
- 電気使用量のkWh。請求額だけでなく、入力した使用量と検針票のkWhを照合します。1か月の値から年間を推計した場合は、実際の12か月の使用量と一致するとは限りません。
- 料金プランと契約容量。同じ名前に見えても、基本料金の前提が異なると月の総額に差が出ます。契約のA・kVA・kWを取り違えないでください。
- 対象月の調整単価と割引。燃料費調整額、再エネ賦課金、セット割等の扱いを確認します。現在の請求条件を、別の時期の単価と比べていないかも見ます。
根拠:ASPの電気料金推計の仕組みと、実績との差が出る要因
https://faq.enegaeru.com/ja/articles/16298176
月別と時間帯別の使い方は、どう反映されますか
ASPは入力した使用量を基に、地域の月別傾向や選択した生活スタイルから月別・時間帯別の使用量を推計し、料金条件を反映します。基準月から推計する場合と、複数月の実績を入力する場合では、出発点が異なります。
月ごとのkWhが分かる場合は、その実績を優先します。生活スタイルの時間配分が実態と違う場合はカスタム型で調整します。料金プランの時間帯ごとの単価や、太陽光の自家消費量にも関わるため、総額だけを合わせるための調整には使わないでください。
契約容量が大きい場合に見るポイント
公式FAQでは、標準の「従量電灯C」は入力を簡素化するため6kVA相当を基本料金の前提とする例が示されています。実契約容量が大きいケースで請求額に合わせるときは、実際の基本料金・契約容量に対応するカスタムプランを登録し、診断の電力エリアも揃えて選びます。
基本料金が導入前後で同額なら、その差は削減額の計算で相殺される場合があります。ただし、契約や設備条件まで変わる案件へ一律に当てはめず、導入前後それぞれの前提を確認します。
根拠:標準の従量電灯Cと実契約容量の違いへの対応
https://faq.enegaeru.com/ja/articles/16298150
請求額と試算額の差を整理する
金額2つで差を整理します。原因を自動判定するツールではありません。ガス代・ポイント・他サービス料金は分けてください。
必要な金額を入力すると、差額と説明文を表示します。
お客様へ、そのまま説明するとき
電気代の差は、使用量と料金条件を分けて確認します。まず検針票と試算の対象月・kWhを揃え、次に契約容量、基本料金、調整単価、割引を照合します。条件を揃えたうえで、導入前後の削減額も確認してご案内します。
差が残ったら、ここまでの結果をそのまま使えます
入力済みの診断を保持し、世帯ID・診断ID、差がある月・金額、確認済みの項目をチャットへ添えてください。上のメモに「対象月」と「確認済みの項目」を追記すれば、説明を最初からやり直す手間を減らせます。既に送った情報は再送不要です。
新築で検針票がない場合は?
実績の照合ではなく、計画用の目安から始めます。既存の新築電力目安ナビで条件を選び、kWhを確認してください。入居後の実績が得られたら前提を更新します。
電気代ではなく、蓄電池の効果が画面とレポートで違います
既設太陽光に蓄電池を後付けする場合、WEBとレポートp7は蓄電池の追加効果、p9は既設PVの自家消費を含む参考値です。ページ番号だけでなく項目名・注記・版を確認します。同じ項目・条件に差が残る場合は、両方の結果を保持してください。蓄電池の上乗せ価値を分けて説明するガイドも使えます。
根拠:既設太陽光への蓄電池追加効果の最新表示仕様
https://faq.enegaeru.com/ja/articles/13366023



