「導入後のEV充電代が0円」は、充電が無料になるという意味とは限りません。家庭の電気代へ充電分が含まれるケースがあるため、家庭電気代と別表示のEV充電代を合計して、同じ費用範囲で比べましょう。
対象は住宅向けのエネがえるEV・V2Hです。産業用蓄電池や法人の複数台EVの設定へ、そのまま流用しないでください。
0円の項目だけで、得・損を判断しない
公式FAQの「太陽光なし・蓄電池なし・EV既設で充電器を新設する」例では、導入後の充電分は家庭電気代側へ計上され、別表示のEV充電代は0円になります。比較するのは、項目単体ではなく同じ範囲の合計です。
| 月の費用 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 家庭電気代 | 16,775円 | 23,702円 |
| 別表示EV充電代 | 3,906円 | 0円 |
| 合計 | 20,681円 | 23,702円 |
この例の差額は、20,681 − 23,702 = 月3,021円の増加です。「EV充電代0円」だけを取り出して、充電費用がなくなったとは説明しません。太陽光・ガソリン代・車両費等を含む別の案件の総合効果へ、この例の金額を当てはめることもできません。
根拠:EV既設で充電器を新設した場合の充電費の表示例
https://faq.enegaeru.com/ja/articles/11060233
家庭電気代とEV充電代を合計して比べる
別表示の費用を足し、月全体で比較します。太陽光の売電収入、ガソリン代、車両・設備費等を含む総合効果の計算ではありません。
必要な金額を入力すると、差額と説明文を表示します。
太陽光の余剰だけでEVへ充電したいとき
- EV/V2Hシミュレーション画面で、運転モードの「EVへの充電の設定」を開きます。
- 系統充電開始と系統充電終了を同じ時刻にします。公式FAQの例は23時〜23時です。
- 試算し、EV充電と売電の結果を確認します。
これはEVへの系統充電を行わないための設定です。余剰が必ずすべてEVへ入ることや、売電が必ずゼロになることを保証しません。
同じ操作を繰り返す前に、現在の診断を残してください。診断ID、EVの充放電設定、結果の該当箇所をチャットで共有すると、確認を進めやすくなります。既に送った情報の再送は不要です。23時〜23時を0時〜0時へ変えれば直る、と条件を見ずに断定することはできません。
根拠:EVへの余剰充電設定と、設定済みでも充電されない場合の確認方法
https://faq.enegaeru.com/ja/articles/8956088
お客様へ渡す説明例
EV充電代の0円表示は、費用が家庭電気代側へ含まれるケースがあります。今回は家庭電気代と別表示の充電代を合計して比較します。また、太陽光の余剰だけで充電する設定でも、余剰がすべてEVへ充電されるとは限らないため、充電量と売電量の結果を一緒に確認します。
昼間に車がない場合の比較もしたい
車が家にある時間と充電条件を分けたシナリオで比較します。既存の昼間不在のEV・V2H比較ガイドを使うと、年間の走行距離だけでは見えない条件を整理できます。
ガソリン車からの乗換えも比較したい
このページの電気料金合計に加えて、燃料費や車両費、保有期間等を揃えます。ガソリン代とEV充電代の比較ツールで、まず走行費の条件を整理できます。



